加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



雪も好かり消えた大日岳、山頂直下の北面にかすかに残る程度に

前回のチャレンジは6月9日あれから一か月が過ぎた。

ちなみに前回までの大日岳

2024.06.09_大日岳

20024.05.19_大日岳

なかなか山頂まではたどり着けず、今回こそはとチャレンジ、コロナ感染から約一か月、倦怠感から抜け切れず今回もダメかと半分諦めているところを励まされ何とか登頂。

今回は桂台のゲートも6時オープン19時クローズとゆうことで鈍足の私にも可能性が出てきた。

午前5時に桂台に到着するとすでに二台の車がゲート前に。6時のオープンを待って称名駐車場まで上がることに。

荷物ををまとめ時間が有ったので立山有料道路上の橋の上から称名川砂防えん堤を眺める先の滝まで臨めるかと期待したが角度的に無理があったようだ。

 そうこうするうちに車列がどんどん長くなり10数台にとゲート管理者も連休で車両多いとみてか時間前にゲートをオープン、堰を切ったように車が流れてゆく。徒歩だと登山口まで一時間弱かかるところを数分で駐車場に到着。

 早々に荷物を背に駐車場を後にする、今回は少しは荷物の減量をしたはずなのに重い。まだまだ減らさなければとは思うが、最悪の事を考えると食料、燃料、水等々少し余裕があった方がと思いついつい詰め込んでしまう。

 身軽に登っている人のリュックの中は何が入っているのだろうといつも気になる。

そんなことはさておいて足を進める。

 

 

写真を撮りながら歩いているとなかなか前に進まない。これから先登山道ともなると前から、後ろからとぞくぞく登山者が来て通行の邪魔にもなる。今日はいつもよりも登山者が多い。やはりゲートオープン前に入り登りださないとならないのか?

 

この場所からは称名滝は見ることが出来ない、ハンノキ滝、その横には糸を引いたような滝これも梅雨が終われば消えてしまうのだろう。また、称名滝の向かって左側にも滝が見える、岩の裂け目をつたい流れ出るように見える。

下:5月19日のハンノキ滝の様子(水量もそこそこあった)

下:7月13日のハンノキ滝、梅雨が明けれ見ることが出来なくなるのだろう

07:24 登山口から1時間牛ノ首。大日岳の沢の水を集めて流れるザクロ谷、流れは幾筋もの流れを集め雑穀谷へと流れ出る。


ニッコウキスゲ


大日平と大日岳


チングルマのワタゲ


振り返ればかすかに富山湾


富山平野


鍬崎山


木道脇にチングルマのワタゲ


大日平山荘が見えてきた。写真を撮っていると次から次へと追い越されてゆく。


トキソウ


オオコメツツジ?


タテヤマリンドウ


弥陀ヶ原と薬師岳

08:18 不動滝

山荘に到着するがそのまま不動滝へと何度見ても飽きない。称名滝が男滝なら、さしづめこちらは女滝。称名川に下るルートはないものだろうか?

仮に降りたとしても登りはどうする???????

そんなことを考えながら不動滝を後にして山荘のテラスへと、水分補給と少々の甘いものを。

08:30 山荘出発


山荘から見上げる大日岳


ガキの田


ガキの田に移るワタスゲ


ワタスゲ



イワイチョウと花に止まる虫


モミジカラマツ?


チングルマワタゲ


ツマトリソウ



マイヅルソウ 小さくて見落としそうな花


中々先に進めない頂上は遥か彼方に

09:40 2030M付近流れ落ちる沢の水でバンダナを濡らし頭に巻く冷たくて気持ちがいい。しかし、足重たく思うように上がらづ、ゆっくり一歩ゝ進む


振り返れば薬師岳


シラネアオイ


09:52 2080M付近 キヌガサソウ


009:56 2100M付近 足が上がらない休憩している人としばらく立ち止まり話をする。


10:17 2200M付近 で見かけたエンレイソウ


11:08 2350M付近 前回はこの辺りは雪渓で覆われ時間も随分と押して来たため小屋を目前に撤退

 


11:24 2420M付近大日小屋直下に到着 残すところ80Mもうここまで来たら登らずに居られようか。


せめて劔の雄姿を一目見るまでは、と雲の切れ間を


チングルマの花


ミヤマリンドウ


白く光る石、石英が含まれるのか?


雲の切れ間も劔の雄姿を

11:50大日岳に到着、所要時間5時間と30分恥ずかしいタイムだ


大日岳の看板と三角点を

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつら


奧大日、室堂、雄山方面を望む

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつらする。


此処はトンボの楽園か


次は奧大日から室堂まで。


山頂付近ではシャクナゲ(ハクサンシャクナゲ?)が


劔の雄姿を再びカメラに収め


12:42 三角点にタッチして山頂を後にする。

食事後に飲んだ薬が効き始めるにはまだ時間がかかるが足の痛みが少しでも治まれば何とかなるだろう。とゆっくり下り始める

 

14:12 2080M付近から大日平山荘を見る

15:13山荘に到着薬が効き始めたのか随分と楽になって来た。


山頂は雲に覆われたて来た。

15:46 牛ヶ首付近 1460M付近で見かけた クガイソウ

先行の学生たちが梯子、クサリ場で渋滞、ここで前に出させてもらう。

此処から登山口まで休憩なしで下りきる。

16:32 登山口到着 無事下山。称名滝に行きたかったところだが薄暗くなってきたので諦め駐車場へと向かう。

16:42 大日岳登山終了

タイム:10:41
休憩時間:1時間
距離:14.0Km
のぼり:1598m
くだり:1597m

今回は皆さんに励まされて登頂できました。本当に感謝しています。



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コメント
 
 
 
Unknown (ayame202001)
2024-07-20 19:32:07
大日ってみんなサクッと行きますけど私辛いですよいつも。
というか私夏は下山したことがないのでアレですが夏道歩く頃はもう暑くて暑くて1000スタートが嫌なのです。
富山県民はタダだから最高とかいってみんな結構登ってるんですけど💦
雪のある時しか下から歩いたことなくて、夏道は大日平までしか行ったことないのでした😆
いやー大変だったと思います。お疲れ様でした。
剱岳もみえてバッチリですね👌
 
 
 
Unknown (shun_1960)
2024-07-20 22:07:54
ayameさんへ
夏道を歩いて積雪期、残雪期の方が直登出来て楽なような気がしました。
ただ、ひたすら自分との戦いで、つくづく体力の衰えを実感しました。
 
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