今朝初めてホトトギスの声を聞いた、遠くの方で鳴いている。
ホッチョカケタカ ホッチョカケタカと聞こえる。
(包丁欠けたか)悲しい物語が有るらしい。
子供の頃が思い出される。
ホトトギスが鳴く頃田んぼの代掻きをしたのだった。
牛にスキを引かせ、私が牛の手綱を引き、父親がスキで田んぼを耕すと言う作業。
馬や牛は農家の大切な担い手、どこの家も家の中の土間の一角に飼って居たのだった。
今は農業も機械化され代掻き田植えも早くなったが、自然界は変わらない夏の季節を告げる鳥だ。
ある所に姉妹がいた、ある日姉が芋を焼き、周りの堅い所は自分が食べ中の柔らかい部分を妹に食べさせた、しかし妹は姉が先においしい所を食べたと思い、姉を包丁で殺してしまいました、姉はカッコウとなり「ガンコ ガンコ(堅いと言う方言)」鳴いて飛び去りました、
妹は自分の誤ちを知って後悔し
「包丁欠けたか 包丁欠けたか」と鳴いているとか。