2016年(平成28年)5月11日
第24回 集改塾 報告
5月11日(水曜日、午後7時00分~8時30分)、24回目の集改塾を開催しました。この日の塾は、塾長不在で塾生だけで開催した初めての塾となり、講師役は白石氏(㈱カシワバラ・コーポレーション)と山野氏(㈱幸和)二人による勉強会となりました。
< 塾生(徳田 保 ダイワテックン㈱)の声 >
今回は㈱カシワバラ・コーポレーションの白石氏、㈱幸和の山野氏による講義でした。まずは白石氏の2級建築施工管理技士の試験対策問題を、事前に配布していた問題に沿って答え合わせをしながらポイントを教えてくれました。今回はタイルの問題でしたが、よく出題される割に問題の種類がなく、出る問題も少ないので覚えやすいなどのマル秘情報をいただきました。その他にも、問題は全て読む事が大事で、その問題の問うていることを理解する、例えば「4択のうち間違っているものは?」という問題なら、間違いを探す正攻法と「答え以外の3択は正解である」ので正解を探す消去法で間違いを導き出す解き方もあるなど、役立つ情報が盛り沢山でした。これで皆さんタイルの問題は満点確実ですね!
そして、山野氏の講義では営業サイドからの視点で請負金額が出来るまでというテーマでそのポイントを教えていただきました。ここでは「代理人側ではどこまで見積に参加しているのか?」や、「どの段階での経費(間接材料費・一般管理費・会社毎の目標利益率)が「原価にどう影響しているか?」などという事を、流れに沿ってみんなで意見やちょっとだけ極秘情報?を出したり出さなかったりで・・・、「他社さんはこんなことを努力しているんだなぁ」といい刺激を受けました。まぁ、社内の事情は言えること言えないことがあると思いますが、1つ僕の心に残ったのは、今の世の中の動きや傾向までは伺えませんが、今は「安ければいい(悪かろうではないですが・・)」という感じの傾向があり、その低価格競争の中にも他の魅力を見出して、会社や自分を売り出していかないと次のステップはないのかな?と思わされる講義でした。ただの低価格ではなくて、最低限は作業の質を守れる金額の範囲で、「いい仕事・工法・工事を低価格で」って感じですかね!ん?どちらかのキャッチコピーにこんなのあったかな?
集改塾に来ている若手(ということにしといて)がいる会社が、この先の競争で残っていけるような有意義な意見交換を、これからもしていきたいですね。今回講義していただいた白石氏・山野氏に感謝です。ありがとうございました。
< 塾長の声 >
私は出席できず当日の塾生だけでの勉強会がどのようなものであったかが想像もできませんが、塾長不在でも塾を開いてくれた塾生に感謝します。