前回訪ねたのは8月のとある日、汗を拭いながら訪ねた。
あれから半年が経つ。
先日は雪が舞う一日だったが、西からの高気圧に覆われ冷え込んだ朝、木々には樹氷が。
朝陽が差し込み木々がとても綺麗だが、それを忠実に再現できる技量も機材も無いことが悔やまれる。特に雪景色は素人には難易度が高すぎる。
この景色を目に焼き付けて墓場まで持っていくことにしよう。(?)
こんな寒い朝に私ぐらいかと思ったら、どうも先客があったみたいで足跡が。やはり同じことを考える人がいたみたいです。
下流側の景色
昨年8月の景色
同じように、昨年8月の景色
夏に訪ねたコースを思い出しながら次の場所へと車を進める
綿ヶ滝
荒々しく轟音とともに流れ落ちる綿ヶ滝、その向かいには糸を引いたように流れ落ちる滝も見ることが出来る。
綿ヶ滝を男滝、向かいに見る滝を女滝とも呼ぼうか、動と静そしてその先には静寂が
こちらが、夏、夕暮れの風景
新緑のころ、紅葉の頃も素敵だろうが自分的には雪景色が一番かも
滝見台からの景色
綿ヶ滝を後にして上流へと、途中真っ白な斜面にひきつけられて手取川ダムへと、この斜面は中々の滑りごたえが下部がもう少し広ければ、ここを滑り降りる輩がいてもおかしくないかも。私もその中の一人かも?
堤高153メートル、斜面の直線距離320メートル魅力的だ。
そう思って調べてみるとこんな事件が
スノーボード滑走事件2008年(平成20年)3月、一面に積雪した手取川ダムにスノーボードで滑走した跡が発見された[4]。スノーボーダーは当時関係者以外立入禁止だったはずのダム天端に侵入。そのままダムの直下まで、直線距離にして約320メートルを滑り降り、下流の集落へと続く道をたどって逃走したという。防犯上、カウンターテロリズムの観点からも、ダムへの不法侵入という点は問題であるが、それ以上に新雪上での滑走は雪崩による災害を誘発しかねない、極めて危険な行為である。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
堤正面に見える旧瀬女スキー場山頂駅山頂からは手取川ダムが一望できるだろう。
ちなみに堤本体がゲレンデなら、こちらはジャンプ台?
余水吐けゲートと堤頂部
ダム湖と取水塔。昨年は貯水率20%を切ったとの報道がされていたが、例年より雪も少なめのようだが今年も同じようになるのだろうか。
堤頂部に置かれた自然石とモニュメント。よく見ると自然石の中には化石のようなものも、ゆっくり観察しても面白いかも。
雪と青空のコントラストが綺麗だ、堤本体の石に積もった雪の模様が面白い(写真では実感が湧かない)
堤本体にはライブカメラが設置されているこれで私も犯罪者(不法侵入罪)かも。
早々に手取川ダムから退去、最終目的地の白峰市ノ瀬道路の通行止め箇所まで入る。
風嵐にてゲートアウトこれより先は徒歩のみ、今回はかんじきの用意しかなく。40年ぶりにかんじきを履く。先行者のトレースがありその跡を追随する。積雪は50~60センチメートル程度?でもかんじきにてトップを行くには体力が続かないだろう。
ゲートより2キロメートル程度進んでみる。これは中々の重労働だ。今回はカメラだけ持ってノ散策だが、この時期に山頂を目指しての登山はよっぽどの体力と精神力がないと自殺行為だ。
私にはそんな勇気も体力もないからあきらめることにする。
ここ風嵐から市ノ瀬まで約10キロメートル往復20キロメートル道路の開通を待つことに・・・・・。
撮影:2024.01.14
撮影から1週間が過ぎての投稿になってしまった。雨で積雪も随分と少なくなったことだろう。