流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

雨上がり

2021年10月26日 | 日記

おはようございます

 

きのう

一日中

降った雨も上がって

風もなく静かな朝です

 

夏の間

元気がなかった

ガーベラも勢いを取り戻し

 

   

 

肌寒い空気に

首をすくめた和尚に

"活"を入れてくれています

 

今夜は下弦の月

 

晴れていたら

夜空を見上げてみませんか

 

Have a good day ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新兵器

2021年10月25日 | 日記

おはようございます

 

昨日のこと

 

月曜日は

雨との予報だったので

 

雨が降る前に

先日枝打ちをして

乾かしておいた枝の

処理をしてしまおうと

 

篠竹の処分用にと

買い求めていた新兵器

電動枝切り鋏の試し切り

 

   

 

この新兵器

マキタの

バッテリーを

装着してはいますが

マキタの製品ではなく輸入物

 

しかし

農作業のプロでも

使っているという話を聞き

 

既に持っている

バッテリーが使えるので

本体だけ購入すればよい

 

ならば

買ってみようかと

密林さんでポチッ! 

 

使用結果は

回数をこなす場合や

枝径が1㎝を越えると

電動が圧倒的に便利です

 

これだと

朝仕事で作業をしても

その後、筆を持つ手が

震えることがありません

 

世の中

便利になったものだと

感心した和尚なのでありました

 

Have a good day ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝待月

2021年10月24日 | 日記

おはようございます

 

きのう

夜7時すぎ

東の空低い所に

オレンジ色の寝待月

 

   

 

真っ白な月も

きれいですが

オレンジ色も

穏やかで優しい色合い

 

いかにも

寝待月といった風情でした 

 

古の人たちの

ネーミングの上手さに脱帽です

 

Have a good day ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

城川茶堂群

2021年10月23日 | 日記

おはようございます

 

きのう紹介した

西予市野村町への道すがら

藁ぶきの屋根を目にしました

 

なんだろう?と

車を停めて近寄ると

お地蔵が祀られている

 

まるで

小さい舞台か

寄合所のような御堂でした

 

   

 

ずいぶん立派な

地蔵堂があるもんだと

再び車を走らせていると

 

またもや!

 

   

 

なになに?

 

   

 

城川茶堂群とな!?

 

群というからには

こういう古い御堂が

まだまだあるんだろうなあと

車を走らせていたら、なんと!!

 

   

 

新築したてのような

御堂まであるではないか!?

 

目指すお寺に着いて

話しを聞いてみると

 

城川町内の

集落ごとに

弘法大師や

庚申さま・観音さま

お地蔵さまなどを祀った

およそ一間四方の御堂があり

その数は50を超えるとのこと

 

集落の

集まりや宗教儀礼

お遍路や通行人の

お接待に使われたのだそうです

 

すべての御堂を

撮って!という声が

聞こえてきそうですが

 

いやいや

これくらいの数で

良しとするのがちょうど良い 

 

Have a good day ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急峻

2021年10月22日 | 日記

おはようございます

 

先週土曜日に

愛媛県西予市

野村町に出向きました   

 

野村町は

2018年6月に発災した

西日本豪雨で肱川が氾濫し

甚大な被害を被った町です

 

国の重要文化財

内子座で有名な

内子町を通り過ぎ

 

山際を

削るように作られた

国道を走って行くと

眼下に見えてきたのは

川幅いっぱいに伸びる

瀬張り漁の仕掛けです

 

   

この仕掛けに

戸惑った落鮎に

投網を放つ漁法が瀨張り漁とのこと

 

それにしても

なんと緩やかな流れでしょう

 

   

 

これが

あの氾濫をおこした川か?

と半信半疑で更に奥に進むと

 

道路から

10mほど下の

狭まった川には

いたるところに

石と言うよりも岩・岩・岩

   

 

   

 

大雨が

濁流となって

岩盤の山肌を削り

岩を押し流してきた痕跡です

肱川、恐るべし・・・・・

 

拙寺から

およそ3時間半

到着した先は安穏寺さま

 

世壽百歳で遷化された

先代住職さまの本葬儀

 

   

 

   

 

おりしも

西高東低の気圧配置

 

密を避ける事

通気を確保する事

境内で参列の方々も考慮し

雨戸・窓・障子を全て取り払い

スケルトン状態となった堂内を

冷たい風が吹き抜ける一日でしたが

 

法要を手伝って下さる

若いお寺様方のご尽力で

心に沁みる法要となりました 感謝多謝

 

Have a good day ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする