NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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第20回 集改塾 報告

2015-12-10 17:55:22 | 集改塾

第20回 集改塾 (塾生24名)報告

 12月2日(水曜日、午後7時00分~8時30分)、20回目の集改塾を開催しました。

この日は、先月の田島ルーフィング株式会社を招いての講義に続き、新築時における屋上防水の納まりの不具合について授業をして頂きました。

 

< 塾生(吸山 雄大 ㈱カシワバラ・コーポレーション)の声 >

今回の集改塾は前回のセミナー「各種防水工法の特性」「改修工事における不具合の発生事例と適切な対策について」で知ったことを掘り下げていく講義でした。講義の中で最も印象的だったのは、「漏水原因の80%以上はドレン廻りである」ということです。「ドレン打込み位置の間違い」「ドレン廻りの清掃不足」「ドレンのツバが小さい」「樋のねじ込み不足」等、ドレンに関係する不具合はとても多く、新築時、改修時を問わずに重要視しないといけない場所であると感じました。また、ドレン廻りの納まりは平場等に比べて複雑であり(特に断熱材がある場合や入隅に打込んでいる場合)、施工前によく検討すべき部位だと思いました。今回の講義は新築工事向けの不具合事例を解説して頂いたので、とても勉強になりました。ありがとうございました。


私は集改塾に参加させて頂くようになり、自分自身の建築に対する意識の低さ、建築に携わっている者としての知識や経験の無さを痛感しているのですが、「現場監督は技術屋でなければならない」という意識は少しずつ持てるようになってきた気がします。この集改塾をきっかけに、今後も建築に対しての知識と経験を増やし「改修工事のプロ」を目指して頑張っていきたいです。

 

< 塾長の声 >

 先月の賛助会員(田島ルーフィング株式会社)による現場での不具事例に続いて、私が7月、東京で受講したセミナーの中から「新築時における防水不具合事例」を塾生にレクチャーしました。 師走に入り、秋工事の現場も終盤に入っているようで出席者が少なかったので、また機会をみて再度レクチャーできればと思っています。

 本日で今年の集改塾は終わり、来年は2月3日が新年のステートとなります。

尚、塾生で来年1月の新年会を企画するようですので、他社の塾生との情報交換の場として参加してみていかがですか。

では少々早いですが、塾生のみなさん、良いお年を迎えてください。



 

 


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