葉山・真名瀬辺りで見つけた浜昼顔。この時期、浜辺によく咲いています。
さて、師匠に手取り足取り(笑)、カリニョーゾの読譜・運指を教えて戴いています。
この複雑な楽譜、私ごときが単独で挑んでいたら、恐らく一生掛かっても終わらないでしょう。(爆)
で、昨日練習していた際、ハーフセーハをする〜とある部分で左手の指に強烈な痛みが走ったのです。痛みは、まさにハーフセーハしている人差し指の第一関節。
楽譜だとこの辺り。。
(クリックで拡大)
弾いてみると、この辺です。(超スローですみません。)
実はこの症状、初めてではないんです。これまでにも何度かあって、ひょっとすると痛めてしまっってクセになってるかもしれない、と思うと、「やはり、この曲は無理があったか」どころか「ギター弾けなくなるかも・・・」なんて縁起でもないことまでが頭をよぎり、暫く落ち込んでいたんです。
◇◇◇
気を取り直して、もう一度「超が付くほどゆっくり」と、くだんのフレーズをなぞってみる。
すると、、、ん?痛くない。
もう一度やってみる。。。やはり、痛くない。大丈夫だ。
では、少しずつ速く弾くよう練習を続けていると、、、、、っ!おっと、、、
痛くなる予兆を感じて、止めました。
ここで気付いた!のですが、実は、いつの間にか、もの凄くチカラが入っていたのです。
私は、肩こりも酷いのですが、これも常にチカラが入ってることが原因と言われています。趣味のギターを練習してる時でさえ、余計なチカラが入ってしまっているんですね。これに加え、私の場合、そもそもはアコギやエレキからギターを始めたクチなので、ハーフセーハの時などどうしてもウエスタングリップのクセが付いてしまっていて、ネックを握り込むイメージでチカラが入るのかな、と推察します。
若い頃は、まだ身体が丈夫な分、耐えていたのでしょう。年齢とともに、節々が衰え、耐えられなくなった、ということですかね?・・・orz(笑)
◇◇◇
かのクラシックギタリスト福田進一氏も、自身のツイッター「ツイートでレッスン」の中で、脱力の大切さを説いておられます。なかでも、2018/1/12の発信では次のように述べられています。
「左手首の脱力と言われても、クラシックの場合は指の動く範囲が広く、様々な動きが要求される。迷った時は、ロックやジャズの名手の左手を観察すると良い。クラプトンやブラックモアなどの脱力には感服するし、演奏姿勢も含めてジョー・パスの脱力感は、私の理想だ。」
このブログでも度々取り上げているクラプトンの名前まで出てきて驚きましたが、というより、ギター演奏において脱力は大切な要素であってジャンルは関係ない、ということなのでしょうね。クラプトンだってウエスタングリップだし、でもその脱力は感服に値すると、、、俺ダメダメじゃんか。orz…
福田進一氏がこのツイートで紹介しているジョー・パスの演奏です。
Joe Pass & Ella Fitzgerald - Duets in Hannover 1975
確かにとても柔らかい自由な動きだと感じます。
私の場合、練習しているカリニョーゾでは、痛みどころか、左手の疲労感が半端ないんですよね。もちろん、難易度が高いのは理解していますが、やはり力みがあるのだと思います。
が、はて? その脱力、どうすればマスターできるのでしょうか?
意識しながら練習するしかないのでしょうか?(泣笑)
カリニョーゾへの道は長く険しい。
Toshi
でもこんな風にマッチさせるには相当な練習が必要なんでしょうね。憧れますねー。
いつもコメント有難うございます。
>>〜右手と左手がピンポイントでマッチしているからこそ脱力が可能になるのかなと。
なるほどですね。。。
確かに、私の場合、マッチするように練習を繰り返している内に、だんだん指板を覗き込むような姿勢になって(姿勢が悪い)、チカラが入っていくような気がしています。
ということは、弾けるようになれば、脱力できそうですね。相当な練習が要りそうですが(爆)
Toshi