SERIE A 第29節 3/12(土) 18:00@カルロ・カステッラーニ(エンポリ) 主審:ファブリ氏(Ravenna出身)
サンプドリア 1-1 エンポリ(前半1-0)
- (前半42分) サンプ クアリアレッラ
-
(後半37分) エンポリ[1] ラウリーニ
残り10分で追いつかれて引き分け。ただ内容は相手も良かったから、妥当な引き分けか・・・勝ってれば目標を上方修正できたが、これでは・・・
[試合前情報]
2試合連続完封勝利の勢いをかって、一気に勝点を積み上げたいサンプ。エンポリは勝点差3つけられてるチーム。勝てば一気に並べるのだ。エンポリはサッリ監督の残影が薄れてきて、ようやくジャンパオロの色が出てきた。またモンテッラにとっては、自身の出身クラブと言う事で感慨深い対戦となる。アンダータでは、今は無きエデルのゴールでホームで1-1の引き分けだった→http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/282b1246cd950de60eb5dcdb2ee3f3db
さてサンプはコレアが出場停止から帰ってきたが、モンテッラは前節快勝の布陣を継続。つまりカッサーノがスタメンで使われた。唯一インフルエンザが治ったドドが左サイドハーフに復活しただけ。後は全く前節同様。ただ、控えはパロンボが腰痛の為にベンチ外、DFシュクリニアールは出場機会を得るために、プリマヴェーラの試合に招集されてベンチ外。逆にイヴァンは怪我が癒えてベンチには戻ってきた。
一方のエンポリは、ジャンパオロ監督の4-3-1-2。守備の要のトネッリが3試合出場停止の為にいない。代わりに元サンプのコスタが左CBに入る。左SBのマリオ・ルイは、私が密かに気に入ってサンプに狙っている選手だ。中盤はエンポリ王のサポナーラがトップ下で攻撃を演出。その他もジエリンスキ、パレデスとテクニカルな中盤だ。キャプテンはこれも元サンプの”BIG MAC"ことマッカローネ。アンダータのサンプ戦でゴールを決めたプッチャレッリと2トップを組む
↑↑★土曜日18時から行われたANTICIPO。ユニが珍しくJOMA同士の対戦。ここ2試合の好調を受けて、AWAYクルヴァのドリアーニも気合が入る
SAMPDORIA <3-4ー2ー1> 監督ヴィンチェンツォ・モンテッラ
クアリアレッラ(90分バッレート)
カッサーノ アルヴァレス
(65分コレア)
ドド デ・シルヴェストリ
(78分クリストドゥロプーロス)
ソリアーノ(Cap)フェルナンド
モイサンデル カッサーニ
ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ DFペレイラ、ディアキテ、シルヴェストレ
MFクルスティチッチ、イヴァン FWロドリゲス、ムリエル
Empoli (4-3-1-2): Skorupski; Laurini, Ariaudo (17′ s.t. Bittante), Costa, Mario Rui; Zielinski, Paredes (34′ s.t. Livaja), Croce; Saponara; Maccarone (11′ s.t. Mchedlidze), Pucciarelli.
A disposizione: Pugliesi, Pelagotti, Zambelli, Maiello, Diousse, Piu, Camporese, Krunic, Buchel.
Allenatore: Marco Giampaolo.
*備考:警告;前半31分De Silvestri,後半11分Mario Rui,24分Costa,33分Alvarez;年間チケット保有者数8.752 (1試合平均37.939 euro),有料入場者数2.012 (18.995 euro);芝状態良好
<あらすじ>
前半13分 パレデスのミドル。GKヴィヴィアーノ、パンチングで何とかセーブ。そのこぼれ球がマッカローネ→プッチャレッリと渡ってゴール・・・・これは明らかなオフサイド
14分 すぐ反撃。カッサーノのスルーパスからクアリアレッラの対角線シュート。インテル戦であげたゴールの様な形だったが、シュートが弱すぎてGKスコルプスキがキャッチ
19分 ジエリンスキのスルーパスからサポナーラが強烈な左足シュート。ヴィヴィアーノが何とか弾いて、こぼれをマッカローネが狙うが思いっきりふかす
22分 一発のロングフィードで抜け出したプッチャレッリ。とんでもないところまで飛び出してきたヴィヴィアーノをかわして、シュートを放つがポストに当たって助かる
30分 クローチェを後ろから倒したデ・シルヴェストリにイエロー■
33分 決定機!クアリアレッラがペナ内で敵DFに身体をいれてボールをかっさらい、すぐさま左足で巻いたシュートを放つがわずかにバーの上・・・
前半42分 クアリアレッラGoooooL!! 1-0:
→カッサーノのスルーパス。ペナ内でクアリアレッラが受ける。DFコスタを背負いながら反転して、思いっきりシュート。DFラウリーニに当たってわずかにコースが変わったボールは、ゴールに突き刺さる!!クアリアレッラ、ここ4試合で3点目で先制!!
ロスタイム0分。そのまま終了
前半は1-0。ポゼッションはエンポリ16分05秒:サンプ15分10秒。さすがにここ2節の19位&20位の相手とは訳が違い、一進一退の攻防。前節ほどでは無かったが、相変わらずカッサーノが決定的なチャンスを何度か作り出す。アウェイでもひるまずかなりDFラインを高くしていた為、時折DFラインの裏を取られるシーンが見られた。なぜかホームのエンポリの選手が、ピッチに足を取られて滑るシーンが多く見られた。終了間際に先制出来たのは前節までの勢いを感じる。さて、このまま勝ちきれるだろうか?
後半10分 エンポリCKのクリアからカウンターに入ろうとしたドドを倒したマリオ・ルイにイエロー■
11分 マッカローネに代わってムチェドリーゼ投入。キャプテンマークはプッチェレッリへ
13分 クアリアレッラのスルーパスからソリアーノのシュート→弱すぎてGKキャッチ
16分 DFアリアウドに代わってビッタンテ投入
20分 カッサーノに代わってコレア投入。同じポジション
21分 ドドのつけパスからクアリアレッラ、反転してシュートはわずかに右に外れる・・・
23分 後ろからのスライディングでデ・シルヴェストリを倒した元サンプのコスタにイエロー■
31分 右サイド、モイサンデルに走り勝ったプッチャレッリが中央へグラウンダーのクロス。ムチェドリーニが突っ込んできてスライディングシュートを放つが、わずかに右に外れる。助かった~
32分 サポナーラを後ろから倒したリッキーにイエロー■
33分 サンプ:ドドに代わってクリストドゥロプーロス。左MFに入る。カッサーニを左SBに移して4-5-1の形にチェンジ
エンポリ:パレデスに代わってリヴァヤ投入。FWの枚数増やす
35分 ペナわずかに外でクリストドゥロプーロスがクローチェを蹴り飛ばしてイエロー■→そのFKから
後半37分 ラウリーニGoal 1-1:
→右からマリオ・ルイのFK。左足でゴールにむかうクロス。ファーでラウリーニがヘッドで叩き込み同点・・・
48分 最後のチャンス。ペナわずか外で得た直接FK。クリストドゥロプーロスが汚名返上とばかり直接狙う。壁の上を巻いた早いボールは枠に飛ぶが、GKキャッチ
ロスタイム4分 そのまま終了
(ポイント )
・ポゼッションは最終的に互角
・結果論だが、2つの交代がマイナスになった
・コレアはドリブルがほぼカットされたし、クリストドゥロプーロスは失点につながる痛いファール
・中盤ではフェルナンドが良かった。身体が強く1対1で負けない
・エンポリとは2試合とも1-1
勝ちたかった試合だが、これが今年の実力か。やはり守り切れる守備力が無い。後半25分ぐらいまでで、サンプペースでボールが上手く回っていた時に追加点が奪えなかったのが同点に追いつかれた原因だろう。そして、この日は守り切ろうとするモンテッラの采配がやや裏目に出た。勝てば10位以内、さらには一応ELまで夢見られたが現実ELはもう厳しいか。
↑↑ただ写真のクアリアレッラは存在感を示し、タイプは違うがエデルを懐かしませない活躍を見せ始めた。この勝点1を意味あるものにするには、ホームでのキエーヴォ戦は勝点3必須。キエーヴォとも現在勝点3差だ。早く残留を確定させなければいけないが、9位のボローニャとは勝点4しか離れていないので、十分一桁順位は狙える!
Foooorza Saaaamp!!
次節:セリエA第30節 2016年 3/20(日) 対キエーヴォ・ヴェローナ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)
’15-’16 SERIE A
29試合 8勝8分13敗 勝点32 得点 43 失点 47 得失点差 -4 現在14位
(ポイント)
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero52:
La vita e' una ruota:se tradisci,sarai tradito.
格言52:
人生は一つの車輪だ:もしあなたが誰かを裏切ると、将来誰かに裏切られる