集改センターの枝副代表の投稿です。
新築マンションのモデルルームで購入者は、新しい住まいに思いをはせ、最新のシステムキッチンやバスルーム、リビングルームが見事に演出されています。
誰しもが、この部屋を3,500万円と考えて買うのです。
それが、そもそもの勘違いなのです。
3,500万円の価格構成を考えてみましょう。(金額は仮定です)
販売経費・利益:500万円、土地:300万円、建築費:2,700万円
建築費の内訳は、住戸の内装費:1,000万円、共用部分:1,700万円
(共用部分とは、建物基礎、柱、壁、屋根、敷地、外構、設備等)
つまり、購入する部屋は1,000万円(30%足らず)そこそこです。
土地と共用部分に2,000万円(60%)のお金を払っているのです。
マンションの資産価値は、共用部分の管理状況で判断されます。
この共用部分の管理は、管理組合が主体で、組合員が行うのです。
3,500万円というと、一生に一度の買い物ではないでしょうか。
マンションの管理に“無関心”ということは、支払った金額の多くを
放棄しているようなものです。
また、マンションの共有者としての義務を果さず“無責任”というよりほかありません。
管理組合の活動に参加しましょう。
役員の当番が回ってきたら、快く引き受けましょう。
数年に1度、月1回2時間の理事会に参加するだけです。仕事が忙しい等は、言い訳になりません。
理事会参加を通じて、マンションの方々と親交を深めることができ、より充実したマンション生活が実現します。