SERIE A 第8節 10/15(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:マリアーニ氏(Aprilia出身)
サンプドリア - アタランタ
↑↑©U.C.SAMPDORIA Officialページより
昨季はサンプのホーム開幕戦で対戦。アタランタがまだ波に乗る前の対戦だったが、ケッシエなんかはこの試合のゴール辺りからブレイクしていく。試合はクアリアレッラのPKとバッレートのゴールでサンプが2-1と逆転勝利を収めている
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/e4c794539bd24c1b989e5045a831aa09
【試合前情報】
さて代表で1週間空いたが、いよいよ今晩はサンプvsアタランタ。去年大躍進で4位となったアタランタはセリエAで一番のサプライズだっただろう。今年はそこまでの勢いは無く、ここまで2勝3分2敗だが前節はユーヴェ相手に0-2から追いつく引き分け。その前もフィオレンティーナに引き分けており、自力はかなりある。サンプは至極順調に来ていたが、前節のウディネーゼ戦で悪夢のような0-4の敗戦。この1戦が逆にフロックだったと言えるように、今節は良いゲームで勝ち星が欲しい。
直近5試合のvsアタランタは2勝1分2敗。昨シーズンは1勝1敗の五分。アウェイの試合ではガスペリーニの思い切った采配で、19歳の選手を2人も使われながら負けてしまった。ただ、ホームでの試合も含めて内容的に負けた試合では無いあ。少なくとも10位と4位と言う差は感じなかった。当然侮れない相手ではあるが、勝てない相手では全く無い。最近の試合から見ても1点差以内の好ゲームになるのではないか?以下が直近5試合↓↓
- 2017/01/22 ATALANTA 1-0 SAMPDORIA
10'(2°T) A. GOMEZ - 2016/08/28 SAMPDORIA 2-1 ATALANTA
35'(1°T) F. QUAGLIARELLA, 45'(1°T) E. BARRETO 27'(1°T) F. KESSIE' - 2016/02/14 SAMPDORIA 0-0 ATALANTA
- 2015/09/28 ATALANTA 2-1 SAMPDORIA
7'(1°T)[Own Goal] N. MOISANDER, 46'(2°T) G. DENIS 49'(2°T) R. SORIANO - 2015/03/01 ATALANTA 1-2 SAMPDORIA
16'(1°T) G. STENDARDO 23'(2°T) L. MURIEL, 36'(2°T) S. OKAKA
【プチサンプニュース】
1.代表組は嬉しいニュースが続々と。
コロンビア代表のサパタは、W杯南米予選最終戦のペルー戦に先発。72分まで出場して1-1の引き分けに貢献。見事南米第4位でW杯出場権を手にした。またポーランド代表のリネッティとベレシンスキも、モンテネグロ戦に4-2で勝利して堂々の1位通過でW杯出場を決めている。一方、若手のアンダー代表勢はEUROアンダー21の予選試合。U-21のポーランド代表のコフナツキ、と今現在はレンタルでスパルに出されているイタリアU-21代表のボナッツォーリは揃ってゴールを挙げている。ちなみにコフナツキはキャプテン。またデンマークU-21代表のアンデルセンもフィンランド戦に先発して68分までプレーした。
2.10/10、ベレシンスキに第1子が誕生!名前はLeo(レオ)。Maja夫人が故郷のポーランド・ポズナンで産んだ。代表に選ばれており、早くもロシアW杯出場も決めたベレにとっては、2重の喜びとなった。
3.ヴィヴィアーノの謎の怪我。ここまで長くかかってるヴィヴィアーノの怪我。この2週間のお休みを経て、いよいよ復帰かと思われていたが今節召集外。結局間に合わなかった。さすがにそろそろだと思うが、もうすぐもうすぐと言われながら復帰できないので心配だ・・・
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。まずはMFバッレートが前節のレッドカードで出場停止。さらに代役候補筆頭のリネッティも代表の試合で軽傷を負って、おそらくスタメンは無理。と言う事でヴェッレに遂にチャンスが与えられそう。ジャンPは試合前の会見で、どちらが先発であろうが2人とも使う事になるだろうと答えていたが。それ以外はほぼ同じメンバーになるだろう。CBはこのままレジーニでは無くてフェラーリが完璧なレギュラーになれるのだろうか?あとはFWで代表の試合から帰ってきたばかりのサパタが間に合うのかと言うところ。間に合わなければカプラーリ先発か。召集外は怪我のGKヴィヴィアーノ、DFドド、MFカペッツィとイヴァン。
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
クアリアレッラ サパタ(カプラーリ)
ラミレス
プラート ヴェッレ(リネッティ)
トレイラ
ストリニッチ ベレシンスキ
フェラーリ シルヴェストレ
プッジョーニ
ベンチ:GKトッツォ、クラピカス DFアンデルセン、サーラ、レジーニ、ムッルー
MFジュリチッチ、アルヴァレス、リネッティ FWカプラーリ、コフナツキ
《ジャンパオロ・試合前公式会見》
- ウディネーゼ戦で、我々の成長は一歩後退してしまった。しかしそこを再出発点として、またこれから成長を続けなければならない。アタランタは間違い無く強敵。フロックでユーヴェ相手に2点差を追いつく事は出来ない
- サパタの人生はこの15日間で大分変った。なんてったって代表に選ばれて試合にまで出たのだからね。この経験がプラスになる事を祈る。我々のFWにはレギュラーが3人いる。クアリアレッラ、カプラーリ、そしてサパタだ。この3人のうちの2人が明日も試合に出るだろう
- ガスペリーニはここジェノヴァでDERBYをたくさん戦ってきた。我々のティフォージにとって彼が監督のチームとの試合は、DERBY前哨戦みたいなものだ。ちなみにジャンパオロとガスペリーニは共にガレオーネ門下生
- イリチッチじゃなくてラミレスで良かったかって?私は自分が教える選手たちを愛している。もしかしたら来るかもしれない選手や、指導した事無い選手を愛する事は出来ない
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一方のアタランタはガスペリーニ監督の3-4-1-2。相変わらずの3バック。FW陣と両ウィングを生かしてフィールド全体を使う攻撃的サッカーだ。DF陣ではレギュラーのトロイが怪我で召集外。ボヌッチ2世と言われるカルダーラを中心とした3バックとなる。右WBは当初レギュラーとみられていたカスターニェではなくて、ハテブールが使われそうだ。左WBのスピナッツォーラは良い選手。個人的にはいつかサンプに欲しい。まぁその前にユーヴェに戻りそうだが。トップ下はサンプ入りがほぼ決まっていたのにぎりぎりでアタランタを選んだイリチッチ。そして2トップは昨年ブレイクを果たして、今週はアルゼンチン代表にまで選ばれた"パプ"ゴメスと巨漢のポストプレイヤー「ペターニャ」。元サンプ勢はそのペターニャ。
Atalanta(3-4-1-2) 監督:ジャンピエロ・ガスペリーニ
ゴメス ペターニャ
イリチッチ
スピナッツォーラ ハテブール
フロイラー クリスタンテ
パロミーノ マシエッロ
カルダーラ
ペリシャ
ベンチ:GKゴリーニ、ロッシ DF マンチーニ、カスターニェ、ゴセンス、バストーニ
MF デ・ローン、ニコラス、クルティッチ FW コルネリウス、オルソリーニ、ヴィード
《ガスペリーニ試合前公式会見》
- サンプは前節を除けば、ここまで非常に良いサッカーをやっている。そしてジェノヴァのスタジアムでの試合はいつも難しい
- またサンプは順位的にも近いし、最終的にも同じ目標で争う事になるだろう。我々のリーグ戦はここから始まる
- ユーヴェ戦は興奮のまま終わっており、この試合でその興奮をすぐに取り戻さないとならない
久々の試合。EL圏内を争う直接のライバルとなりそうなアタランタ戦は非常に重要である。また、ガスペリーニ監督は、我々にとってはジェノアのイメージが非常に強くやはり叩きつぶしたくなる監督だ。幸い彼のサッカーはどのチームに行ってもやってる事は変わらないので、よーく知っている。相手にとって不足は無し。
さらに今回のアタランタ戦にはもう一つの因縁が有る。"ヨシプ・イリチッチ"。今夏、サンプ入り決定とまで新聞に書かれていたところから、わずかな金額の上積みで一転してアタランタとサインしたこの金の亡者を我々は許す事は出来ない。まぁ結果的には"ガストン”ラミレスを獲得できた事で、私は逆に良かったと思うが。別にイリチッチがそんなにすごい選手だと思わないし。しかしそれは関係無い。とにかく彼には盛大なブーイングの歓迎をしてやろう
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第8節 2017年 10/15(日) 対アタランタ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)
’17-’18 SERIE A
6試合 3勝2分1敗 勝点11 得点8 失点8 得失点差+0 現在 8位(1試合未消化)