SERIE A 第17節 12/18(日) 15:00@マルカントニオ・ベンテゴーディ(ヴェローナ) 主審:マリアーニ氏(Aprilia出身)
サンプドリア 1 - 2 キエーヴォ(前半0-2)
- (前半9分)キエーヴォ[1]
メッジョリーニ
- (前半42分)キエーヴォ[2]
ペリシエ(PK)
- (後半49分)サンプ[1]
シック
自らのミスで前半の内に相手に2点を献上。シックが自身4試合連続、意地のゴールを決めるが、時すでに遅し…
[試合前情報]
年内も残り2試合。相手はここまで16失点とリーグ3位の失点の少なさを誇るキエーヴォ。キエーヴォには15年目のペリシエを始め、在籍が長い選手が多い。それだけ連係に長け、戦術が浸透しており今季の失点の少なさにつながっているのだろう。センターバックのダイネッリとガンベリーニの2人は、共にもうベテランだが元々は代表経験者でもある実力者だ。一方サンプは前節のホームでの負けを取り返したいところだ。
前回のヴェローナでの対戦は昨年の11月。1-1の引き分け。その時のスタメンで、今年もサンプにいる選手が4人しかいなかった。1年しか経っていないのに、現代のサッカーの移り変わりは激しい・・・
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/908e9279b6882887068049fd350784a3
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。サーラが久々に怪我から戻ってきて、右SBでスタメン。その代わりシルヴェストレが不在。怪我では無く、ミハイロビッチのトリノが冬のメルカートで彼を狙っていると言う報道がはびこり、ジャンパオロは集中した練習が出来ていないと言う理由で招集メンバーから外した。真相はいかに・・・・代わりにセンターバックに入ったのはパロンボ。久々にゲームキャプテンを務める事になった。それ以外の変更は、トップ下がまたブルーノからリッキーに代わっただけ。ブルーノは途中出場の方が結果を出すと言う判断だと思うが・・・
一方のキエーヴォはマラン監督の4-3-1-2。GKソレンティーノ、右SBは名GKフレイの弟フレイ。CB先の2人に左SBは元サンプのカッチャトーレ。なかなかの堅守を誇る。トップ下は元ミランの左利きビルサ。そして2トップはミスターキエーヴォのペリシエとサンプ戦に強いイメージが有るメッジョリーニ。
↑↑寒い中駆け付けた約500人のティフォージ。掲げた横断幕がこちら
"SAMPDORIA E' UN SENTIMENTO"
=サンプドリアは(我々にとって)一つの感情
★日曜日15時00分、レギュラー時間に行われた試合。
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
ムリエル クアリアレッラ(56分シック)
アルヴァレス(57分フェルナンデス)
プラート バッレート(77分ジュリチッチ)
トレイラ
レジーニ サーラ
シュクリニアール パロンボ(Cap)
プッジョーニ
ベンチ:GKクラピカス、トッツォ DFペレイラ、クラインツ、パヴロヴィッチ
MFエラモ、リネッティ、チガリーニ FWブディミル
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Chievo(4-3-1-2) 監督:ローランド・マラン
ペリシエ(cap) メッジョリーニ
ビルサ(83分イツコ)
デ・グズマン カストロ(56分リゴーニ)
ラドヴァノヴィッチ
カッチャトーレ フレイ
ガンベリーニ ダイネッリ
(46分スポッリ)
ソレンティーニ
ベンチ:Seculin, Confente, Cesar, Parigini, Bastien, F. Costa, Inglese, Floro Flores, Jallow.
*
備考:警告:前半18分レジーニ,41分サーラ,後半16分スポッリ;芝状態良好
<あらすじ>
前半9分 メッジョリーニGoal:0-1
→DFライン裏に放り込まれたボールの処理を巡って、飛び出したGKプッジョーニとDFレジーニが交錯。幸運にもどフリーになったメッジョリーニがボールを奪い無人のゴールに流し込む。サンプ痛恨のミスでキエーヴォあっさり先制…
前半17分 ペリシエに身体を入れ替えて抜け出されそうになり、無理矢理倒したレジーニにイエロー■
20分 レジーニのアーリークロス⇒ムリエルが胸トラから左足ボレー。初めてのまともなシュートだったが、GKソレンティーノが倒れながらキャッチ
22分 右からのロングクロス。デ・グズマンが中央でヘッド⇒プッジョーニがセーブ
23分 再び右からのロングクロス⇒ファーでメッジョリーニがボレー⇒GKプッジョーニがダイビングでセーブ⇒こぼれ球をもう一度シュート⇒パロンボが身体をはってクリア
40分 サーラが浮球の処理をミス⇒メッジョリーニにボールをかっさらわれ独走を許す⇒ペナ内でプッジョーニがドリブルで抜きにかかるメッジョリーニを倒してPK献上。プッジョーニにはイエロー■
前半41分 ペリシエGoal:0-2
→このPKをペリシエがゴール左に決めて追加点
↑↑©calciomercato.comより
ロスタイム1分。そのまま終了
前半は0-2。ボールポゼッションはキエーヴォ38%:サンプ62%。シュート数はキエーヴォ7本(枠内3本):サンプ6本(枠内1本)。ポゼッションはサンプの方が上回っていたが、開始早々のミスで得点を許して一気に流れが悪くなってしまった。その後もボールは回せるがチャンスらしいチャンスはキエーヴォの方が多く。さらに後半終わり間際にはまたもやゴールに直結する重大なミスから失点。キエーヴォに多大なるクリスマスプレゼントを贈ってしまった後半はいつものブルーノ投入だろう
↑↑©calcioweb.euより
慣れないCBで久々の出場。奮闘するパロンボ。彼なりに頑張ってはいたが、要するに控えの一番手センターバックが彼である現在のサンプの陣容に問題が有る。ただこの日の2失点はパロンボの問題では無い。いずれもGKの連携ミス、声の足りなさ。サーラの軽率なプレー。つまらないミスによるものだ。シルヴェストレは怪我では無いのに出ていないというのはかなり気がかりだ・・・いずれにせよ、冬のメルカートはとにかくCBだろう。
後半1分 CBガンベリーニに代わってスポッリ投入。怪我か!?
9分 クアリアレッラに代えてシック投入。さあ、シックに与えられるチャンスが増えてきた
11分 カストロ負傷してリゴーニと交代
12分 アルヴァレスに代わっていよいよフェルナンデス投入。最初からそうしろっつーの
16分 ムリエル倒したスポッリにイエロー■
32分 バッレートに代えてジュリチッチ投入。ジュリチッチにもチャンスが与えられるようになった
35分 ゴールやや右からブルーノのミドル。可能性を感じさせるシュートだったが、GKはじいてCKに
38分 ビルサに代わってイツコ投入
38分 カウンターから入ったばかりのイツコのラストパス⇒メッジョリーニの左足強烈なシュート⇒プッジョーニここはファインセーブ
42分 シックがカットインから、前節決めたのと同じようなミドル⇒ここはソレンティーノのスーパーセーブ
46分 絶体絶命!トレイラがファールを取ってもらえずに敵にボールを奪われ、3人対2人のショートカウンター。最後メッジョリーニの折り返しをどフリーのペリシエがシュート⇒思いっきりふかしてくれる
後半49分 シックGoooooL:1-2
→左からのレジーニのクロス。ファーポストの外でシックが敵と競りながら高い打点のヘッド。シック自身4試合連続となる意地のゴール
ロスタイム4分。そのまま終了。1-2
(ポイント)
・最終的にポゼッションはキエーヴォ21分07秒:サンプドリア31分53秒
・シュート数はキエーヴォ11本(枠内5本):サンプ14本(枠内5本)
・内容云々では無く、得点に直結する致命的なミス2つで敵に2点をプレゼント
・後半は濃い霧の為に、かなり見づらかった
・またもやサンプの収穫はシックだけ・・・
痛い連敗となったが、中3日ですぐ試合が有る。木曜ナイターのウディネーゼ戦。ムリエルやブルーノ・フェルナンデスにとっては因縁の試合。ジャンパオロにとっては、師と仰ぐデル・ネーリに成長した姿を見せる戦い。この試合の後、約2週間の冬休みに入る。ホームだし、嫌な流れを断ち切るためにも絶対勝利が欲しい!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第18節 2016年 12/22(木) 対ウディネーゼ@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間4:45)
’16-’17 SERIE A
17試合 6勝4分7敗 勝点22 得点21 失点24 得失点差-3 現在13位
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero115:
Non vedo l'ora di scendere in campo con la Nazionale.
Tra l'altro con la PlayStation
possiamo giocare pure con 4 punte...
格言115:
代表の試合でピッチにおり立つのを考えるとワクワクしてしょうが無い。
とりわけ、プレーステーションのゲームだったらFW4トップでもプレー出来るし
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