加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



黒部渓谷トロッコ列車とパノラマ展望ツアーの旅 2023.10.22 Vol 03


祖母谷地獄、川沿いを掘るとそこには熱いお湯が湧き出している、川の流れを引き込みお湯の温度を調整すれば天然、自然の露天風呂、足湯

二人ずれのハイカーがたくさんの温泉卵を作りリュックに詰めている。そんな利用の仕方も。

暖かくのどかなひと時、遅い昼食をとり、帰り支度をしてここまでで折り返す。

ここから見る山々は、旭岳・白馬岳だろうか?

 

 

橋の上にはこんな説明板が。黒部川花崗岩通称パンダ石、思わず河床を覗き込んでしまう。

祖父谷から見る山々は唐松岳だろうか?それとも天狗の頭?

流れる水はとても綺麗なエメラルドブルー

奥鐘橋から見る第三発電所、ホーム、送水管、竪坑エレベーター展望台が見える。欅平駅には第三便ツアー客がホームに到着していた

帰りの列車の時刻、帰りの列車もほぼ満席状態

朝の列車で撮ることが出来なかった出平ダム席から立ちあがって何とか撮影。このダムには排砂設備が設けられておりダムに堆積する土砂を排出することが出来る。また同じように下流にある宇奈月ダムにも排砂設備が設けられており両ダムで自然に近い形で連携排砂を行っているようです。

下写真;宇奈月ダム

到着したときにはしっかり日も暮れてしまった。

今回は天候にも恵まれ素敵なツアーになりました。来春からの新たにスタートする、黒部宇奈月キャニオンルートが楽しみだ。出来ることなら一度は参加してみたいものだ。



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黒部渓谷トロッコ列車とパノラマ展望ツアーの旅 2023.10.22 Vol 02

天候もよく、いつまで眺めていても飽きることのない山々。しかし、今回はのんびりする訳にはいかず、下山の時刻となってしまった。今来た道を引き返す。

トンネル出入り口広場にて山岳ガイドと別れ坑道案内人とトンネル内に入る。

現在の場所、欅平上部、仙人谷黒部川第四発電所、インクライン、黒部トンネルを通り黒部ダムまで17km。ちなみに、地上の下ノ廊下で黒部ダムまで30数km。命がけで地上を行くか、お金をかけて地下を行くか、その両方を通て往復するのもありですね。

2002年 大みそかの夜紅白歌合戦、にここから中島みゆきさんの「地上の星」がライブ放送された。その場所が「みゆき広場」と語り継がれているようです。


あるサイトから拝借してきました。厳冬期の黒部渓谷上部トンネルよくこのような処でライブ中継をしようと思ったものですね。本当に頭が下がる思いです。おかげで日の当たらない過去の遺産に日が差し来年からは黒部宇奈月キャニオンロードとして一般に開放されるようです。でも決してオーバーツーリズムに、団体客で騒がしい観光地にならない願ってやみません。

再び竪坑エレベーターに乗り下部に降り専用列車に乗り欅平に、ここでガイドの方に御礼を言ってヘルメット返却、今回のツアーは終了です。12:35分

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この後は帰りの列車の時刻13:53までフリータイム、時間にして一時間程度しかありません。そこで切符販売窓口の方で乗車時間変更を16:01に、これで三時間は確保、祖母谷温泉・地獄まで往復の時間は十分にある。

12:50 駅ホームから奥鐘橋へと降りるが、橋の上では記念撮影の人であふれていて橋の写真は諦め先を急ぐ。

 
奥鐘橋上から上流、下流を見る。上流にかすかに新黒部川第三発電所が見える。

観光案内によく出てくる人喰岩。

ここはモルタルが吹き付けてあるが、これから先に行くと今にも落ちてきそうな岩が剥き出しになっているところがある。

それで奥鐘橋を渡た所に貸し出し用のヘルメットが置いてあったことを思い出すが全く着用している人は居なかった。


名剣橋

 
左:名剣温泉横の渓谷、この川沿いに温泉があり渓谷を眺めることができそう?

右:谷間に建つ名剣温泉その右の山は名剣山。


雪を頂いた山々は毛勝三山(2414)、釜谷山(2415)あたりだろうか?

道はトンネルにつながる、かすかに出口が見えるが暗く、足元もはっきり見えない。数か所に電灯が付ているがライトがあれば良かった。(後で気が付いたが荷物の中にペン型ライトを入れてあったことを忘れていた。)

長いトンネルを抜けると正面に祖母谷温泉が見える。

時間に余裕があれば河原の散策、手造りの温泉に入ったりゆっくりまったりできそうだが。

祖母谷川から分かれた祖父谷川方向の望む、こちら側の登山道は唐松岳へと続く。

13:31 祖母谷橋を渡ったところ左、祖母谷温泉。右、祖母谷地獄・白馬岳。前回来た時にソロの登山者にどこまでと訪ねた時に「白馬岳まで」と話されていた。あとでマップを見たところ、ここから裕に10時間はかかりそうだ。その時は「気を付けて!」と返しておいたが本当にたくましい女性だ。

列車時刻まで2時間半今回は温泉に入るのをあきらめ祖母谷地獄に向かう。

ここからは、次回に・・・・・。

記;2023.10.28



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黒部渓谷トロッコ列車とパノラマ展望ツアーの旅 2023.10.22


宇奈月駅、トロッコ列車の旅はここから始まる。列車に乗る前に宇奈月エリアを散策。

早朝の宇奈月ダムまで上がってみる宇奈月湖に架かる湖面峡、この橋を渡り進むととちの湯にと着く車はここまでで行き止まりとなる。途中に宇奈月温泉木管事件碑が立つ興味のある方はググってみてください。


湖面にには城を思わせる円筒形の建物、新柳河原発電所が立つ。奥の山々の頂には、昨日来からの雪が積もる。


温泉街には普通にサルも


宇奈月駅を出発するトロッコ列車、列車はすぐにトンネル、新山彦橋を渡る(山彦橋より見る)1時間20分のトロッコ列車の旅が始まる。

 

9:00 宇奈月駅出発

相変らず多くの人で賑わっている。私の乗った車両は満席、普通客車8編成だがどの客車も満席状態、思うように写真も撮れない。車窓からの風景は帰りにと少々我慢。


狭軌道の車両はギシギシと音を上げながら進むトンネル内は狭く壁面に手が届きそうな幅しかない。窓がない普通客車は外気を肌で感じることができる


黒薙駅を出ると直ぐに鉄橋を渡る。左手に架かる水路橋を見ることができる

跡曳水路橋

富山県黒部市の柳河原発電所 跡曳水路橋(やながわらはつでんじょ あとひきすいろきょう)は黒部川の支流の黒薙川に架かる水路橋である(写真1枚目)。2009年(平成21年度)に土木学会 選奨土木遺産に選奨された。
竣工年:昭和2年
選奨理由:RCアーチとして当時最大スパンの橋梁であり、水路を支える柱頂部の連続シャローアーチは当時の技術水準の高さを感じさせる。水路用の上路RCアーチ橋である。

「土木ウォッチング」HPより

 

笹平、出平、猫又、そして、鐘釣ここまで約14.3km時間で60分、小さなトロッコ列車の普通客車満席状態で少々疲れが、あと20分の辛抱木屋平に停車ここでは乗客の乗り降りは無いからすぐに出発

 

10:18 欅平 標高 599m

程なくして欅平に到着小さな客車から大勢の乗客が降りてくる、本当にこんなにも乗っていたのかと思うくらいに。

 

ツアー組は改札を出ることなくホームを先にと進む、そこが集合場所、ちょうど黒部川第三発電所の上付近。ここでガイドと合流ヘルメットをお借りして着用。第一班は青色ヘルメット、ちなみに二班はオレンジ色、三班は黄緑色。行程の説明・注意事項を聞き待つ。

 

ここから先に進むための専用車両がバックにて入ってくる機関車と客車3両の四両編成。参加者は機関車前で思い思いに記念撮影をしている。

 



昭和10年頃から現在まで活躍しているこの凸型(トツガタ)の機関車。運転席が真ん中にあり、運転士は横向きで運転

10:33 一号車・二号車に分かれて乗り込みいよいよツアーの出発、距離にして4・500m前進にて進みポイントを切り替えてバックにて100M程度、時間にして数分の乗車。

現在の標高が600mここは欅平下部トンネルここから竪坑エレベーターに乗って200m上の上部トンネルへと上がる。このエレベーターは貨車も載せることができる大型エレベーター中にも軌道が敷かれている。ダム建設用の資材の運搬用に建設されたもの。

竪坑エレベーターを降り上部トンネルに出て100m程度進んだところに右手に曲がったところにい竪坑展望台がある。トンネルから出て一度に視界が開ける。先ほどまでの欅平からの風景とは一変している、みんなの口からは歓声が漏れる。まして雲一つない青空、真白に雪化粧した峰々これを見たら誰もが感動するだろう。

参加者はこの景色を背景にして記念撮影をしている。200m上がるとがるとこんなにまで景色が変わることに驚かされる。

再び、先ほどのトンネルに戻り下流側にと軌道横を登っていく・出口付近に近づくと登りは少し急となり階段も不揃いとなり足元を注意しないと躓きそうになる。どうもこの坑道は送水管を坑道内に引き込むために掘られたものらしい。

 

トンネルを上り詰めるとゲートがありそこから先は一般の登山道となる。ここから先は自由参加足腰に自信がない方はこちらで待つことも可能だが、参加者全員が登山道を登る。またこの地点に戻るため荷物をここにデポすることができるので参加者は不要な荷物を置いて登山道にと。

ここからは、案内人が坑道ガイドと山岳ガイドに交代してパノラマ展望台まで案内してくれる。登山道は桟橋が架かり急なところは階段が架けられている。途中に水平歩道、阿曽原方面の登山道との分岐点がありそこを横目に見ながらパノラマ展望台へと進む。10数分で展望台に到着ここは一般の登山者もいて360度景観を楽しんでいる。

周りの山々を眺めながら山岳ガイドの説明を聞く。ガイドの説明もほどほどに思い思いに記念撮影をしている。

私としてはここより奥の水平歩道へと思いをはせている。出来ることならこの紅葉の時期に登ってみたいと思おうが、ガイドの話では昨日も一件の滑落事故があったようで、ヘリコプターが頻繁に飛んでいたことを話してくれる。

黒四ダムまで30km途中の阿曽原で一泊しての登山になる黒四ダムから大町まで行くにも、もう一泊、そう考えると簡単にはいきそうにもない。

 

 

パノラマ展望台にて 続く。

 

後編 祖母谷へ・・・・・。

 

 

 



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紅葉の弥陀ヶ原ハイク 2023.10.14 Vol .002

弥陀ヶ原バス停を後にして木道を下る。これから暫く緩やかな下り坂。黄葉・紅葉と景色を楽しみながら歩く。

足元に目をやるとリンドウ(?)が木道の際で日の光を受け花を開かせていた。

ベンチを見つけ軽く昼を食べる。気温も上がったようで長袖のアンダーシャツに半袖のポロシャツになる。自分のスタイルを自分で見ることはないから、少々不格好な気がするが気にせず上着をリュックの中に、リュックがまた膨れ上がる今回は少々詰めすぎたようだ。

雨具、着替え、お湯の入ったステンレスボトル(1リットル)おにぎり、500mlのペットボトルカメラ2台、ビデオカメラ、嗜好品、等々30リットルのリュックがパンパン実に重い。

気を取り戻し再び歩き出す、七曲手前で車道に出る。この辺りは今が紅葉のピークかもしれない。

 

登山道は真っすぐ付けられているので距離的には短いが、車道は大曲がりしながら進むため随分と遠回りにはなるが前回もこのコースを通った記憶がする。

いつもは頻繁にバスが登ってくるが今日は中々登ってこない。しばらく待ってやっと一台のバスが下ってきた。

七曲をバスが通過する風景を撮りたくてここを通るのだが、上手くいかないもっと高い位置から撮らなければ七曲りの道の様子が入らない。

GoogleMap を借りてきたが未知の全景を撮るには上空からしか無いのだろうか?

機会が在ればドローンにて撮影をと常々思う。今まで見ることのできなかった風景が見ることができるだろう。

七曲りを過ぎると間もなく弘法

燃ゆるナナカマドとはうまく表現したものだ、わたくしの語集の中からはそのような言葉は中々出てこない。本当にうまく言い当てている。

紅葉と大日岳

振り返ると彼方に雄山がもうこんなに下ってきたことを実感

この後は弘法から八郎坂へと・・・・続く。
弘法の看板 美女平天空ロード 弘法 Kobo 標高1630m
室堂(2432m)から800m下ってきた。ここから飛龍橋(標高1027m)まで600mを一気に駆け降りる。

 

弥陀ヶ原・大日平・大日岳をしっかり焼き付けいよいよ八郎坂へと

13:00 第二十三番石仏「西国三十三番札所観世音菩薩霊場」の第二十三番札所摂津応頂山勝尾寺(彌勒寺)の十一面千手観音菩薩の分霊像とのこと(説明版より)


八郎坂下山口

八郎坂

元は、とても急坂のために「胸突き八丁」から”八丁坂”と呼ばれていました。その後、登山者から、「立山の谷や尾根には、有名なガイドの名前が付いている、”八丁坂”にも、名前を付けたらどうか」との話があり、当時有名な山岳ガイドであった佐伯八郎さんの名前をとって、「八郎坂」となりました。(富山県HPより)

 

八郎坂周辺案内図(一部剥がれあり)

紅葉のトンネルをくぐるとその先には称名滝が見えてくる

下るにつれて称名滝の見える角度が変わってくる。

 

 

 

 

 

称名滝ばかりに目が行って肝心の八郎坂を撮影し忘れてしまった。とりあえず急な坂道でところどころにロープ(仮設用の虎ロープ)が張ってあるがどこ、となく頼りなく掴まるのには不安が。できればクサリの方が安心できる。

14:15 飛龍橋(標高1027m)

 

称名道路を歩きながら振り返る、無事降りることができたことに感謝。合掌

 

撮影:2023.10.14

更新2023.10.23 6:24

 



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黒部渓谷トロッコ列車とパノラマ展望ツアーの旅 2023.10.22

関西電力施設内の欅平竪坑展望台からの風景

一昨日の前線通過から一夜明けた欅平に上がってきた。期待以上の好天、真っ白に雪化粧した山々素敵な風景を堪能してきました。

ツアー終了後には祖母谷温泉まで足を延ばしてみました。

詳しくは後日に・・・・続く



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