第42回 集改センターの集改塾 報告(出席11名)
この日(12月6日、水曜日、午後7時00分~8時30分)は、久保塾生の体験談(現場における石綿対策)と塾長の「新築マンションの設計の考え方&図面の見方」について、二人の講義を行いました。
< 塾長の声 >
この日は、久保塾生(建装工業)による久しぶりの現場体験談を話していただきました。
この日の体験談のテーマとなる規制、「建築物の解体などの作業に係る石綿(アスベスト)飛散防止規制」が平成26年6月1日に施工されています。しかし私たち改修工事に携わるコンサルタントや改修工事業者の関係者がこの規制に関心と知識を持っていたかと云われると正直なところあまりなかった(知らなかった)ように思います。そして私もその一人でした。
この規制にかかわる立入り検査をある日、前触れもなく大阪府職員(環境省)が突然現場事務所に訪れたことから始まり、適切に対処対応することによって発注者(管理組合)、近隣にもご迷惑を掛けず無事処理できた話でした。
出席塾生たちも「そんなことがあるのか」「知らなかった」「あるのは知っていたが」などの感想と今後自分自身や会社にも影響する内容であると感じていた様子でした。
今回のような塾生の体験談は、発表者の失敗や成功の話でもあり、外部に発表しづらいものが多い中、久保塾生には、大変貴重なお話をしていただきありがとうございました。また建装工業㈱様の寛容な情報提供に深く感謝しております。あらためてお礼申し上げます。
以上