ミラン、インテル、ユーヴェと良い内容のサッカーを見せてからのホームでのこの試合
しかし、特に前半は最悪だった。
ミスも多く、スペースが有ると推進力が有るウディネーゼに何本も決定的なカウンターを許す
ダヴェルサ監督の試合前の言葉とは裏腹に、オープンな展開でお互い何本もチャンスを作り合う試合となった
また、オルサート主審は「全然笛を吹かない」
まぁ元からで相変わらずなのだが、基本コンタクトはあまりファールを取らないし、ベテランにしては厳格な態度も無く試合をコントロールできない
ちなみにこの試合はVARでウディネーゼの2ゴールがノーゴールから覆っているので、4年前だったらサンプが3-1で勝っていたと言う事だ!
出場停止は無し
ガッビアディーニ、ヴィエイラ、ヴェッレ、イハッタレンが怪我で招集外
ダヴェルサ監督の4‐4‐2
前節はターンオーバーを敷いたが、この試合は現時点でのレギュラーがスタメンとなった
久しぶりにプレビューの予想が全て当たった
GKはアウデーロが間に合った
左SBはアウジェッロが戻ってきていつもの4人
ダブルボランチはアドリエン・シルヴァがエクダルの代わりに戻り
サイドMFではデパオリに代わりダムスガールが先発復帰
そして合計72歳のおじさん2トップは変わらず
元ウディネーゼはクアリアレッラ
SAMPDORIA<4-4-2> 監督ロベルト・ダヴェルサ
イエロー:トルスビー、アスキルドセン、ベレジンスキ、エクダル
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一方のウディネーゼはゴッティ監督の3-5-2。
フィオレンティーナ戦の4‐2-3-1は機能していたが、この試合はまた3‐5‐2に戻した
私のプレビュー予想から2人外れた
GKはアルゼンチン代表のムッソの後釜で今季エラスから加入したシルヴェストリ
DFはネウエン・ペレスが怪我で不在なので、キャプテンのナイティング、ブラジル代表のベカン、サミールの3バック
MFは右にダムスガールの同胞シュトリガー・ラルセン。左には個人的に非常に欲しいナイジェ‐イタリア人のウドージ
中央はワラセとペレイラと組む3人目をアルスランではなくマケンゴ
FWは10番デウロフェウの相棒をプッセットではなくベト
デパウルはいなくなったが、全体的には層は厚くなっている気がするが
元サンプは”悪童じゃないバロテッリ”ことステファノ・オカカと、プレビューの時は忘れていたけどGKパデッリ
ウディネーゼ(3-5-2) 監督:ルカ・ゴッティ
デウロフェウ(50分アルスラン) ベト
ペレイラ マケンゴ(79分サマルジッチ)
ウドージ(59分モリーナ) シュトリガー・ラルセン(79分ソッピー)
ワラセ
サミール(79分フォレスティエリ) R・ベカン
ナイティング(cap)
シルヴェストリ
ベンチ:パデッリ、ピアーナ、ゼーヘラール、ヤヤロ、プッセット、デマイオ
イエロー:ペレイラ、サミール、ベカン、フォレスティエリ
*備考:有料入場者数4,292人(71,645€)、芝状態不良
★日曜15:00キックオフで行われた、今季初めて行われたレギュラータイムゲーム
共にユニは同じマクロン対決
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
- 7分ウディネーゼ:コリーのミスからウディネーゼ決定的⇒吉田さん決死のクリア
ここから両チーム、チャンスの応酬
- 15分ウディネーゼ:0-1 ペレイラ、ゴール
- 24分サンプ:1-1 シュトリガー・ラルセンのオウンゴール!
- 40分ウディネーゼ:決定的も、アウデーロがナイスセーブ
- 44分ウディネーゼ:1-2 ベト、ゴール
ロスタイム2分 前半1-2で終了
- 47分サンプ:カプート倒されPK獲得
- 48分サンプ:2-2 クアリアレッラ(PK)今季初ゴール!
- 50分ウディネーゼ:アルスラン投入(デウロフェウ交代)で3-6-1に
ここからサンプ、少しやりやすくなる
- 72分サンプ:アスキルドセン、エクダル投入(ダムスガール、A・シルヴァ交代)
- 70分サンプ:3-2 カンドレーヴァ、EUROゴール!!
- 79分ウディネーゼ:サマルジッチ、ソピー、フォレスティエリ投入、3‐5‐2に戻す
- 82分ウディネーゼ:3‐3 フォレスティエリ、ゴール
- 87分サンプ:トッレグロッサ投入(クアリアレッラ交代)
サンプは最後まで勝ちに行くが・・・
最終的にサンプはこの形(4‐3‐1-2)
トッレグロッサ カプート
カンドレーヴァ
アスキルドセン トルスビー
エクダル
アウジェッロ ベレジンスキ
コリー 吉田
アウデーロ
ロスタイム4分
・最終的なポゼッションはサンプ54%:ウディネーゼ46%
・最終シュート数はサンプ12本(枠内3):ウディネーゼ18本(枠内7)
・ポゼッションは最終的に上回ったが、はっきり言ってサンプの内容は良くなかった
・負傷も有ったようだが、デウロフェウを下げて1トップにしてくれたおかげで、そこからはサンプも押し返せるようになったが
・カンドレーヴァのスーパーゴール。素晴らしい
・PKとは言え、主砲のクアリアレッラにとにかく今季初ゴールが生まれた
・3点取った
・勝たなければならなかった試合に引き分け
・ホームでウディネーゼ相手に内容でも劣る
・吉田さんとコリーのCBコンビの終始不安定なプレー。今季ここまでは良い試合が多かったのだが
・交代選手がいない
<ダヴェルサ監督 試合後会見>
試合後会見
「前半は確かに良くなかったが、後半から戦い方を変えて2度のビハインドを乗り越えて逆転までしたのだから、勝点3を持ち帰りたかった。セットプレーから2失点喫した事は改善の余地があるし、それ以外でもバランスのとり方などまだまだ戦い方も改良の余地がたくさんある」
「前半と後半は全く違う形で分析しなければならない。前半は1対1で負け過ぎだ。それに対して後半は全体的なチームのバランスの取り方が悪かった。これに関してはきちんと練習しなくてはならない」
個々の選手に関して
「クアリアレッラに関してはゴールを決めた事以外にも、良いプレーを連発して最高の試合をした。
カンドレーヴァはここまでの試合、「良いプレーをしても勝利に結びつかないな」とからかっていたが、とにかく今シーズンの出来は素晴らしい。今シーズンは彼にとって最高のシーズンになるかもしれない」
2週間の代表ウィーク休み
「この2週間の休みはヴェッレやガッビアディーニのような怪我人が戻ってくるために非常に重要な休みだ。彼らの不在は非常に痛かった。しかし7人も代表に取られるので、一緒に練習が出来ないのはかなり痛い」
今後の展望
「フィジカルが強く、コンパクトにプレスをかけてくるチーム相手に先に失点を許すとなかなか難しい試合となる。また、彼らは3連敗でこの試合に乗り込んできており、どんなことをしてでも勝点を持ち帰ると言うモチベーションがすごかった。いずれにせよ、よりずるがしこく、最後までしっかり組織的に試合を行わないと勝点3は獲れない」
「私の選手たちは、それでも多くの満足させるプレーをしてくれている。クオリティ高いプレーをしてるし、しかし、そのクオリティの高さがチームのバランスの中に組み込まれないと、なかなか勝星を挙げる事はできない」
サンプニュース
(1)オスティ 停職
サンプはこの試合の直前、10/1にテクニカル・ディレクターを務めるカルロ・オスティ(63)の停職を発表した。
ラツィオやアタランタ、レッチェなどのスポーツ・ディレクター(SD)を歴任してきたオスティは、当時のガッローネ会長に請われてセンシービレSDの後釜として2012年12月にサンプドリアのSDに就任。そこから9年もの長期政権となっており、会長がフェレーロに代わっても信頼は揺らがなかった。今年7月にはファッジャーノが招へいされて役職がSDとなったので、その上と言う意味でテクニカル・ディレクターに昇格し、2023年6月まで契約を延長したばかりだった。新生サンプWOMENやサンプFutsalなど、サンプの全てを統括すると言うさらに重要な役割となっていたはずだった
しかしフェレーロ会長は、夏のメルカートで思うように選手が売れずに(ほぼヤンクトだけ)お金が入ってこなかったのが不満で、関係が悪化していたと言う事で停職に至ったようだ。
私はジェノヴァで1回オスティと(フェレーロも一緒だったが)偶然逢って話したことがあるが、物静かでダンディ。フェレーロを諫める好々爺みたいな印象だった。
個人的にはどうしても💩ェノアから来たファッジャーノを実績を上げるまでは信用しきれないので、非常に痛い破局だ。
早く会長の方を首にしろ!!
(2)サンプWOMEN インテルWomenに3-0で圧勝!!
Sampdoria Women 3-0 Inter Women
得点者: 12′&82′ Tarenzi, 15′ Re
SAMPDORIA: Tampieri, Boglioni (65′ Seghir), Auvinen, Rincòn (84′ Berti), Martinez, Re, Pisani (33′ Spinelli), Tarenzi, Novellino, Fallico, Giordano. A disposizione: Babb, Helmvall, Bursi, Musolino, Berti, Battelani, Carp Allenatore: Cincotta.
INTER: Durante; Merlo, Sønstevold, Alborghetti, Landström; Simonetti, Csiszàr, Pandini (57′ Karchouni), M. Portales (64′ Polli), Marinelli, Njoya Ajara. A disposizione: Cartelli, Gilardi, Karchouni, Santi, Pavan, Passeri, Vergani. Allenatore: Guarino.
10/9、今行われたばかりのセリエA女子第6節で、サンプガールズはキャプテンのタレンツィの2ゴールと名前が一文字の”レ”のゴールでインテルガールズに快勝!
5試合で2勝3敗となった。(サンプはサッスオーロ戦を豪雨サスペンデッドで1試合少ない)
得点以外でも、この試合が初出場となったGKタンピエリも好セーブを連発したようで、クリーンシート
この試合はGK以外でもファッリコ、ボリョーニなど今までスタメンじゃなかった選手もかなり起用しており、チームで戦ってる事を証明した
Forza Ragazze!!
この試合の引き分けは痛かった。
現実15位だし、カリアリ、スペツィアは連勝しないと
いよいよダヴェルサ監督の首に関する話題が新聞を賑わわせる事になるだろう
この2週間はとにかく
・怪我人の復帰
・若手3羽カラスの成長
・代表で誰も怪我をしない
この3つかなー
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:セリエA 第8節 2021年 10/17(日) 対カリアリ@カリアリ 現地12:30Kick Off(日本時間19:30)
’21-’22 SERIE A
7試合 1勝3分3敗 勝点6 得点10 失点13 得失点差 -3 15位
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