NPO集改センターの副代表理事からの情報提供です。
国土交通省が平成26年3月に「機械式立体駐車場、安全対策ガイドライン」と調査報告を公表しました。
<設置概要>
機械式立体駐車場は全国で300万台設置。 設置のピークは平成2~3年頃で年間14万台。 最近では年間5万台が設置されている。
全国の機械式立体駐車場の65%は二段式・多段式。
(マンションでよく見かける形式です)
<事故発生の概要>
平成19年から今年まで、事故145件発生、 その40%がマンションで起こっている。
重大事故(死亡・重症)は26件、 その50%がマンションで起こっている。
事故の被害者は子供が多い。
<事故の特徴>
運転者が自ら機械装置を操作し、車の同乗者(子供) が事故に遭うというマンションでの事故が多いのです。
国土交通省は、実態調査を実施し、 「安全対策に関するガイドライン」をこの3月に公表 しました。
マンションの維持管理をサポートする関係者は管理組合に提言していきましょう。
なお、「機械式立体駐車場の安全対策検討委員会の報告」、および「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」は
下記のページよりダウンロードできます。
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi09_hh_000022.html