万才谷排水トンネルを訪ねて南竜ヶ馬場より万才谷へ 003
2023.11.05撮影
2023.11.08 初回更新
2023.11.11 再更新
2023.11.12 再々更新 南竜分岐点に到着ここで大正4年に竣工の谷止工を見る。
2023.11.13 4回更新
雪が降り今年は無理かと思っていましたが先日来の好天で雪もなさそうなので、先日来から気になっていた万才谷排水トンネルを訪ねてみました。
別当出合まで週末に車で登ることが出来るようになって、シャトルバスへの乗り換えの手間が省け随分と楽になった。
ウイークデイに動けないわたくしにとっては、とても煩わしく時間的なロスも大きかった。
今回のコース
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甚之助避難小屋と甚之助谷
甚之助谷砂防群
甚之助谷左岸大規模ブロック
甚之助谷左岸大規模ブロック
この左岸ブロックが年間10~15センチメートル/年の移動が確認されているようです。この移動(地滑り)の急激な移動を抑えるために様々な対策が取られている。その一つが万才谷排水トンネルだ。
万才谷排水トンネル 取水施設・竪坑
排水トンネル吐口の赤谷
排水トンネル吐口の赤谷工事設備貨物索道山頂停留所
万才谷排水トンネル
トンネル延長 387m
トンネル内径 半径1.0m
万才谷取水堰 高さ6.9m、幅24.5m、長さ16.7m
万才谷縦坑 高さ27m
赤谷減勢工 長さ9.5m
仮整備(索道 長さ約1.0km、支柱2本、停留所2ヶ所、モノレール 一式)
万才谷取水口(吞口)の風景
現在は水の流れはまったっく見られない、しかし流れがあったであろう証にポットホール(甌穴)がいくつも見られる。
排水トンネル内部総延長385.8m
数年に及び工事が行われた。これで地滑りの危険が去ったわけではない。これからもまだまだ戦いは続くことだろう。
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そして、素晴らしい自然、景観、先人たちが歩んできた文化遺産等々を後世に残してほしい。