建前見学

お寺のメンテナンスをお願いしている
Ｍ車工務店さん＆Ｍ車設計事務所からお誘いいただいて建前の見学に行ってきました



Ｍ車工務店さんの現場は
重機を極力使わず職人さんたちの手で柱を組み上げます
職人さんたちが総出で木槌や金槌の音がコンコン・コーンコーンと小気味良く響いていました

機械の出す音と違って、人力が出す音は耳に優しいような気がします
おそらく、人の呼吸というのか、人のリズムに合っているのでしょうね



現場で作業をしている職人さんたちもテキパキ動きながらとても楽しそうでした
そして、その現場の横を通り過ぎる人たちは何やら興味深そうにシゲシゲと眺めていきます

人の力、人の心（喜び）が一つになっている場所は、見知らぬ人の心をも共鳴させる力があるんですね

実は昨日
子供に「お父さんの趣味は何？」と聞かれ返答に困ったのですが
ありました！
和尚の趣味は「Ｍ車工務店の現場見学」です

変な質問ばかりする素人を
面倒がらずに声をかけてくださる
Ｍ車工務店＆Ｍ車設計事務所に感謝です

秋めいて

今朝
外に出ると
サァーッと涼やかな風が吹いています

子供を学校に送り出し
窓を開けたままでいたら外からの風は
剃髪したばかりの和尚の頭には肌寒くタオルを一枚かぶりました

夕方の空には縦横無人の雲
秋はこのまま深まってくれるでしょうか？

実りの秋

今日は
曇りの一日
風も吹いて
たまにパラッと雨も

久方ぶりに過ごしやすい一日でした
そろそろ稲刈りも始まったようです
稲穂が重そうに頭を垂れて風に揺れていました

間違えて

お参りの帰路
バイパスの右折をしそびれて
気が付けば「ン？ン？ン？アレ！」

橋の手前を左折して撮った一枚です
車窓から見えていた夕陽も落ちてしまって・・・


ところで昨日
関東から久方ぶりの方が来山

宗教と犯罪
人の心と記憶
言葉のもつ怖さ等々
とても興味深い会話を(^_^)

とりわけ

江戸時代
カミソリ同心のお話しは
言葉を扱う人間にとって
とても貴重なお話しでした

本一冊を読むよりも
人と語らう一時間の方が
本何冊分にもなることがありますね

ひるがえって
和尚がお参りにうかがって何を伝えられているか？
反省・自戒！
でも、こういう経験がお話しの根っこを広げているはずですから(^_^;)

夕焼け小焼け

お参りに出かけて見た夕焼けです


そういえば
この二・三日お葬儀が多いのだそうです
この夏の暑さが影響しているのでしょうか？

暦では８日が白露
なるほど、夏の疲れの出る時期ですね・・・

この世には必ず出会いと別れがあります
しかし、その人とすごしたという思い出は消えることがありません

たとえば
この夕焼け
一人で見ただけでは、多分、忘れてしまうでしょう

でも、
大切な人と見たならば
どこかできれいな夕焼けを見たときに
「ああ、あのとき一緒に夕焼けを見たな」と思い出すことでしょう
そのとき思い出すのは夕焼けでしょうか？
・・・その人と見たという思い出ですよね

その恩い出も、大切な命ではないでしょうか？

とりとめのない文章になってしまいました<(_ _)>