Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

【My Favorite】Meditação / Garoto

2020-10-11 11:18:44 | ギターな日々
葉山・一色海岸からの夕景

今年2020年は、残念ながらコロナ禍で発表会は中止になり、「
Carinhoso」は日の目を見ていません。
・・・・・実は、完成には程遠い出来だったので、実はホッとしてたりして?(笑)
いやいやダメダメ。人前で演奏してこその上達、だもんね。「Carinhoso」の発表はまた別の機会にするとして、次の曲、どうしようかな、と。

ここのところ、「
Felicidade」「Valse des loges」「Carinhoso」と、ローラン・ディアンスの曲に取組んできました。
私なんぞにはどれも難曲で、師匠には手取り足取り大変お世話になってます。
フェリシダージはボサノヴァの名曲、カリニョーゾはショーロの名曲と、ディアンスの名アレンジも手伝ってか、ここのところすっかりブラジル音楽に魅せられてしまってます。
次もまたブラジルの曲がやりたい。。。


で、ネットを探索。。。
まず出会ったのは、
パウロ・ベリナティです。ブラジルのギタリスト・作曲家。
おっ、いいかも!
ベリナティのことは、
村治佳織さんのCDでも演奏されていた「ジョンゴ」で知っていました。しかし、ジョンゴは全く弾ける気がしません。(笑)
・・・・・事実、いつだったか師匠に「練習候補」だと話したことがあるけど、反応なし!だったな(爆)

気を取り直して、ベリナティを更に調べていくと、ベリナティのこんなCDに出会いました。
「The Guitar Works of Garoto」・・・ガロート作品集

はて、ガロートって誰だろう?

調べてみると、
これが驚いた

◇◇◇

ガロート(Garoto)、本名(Anibal Augusto Sardinha) 1915~1955(享年39歳)

なんと、ショーロギターの祖、ボサノヴァの先駆者、夭折の天才。。。
それこそ、ショーロの祖であるピシンギーニャと同じ時代を生きたショーロのギタリストな訳だ。
ショーロやガロートについては、
この辺りのサイトに詳しいです。勉強になります。
それにしても、このガロートといい、ハファエル・ハベーロといい、ランディ・ローズといい、何故天才達は若くして逝ってしまうのか。。。

◇◇◇

俄然、興味が湧いて、もう貪るようにYoutubeで演奏を観てみれば、もういい曲だらけ。。。
特に、「これ弾いてみたいな」と感じたのがこの曲でした。


Meditação(メヂタサォン)」英語ではMeditation。瞑想という意味だそうです。

まずはベリナティの演奏
Meditacao (Garoto) - Paulo Bellinati



続いて、ガロート本人の演奏
Meditacao



どうですか?ショーロはブラジルのジャズと称されることもあるように、出だしの即興感とか、サビ後半のコード感がたまりません。
それに、ギターの良さ、というかギターという楽器の特徴を活かした演奏に感じます。

そうだ、楽譜はあるのか。。。
ありました。まさに、「The Guitar Works of Garoto」の楽譜を、ベリナティ自身が編集されています。
素晴らしい!


次は、この曲を練習しようと思います。
もっとショーロをよく知りたい。ショーロは「泣く」というポルトガル語が語源。
ディアンスの
カリニョーゾがそうであるように、ギターで表現できたら素晴らしい。

Toshi

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