Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

where the light is ~ live in los angeles / john mayer

2010-10-22 19:00:36 | CD Review / My Favorite



私の師匠から奨められて、ジョン・メイヤーのDVDを購入しました。
師匠曰く、「無茶苦茶上手い!」・・・・おっと、さすが師匠、クラシックの先生
ながら実に幅が広い!

このライヴ盤、アコースティック・セット、トリオ・セット、バンド・セットの3部構
成で楽しめますが、これがホントにスゴイ!
冒頭のアコースティックセットはアコギ1本で歌いますが、最初からもう目が
テンになります。ギターも上手い、歌も上手いし声もいい、楽曲もいいとなれ
ば言うことなしですね。ブルースなんですが、結構複雑な伴奏を弾きながら
歌います。しかもクリーンプレイ! 驚きです。

知らなかったのですが、巷では、「現代の3大ギタリスト」の1人と言われて
いるのだそうですね。その3人とは、ジョン・メイヤー、デレク・トラックス、
ジョン・フルシアンテなんだそう。昔は、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、
ジミー・ペイジでしたね。昔は特段気にもしませんでしたが、今改めて言わ
れると、いったい何を基準にしての、〇大ギタリストなのか、気になります。(笑)
ジョン・フルシアンテなどは、レッチリでの演奏は別として、ソロアルバムを
聴くと、結構難解だったりしますし。。。まあ、否定するものでもありませんが、
やはり、自分には自分の贔屓のギタリストもいますからね。。。

でも、このジョン・メイヤーはホントに凄い。これは、「私の」〇大ギタリストに
入りました!

うん? 私の〇大ギタリストの基準は何だろうな? (爆)

 Toshi

静夜思

2010-10-18 05:30:00 | CD Review / My Favorite


ちょっと前の出来事なのですが。。。

10/2(土)、岡山に出張していました。
予定よりも早く仕事が終わったのですが、風邪気味だったこともあり、飲みにも行かず、夕方からホテルで寝ていました。

夕方から寝たせいか、深夜0時頃には目が覚めてしまい、暫くボーっとTVを眺めていたら、さだまさしの「今夜も生でさだまさし」というNHKの番組が始まったのです。

TVにしては珍しく、視聴者からの葉書を読むことが中心の番組なのですが、これが面白い。
結局、暗がりの中で1時間半、ずーっと観ていたら、番組の終わりに、生でギター一本、引き語りで歌うコーナーがあったのです。

この時の歌が、「静夜思」(せいやし)という歌だったのですが、静かな美しい曲で、ギターの伴奏もとてもよかった。久しぶりに、心が洗われたような大きな感動を覚えました。

翌日も、イメージが心に残って離れないので、早速CDを買い求めました。
「予感」という今年6月に発表されたアルバムに入っていたのですが、このアルバム自体がとてもいい!私的には、「帰去来」、「風見鶏」、「私花集」、「夢供養」と続く、初期の傑作と同じ雰囲気を持った作品だと感じました。(この頃、私が大ファンだったというだけだったりして。。。汗)

それはさておき、この「静夜思」。。。そもそもは、李白の漢詩なのだそうですね。

「ベッドの上で、霜が降ったような美しい月光の夜、私は一人頭を上げて、山上の月影を眺め、私は一人頭を垂れて、遠い故郷を思う。」・・・

この漢詩から詩想を発展させ、遠い故郷の君を思う恋心に、地球と月の関係を示す壮大な天体ドラマをさりげなく織り込み、美しい詩とメロディーを持つ歌になっています。

そういえば、初めてこの曲に触れた時というのが、まさに前述の通り、私もホテルの部屋で、独り寝の窓辺で、静かに物思いに耽りながら、この曲を聴いたのでした。。。心に残る訳です。

・・・・・なんちゃって。(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

因みに、タイトル曲の「予感」という曲も、とてもいい曲です。聴いていて、詩から膨らむイメージで、目頭が熱くなって困ります。
あと、このアルバムでは、全曲全てのギターパートを氏が演奏しているそうで、これが初めての試みだそうです。以外な感じがしますが、これも聴き所です。さだまさしといえば、YAMAHAの印象が強いですが、このアルバムでは、Martin D-45 DX('93)<Tree of Life>eや、Doriというナイロン弦ギターの音を堪能できますよ。お奨めの一枚です。

**しかし、最近では使用ギターまで記載しているのですから、さだまさしも、「その辺り」のリスナーを意識している、ということでしょうか。。。

Toshi

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[My Favorite] ひまわり

2010-08-14 00:44:43 | CD Review / My Favorite

台風の影響で、少し涼しくなったかと思ったら、今日はまたまた暑かった。昨日よりも+4℃。暑い夏が続きます。

夏といえば、ひまわり。
ひまわりといえば、福山雅治。大好きな曲です。

氏がギターで歌う「ひまわり」のステージを、Youtubeで見つけたので、皆さん
にも。。。
※残念ながら削除されてしまったので、別の動画に差し替えます。20210724

 
「ひまわり」といい、「桜坂」といい、「はつ恋」といい、「蛍」といい、、、、、
この人は、ホントに甘く切ないメロディを書きますね。

ところで、実は私、前川清の「ひまわり」も大好きなのです。カラオケは前川清Verで行きます。(爆)
 
 
皆さま、暑い夏が続きます。どうかお身体には気をつけて。

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しかし、この[My Favorite]、我ながら節操が無いとは思います。何でもありですが、どうかご容赦のほど。

 Toshi

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[My Favorite] Picnick from 「Guitalele Trip」/ KAZZ

2010-06-05 07:53:54 | CD Review / My Favorite

先日のLive Reportでお伝えしたKAZZですが、ギタレレの演奏がYoutubeにアップされていたので、皆さんにも。。。



KAZZは、ギタレレにウクレレの弦を張って演奏しているそうです。KAZZ曰く「ギターの弦が張ってあった時は変な音だったけど、ウクレレの弦を張ってみたら、凄くいい音になった」、のだとか。。。
素朴でいい感じと思いませんか?海に合いますね。

因みに、この曲は、アルバム「Guitalele Trip」に収録されています。


 
KAZZは葉山在住のミュージシャンなんですよ。

Toshi

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[CD Review] Portraits / 村治佳織

2010-02-27 17:26:51 | CD Review / My Favorite

イントロダクション付きの「サンバースト」が聞きたくて購入したCDなのですが、最近とても気に入っていて、iPodのプレイリスト上位に入ってます。
というのも、坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」や、クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」、ビートルズの「イン・マイ・ライフ」などのソロアレンジが収められいて、これがとてもいい感じなのです。ポップスファンにもお薦めできる編曲・演奏だと思います。 また、これで何度目の録音になるのでしょうか、ディアンスの名曲「タンゴ・アン・スカイ」も入っていて、とても聴き応えのある内容です。

このアルバムもそうですが、「サンバースト」の影響でナイロン弦のクラギの曲を聴く機会が増え、最近では、クラギの音が好きになってきました。
「サンバースト」は、そもそもスチール弦での録音なんですけどね。。。

■収録曲

[ 1]戦場のメリー・クリスマス(坂本龍一) 編曲/佐藤弘和
[ 2]タンゴ・アン・スカイ  
[ 3]ティアーズ・イン・ヘヴン(Clapton & Jennings) 編曲/佐藤弘和
[ 4]ジョンゴ
[ 5]エナジー・フロー(坂本龍一) 編曲/佐藤弘和

《ギターのための12の歌》より 編曲/武満 徹ア[ 6]星の世界
[ 7]インターナショナル
[ 8]失われた恋
[ 9]シークレット・ラヴ
[10]サマータイム

《ウエスト・サイド・ストーリー》組曲より 編曲/ジョージ・モレル
[11]アイ・フィール・プリティ
[12]マリア
[13]アメリカ

[14]夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2(Chopin) 編曲/フランシスコ・タレガ
[15]一億の祈り~映画『火垂るの墓』実写版より(谷川公子)
                         編曲/渡辺香津美
[16]トロイメライ(Schumann) 編曲/フランシスコ・タレガ
[17]愛のワルツ
[18]イントロダクション~サンバースト
[19]イン・マイ・ライフ(Lennon & McCartney) 編曲/イヨラン・セルシェル

私のイチオシは、[3]ティアーズ・イン・ヘヴンですね。ぜひ、コピーしてみたい1曲です。[1]戦場のメリー・クリスマスも、押尾コータローのソロアレンジとはまた違った良さがありますよ。
[18]サンバーストは、以前の録音よりも柔らかくなった印象があります。

初回限定特典で、DVD(夜想曲のビデオクリップ)が入ってます。お薦めの1枚!

YouTubeに、このティアーズ・イン・ヘヴンがアップされているのを見つけたので、とりあえず載せておきます。ご覧あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=ry23Xm1WNH4

 Toshi

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[My Favorite] San Francisco Bay Blues

2009-11-20 23:17:23 | CD Review / My Favorite
先日の記事で、今更ながらiPod nanoを購入した話をしました。その後、随分前の CDをジャンジャン放り込んで出張移動の時などに楽しんでます。
で、ちょい昔のCD。。。久々に聴いてハマり、プレイリストの上位を占めているのが、 これ。。。


Eric Claptonの「unplugged」です。あまりにも有名ですし、大好きなアルバムですが、この中でも特に、今、気に入っているのが、「San Francisco Bay Blues」です。 ギターのレッスンではカタい曲も多いので、その反動でしょうか(笑)。
 ゴキゲンな曲なので、皆さんもどうぞ。。。


如何でしょうか? 思わずカズーが欲しくなりますね!(笑)

 Toshi

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[CD Review] ヒューマリズムⅤ-Beyond the boundaries-/松原正樹

2009-07-30 22:25:34 | CD Review / My Favorite

私の目指すスタイルとは?」でも書いた通り、松原正樹さんは私の大好きなギタリストの一人ですが、今回、新作を(といっても昨年秋の発売ですので、新譜とはいえませんが・・・やっと)聴けたので、簡単ですがレポートします。

生演奏のグルーヴを追求するHumarhythmシリーズの5作目で、今回は、氏のソロデビュー30周年記念アルバムになっていて、錚々たるメンバーによる録音。(CDの帯では日本ドリームチームとの表現。まさに!)

松原正樹(Gt)
村上"PONTA"秀一(Dr)
後藤次利(Ba)
斉藤ノブ(Per)
井上鑑(Key)
佐藤竹善(Vo)
根本要(Vo)、他

今回は、全11曲のうち、なんと6曲が歌もの。テーマはAORだそう。
AORって、80年代のボズ・スキャッグスなどがはしりと言われてますが、Adult Oriented Rockとか、Album Oriented Rockとか、今ひとつ意味が曖昧です。が、氏は、ある雑誌(*)のインタビューで、次のように述べてます。
「僕が考えるAORは、歌と演奏の調和がよくて完成度の高いもの」

もうひとつ。

「最近、歌ものを聴いても、あの当時みたいにさ、間奏でギターソロがガーンと入るのってほとんどないよね」
「やっぱり間奏はギターソロでしょう。だからこのアルバムはまさにそういうふうに作りました。歌のギターが半々みたいな。」

もう、ワクワクしながら聴きました。。。
まあ、ひいき目もありますが、松原正樹氏のギターは文句なしにカッコいいですね。曲も全体的にポップで、ファンキーあり、フュージョンあり、バラードありと多彩。 どれも、いい曲なんですが、スッゲーいい曲というよりも「カッコいい」、なんです。じっくり聴くもよし、BGMとしてもよし!
うまく言えなくて恐縮ですが、一番しっくりくる表現は、やはり80年代指向のサウンド・・・ですかね。聴いていて、凄く気持ちよくて、安心感がある感じなのです。

■収録曲

[ 1] BEYOND THE BOUNDARIES   [Inst.]
[ 2] BE YOU   [Vocal.佐藤竹善]
[ 3] 篝火草   [Vocal.根本要]
[ 4] 24-7Z NON-STOP   [Vocal.石井一孝]
[ 5] PALE MOON   [Vocal.高尾直樹]
[ 6] AFTER ALL   [Vocal.佐藤竹善]
[ 7] WILD CURRENT   [Inst.]
[ 8] HAYABUSA    [Inst.]
[ 9] HUMAN RHYTHM   [Inst.]
[10] 邂逅   [Vocal.佐藤竹善]
[11] DREAM   [Inst.]

どれもこれも、いい楽曲揃いですが、私的にInst.の一押しは[1]。80年代当時のフュージョンの匂いがあります。まさに氏の音です。カッコいい!
因みに当時、角松敏生氏もギターInstアルバムを出してますが、こんなサウンドを作っていたと思います。もうひとつ因みに、妻はこれを聴いて「高中正義?」と反応。。。そういう雰囲気もあるかな?
Vocalの一押しは[10]。前言撤回、スッゲーいい曲です。歌よし、歌に絡むギターのバッキングよし、間奏のギターソロのカッコよさと言ったらもう、溜息がでます。ギターが歌ってますよ。しかも一発録り!
機会があれば、ぜひ聴いてみてください。

因みに[3]はさだまさし氏が作詞で参加してます。

(*)ギター・マガジン 2009/1月号

 Toshi

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[CD Review] Pachelbel:Canon / Paillard

2009-05-01 01:18:30 | CD Review / My Favorite
今のレッスン課題曲、押尾コータローの「カノン」ですが、この曲、原曲はご承知の通り、
パッヘルベルの「カノン」です。
ところが、私はその原曲というか、オーケストラによる演奏を聴いたことがないことに
今更ながら気付きました。(巷でも良く流れる曲なので、知ってはいますが、知ってるの
はサビ?の部分だけ。全編をマジマジと聴いたことはありません・・・)。

もちろん、押尾コータローアレンジのギター曲をやる訳なので、押尾コータローの演奏を
聴いとけばいいのですが、メロディーの理解に大いに役立つものと思い、原曲のCDを
購入、聴いてみることにしました。

今回、私が聴いたのは、フランスの指揮者パイヤールによる演奏で、
三つのヴァイオリンと通奏低音からなる弦楽合奏アレンジ。なんと1968年の録音。
##この年にして、生まれてはじめて、クラシックのCDを購入しました!

■収録曲

[ 1] アダージョ
[ 2] アラ・ホーンパイプ
[ 3] アダージョ<ヴェニスの愛>
[ 4] カノン
[ 5] めんどり
[ 6] メヌエット
[ 7] G線上のアリア
[ 8] ラルゴ<恋するガレリア>
[ 9] トランペット・ヴォランタリー
[10] アリア・グラツイオーネ
[11] ポロネーズ
[12] バディネリ
[13] コラール


すいません。「カノン」しか聴いてないのですが(笑)。。。
もう、優雅というか、本当に美しいですねえ。綺麗ないい曲です。ため息が出ます。
(最近ため息ばかりですが。。。) ホントお奨めです。

しかし、これをギター用にアレンジしてしまうのですから、そのアイディアにせよ、
テクにせよ、まさに押尾コータロー恐るべしです。

 やはり、聴いてよかった。ギターでどこまで表現できるのか、燃えますね。

[CD Review] EQUILIBRIUM / Erik Mongrain

2009-03-22 22:07:03 | CD Review / My Favorite

私の目指すスタイルとは?」でも書いた通り、昨年始めてその演奏を知り、強い衝撃を
受けたエリックモングレインですが、2NDアルバム(2008.12)を聴く機会があったので、
簡単ですがレポートします。
美しいギターの響きと、とてもギターでやっているとは思えない、パーカッシブな演奏は
相変わらずですが、「AirTap!」のような明るい曲調とは異なり、本作では、全編を通して、
幻想的でどこかオリエンタルな雰囲気が漂うアルバムです。 氏独特の世界観というか
心象風景というか、アルバムタイトルからも推察できますが、内向的とも言えるかも知れ
ません。

■収録曲

[1] A Ripple Effect
[2] Alone In The Mist
[3] Equilibrium
[4] Muse
[5] The Silent Fool
[6] Pandora's Box
[7] Eon's Illusion
[8] Raindigger
[9] Maelstrom

どの曲も非常に美しいのですが、見事に同じような調子の曲が並ぶので、興味の無い方
には同じ曲に聞こえるのでは?と思ってしまいます。私の好みを挙げると、本作一番の
 アップな曲[1]、フレットレスベースのメロディラインが美しい[2][9]が特にお奨めです。