2022-23シーズン キャンプinから約2週間
3試合目の練習試合、そして4試合目は紅白戦になりました!
①7/17(日) 17:00@Temu 主審:ロディガーリ氏(Bergamo出身)
サンプドリア 7-0 ビエンノ
得点者:前半:4分 ラ・グミーナ, 27分 デ・ルーカ
後半: 6分 ボナッツォーリ(PK), 12分 デ・ルーカ, 15分 ラ・グミーナ, 24分 デ・ルーカ, 35分 ストッパ
[Formazione]
SAMPDORIA<4-2‐3-1> 監督マルコ・ジャンパオロ
デ・ルーカ
ラ・グミーナ ボナッツォーリ レリス
(51分ストッパ) (51分マラグリーダ)
リンコン トリンボリ
アウジェッロ ベレジンスキ(c)(51分ソンマ)
コリー(51分フラベゴリ) ムリージョ
ラヴァーリア(51分タンタロッキ)
ベンチ:GKアウデーロ
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
パルマとの練習試合の翌日に行われた、地元ブレッシャのBiennoというSeconda Categoria(イタリア8部リーグ)のチームとの対戦
試合は前半30分、後半35分の変則ゲームで行われた
ちなみに私は昔、イタリアのPrima Categoria(イタリア7部リーグ)のチームでプレーしていた事がある。もう20年以上前のことになるが
前日あまりプレーしてない選手、合流したてのベレジンスキや出番があまり無い若手中心のメンバーとなった
フォーメーションは選手に合わせて4‐2‐3‐1
MFマラグリダ FWボナッツォーリ、ラ・グミーナ、デ・ルーカらは初登場だ
さすがに格の差を見せつけたサンプ
移籍が濃厚なFW3人衆。デ・ルーカがハットトリック。ラ・グミーナもドッピエッタに、ボナも決定機はいくつか外しつつもPKで得点しつつアシストにも貢献した
ベレジンスキも元気な姿を見せて一安心
トリンボリはアンカーの位置で起用されて、ジェペスに負けじとアピール
雑魚には強いレリスも引き続き活躍を見せている
②7/20(水) 17:30@Temu 主審:ピガット氏
サンプドリア ブルー( 青) 2-2 サンプドリア ビアンカ(白)
得点者:前半:10分デ・ルーカ(青)、20分サビリ(白)、26分カプート(白)
後半:3分ダムスガール(青)
[Formazione]
SAMPDORIA BLU<4-4-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
デ・ルーカ クアリアレッラ
(後半1分ジェペス)
ダムスガール ヴェッレ カンドレーヴァ
トリンボリ
ムッルー デパオリ
ムリージョ フェラーリ
アウデーロ
↑↑©U.C.Sampdoria Official Page
SAMPDORIA Bianca<4-1-4-1> 監督マルコ・ジャンパオロ
カプート
ストッパ サビリ リンコン レリス
ジェペス(後半1分デ・ルーカ、18分ラ・グミーナ)
アウジェッロ ベレジンスキ
コリー ファラベゴリ
ラヴァーリア
↑↑©U.C.Sampdoria Official Page
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
35分ハーフと言う変則で行われた紅白戦
青チームと白チーム
レギュラーと控え組を上手くバランス良く組ませて、ある程度互角になりそうな布陣で行われた
現在一番手薄なポジションとなっている4‐1‐4‐1のMFの1のポジション。DFラインの前に位置し、防御壁を築きつつパスを散らすいわゆるアンカー。このポジションを務めたジェペスを前半と後半でチームを入れ替えた。ジェペスじゃない方のチームのアンカーは、前半はトリンボリ、後半はリンコンが務めた。それだけジャンパオロもジェペスに期待しているのだろう
いくつか目についたポイントを箇条書きに
- クアリアレッラ、健在をアピール
- 前半、後半共にジェペスがプレーしたチームの方が良かった。トリンボリも頑張ってはいたが
- ジャンパオロにも慣れてきて、サビリはかなり期待できそう。彼がシーズン頭からいるのは頼もしい
- ゴールを決めたものの、まだまだダムスは完全復調ではない。こんなもんじゃないだろう、彼は
- ファラベゴリ、とてもまだセリエAレベルに達していない。つまり彼がセンターバックの救世主になる事は無いだろう
このあたりだろうか・・・
正直、そんなに見どころは無い紅白戦だったが、とにかくMF陣とセンターバック陣に人手不足を強く感じる
開幕までそんなに日が無いのに、不安しか感じない
さて、ここでここまでの移籍情報をまとめてみる
はっきり言って、今のサンプのメルカート戦線は最弱。
そりゃそうだ。前オーナーが逮捕され、パトロンも決まってないチームに誰が来たがると言うのか。どんなに早くても身売りが決まって、そのパトロンの経営の元に移籍交渉が行えるようになるのは今季の冬のメルカートから。つまりそこまではまず選手を売り、売ったお金で選手を買う。プラマイゼロの補強しかほぼできない状況であろう
まぁ、昨季最終スカッドから一応の動きを改めておさらいしてみる
※移籍情報総まとめ<2022・7・23現在>
IN(金額は全て推定)
MFヴァレリオ・ヴェッレ(28)⇒エンポリからレンタルバック
MFメディ・レリス(24)⇒ブレッシャ(セリエB)からレンタルバック。フランス人
FWフェデリコ・ボナッツォーリ(25)⇒サレルニターナからレンタルバック。元イタリアU-21代表
FWエルネスト・トッレグロッサ(30)⇒ピサ(セリエB)からレンタルバック
FWマヌエル・デ・ルーカ(23)⇒ペルージャ(セリエB)からレンタルバック
FWアントニーノ・ラ・グミーナ(26)⇒コモ(セリエB)からレンタルバック
総額0ユーロ
OUT (金額は全て推定)
GKヴラディミーロ・ファルコーネ(27)⇒レッチェに買取オプション付きレンタルで移籍。
総額300万ユーロ+100万ユーロ(ボーナス)
収支 +300万ユーロ
つまり、レンタルバックを除いて実質新加入選手はいまだにゼロ。全くワクワクしない。
昨季から見て重要な放出は、センシはまぁしょうがないとして、トルスビーとエクダル
キャンプ開始から2週間経過、公式戦開幕まで2週間を切ってこの状況だ。
正直かなり危機的な状況と言えよう
ジャンパオロもインタビューでこう言っていた
「ログ、ピアツァ、グラッシなどほぼ決まりと言われた名前も含めて、すでに5、60人以上の選手リストを見てくれと言われて私のところに来たが、結局誰1人決まっていない。キャンプも終わって開幕までの残り時間を考えると明らかに選手が足りない」
「私のチームに必要な選手リスト5人はオスティとファッジャーノに言ってある
・GKーファルコーネに匹敵するレベルの2nd GK
・DFーレギュラーレベルのセンターバック
・MFーエクダルに代わるアンカー
・MFートルスビーに代わるレベルのMF
・MFーサビリがサイドをやるとしたらトップ下、トップ下をやるとしたらサイドのMF1人
とりあえずこの5人だ。あとは放出の動き次第だろう」
まぁまさにその通りで、私はこの5人プラス若くてポストプレーできるタイプのFWが1人欲しいと思っているが。
最悪FWはデ・ルーカかボナッツォーリでどうにかしようと思っているのか。いずれにせよこの2人のどちらか(か両方)とラ・グミーナ、トッレグロッサは上手に売らないといけないだろうが
さて、今日7/23(日)はいよいよポンテ・ディ・レーニョのキャンプ打ち上げとブレッシャ(セリエB)との練習試合
その様子は次号で!
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:コッパイタリア 3回戦 2022年 8/5(金) 対レッジーナ@ジェノヴァ 現地21:15Kick Off(日本時間深夜4:15)
カンドレーヴァは好きな選手なので残ってほしいところ。
売ったほうがチーム運営の為になるとは思いますが(笑)
しかしセンターバックの層の薄さは何とかならないものかと思いますね。
カンドレーヴァは年棒削減にはなりますが移籍金は大して期待できないので、僕ももう1年は少なくとも残って欲しいと思っています