大阪梅田のBontaで郵送修理をお願いしました。
郵送はなんか面倒。。。そう思い近場の修理店にお願いしたこともありますが、やっぱりBontaのクオリティに敵う所はないと思います。
配送の雑さだけが難点だったのですが、今回は結構丁寧に送ってくれましたよ。
去年の年末に買った40年代のヴィンテージ靴。
ヌバックで非常に柔らかい靴なんですが、ちゃんと緩衝材を入れてくれている!私は新聞紙を詰めて送ったのですが、ありがたい!
オールレザーで履くのも怖かったのですが、ハーフラバーとラスターヒールとしてこれで安心!
やっぱり面取りがツライチで素晴らしい仕上げ。
フローシャイム・ケンムール。こちらはヒール交換。
以前、別の店でコーナーラバーという修理をしましたが、言われていた通り、あっという間にすり減ってしまいました。
オリジナルの雰囲気に近づけるべく、鉄釘を2列打ってもらいました。
四角い釘頭の方が雰囲気合いそうですが、こういった要望にも対応してくれます。
ヴィン靴だからコバをあんまりキレイにすると雰囲気無くなると思っていましたが、キレイなのはやっぱり良いですね。
チャーチのグラフトンもハーフラバーを貼りました。
ダブルレザーの為、つま先がかなりすり減っていたので、継ぎ足し700円かかってしまいました。削れる前に貼るべきですね。
これは僕の靴ではありません。先日の赤坂蚤の市で後輩が買った靴です。
ジャランスリワヤのガラスレザー・プレーントウ。
仕事用として雨でも履きたいとのことでハーフラバーを。
ジャランスリワヤのレザーソールは出し縫い糸がナイロンと弱く、雨が降ると恐ろしいほどのスピードですり減るそうなので、僕がハーフラバーを勧めました。
コバが処理が見とれるほど美しい。後輩もキレイになったと喜んでくれました。
お値段ですがVibramハーフラバー#2342(2,160円)、ラスター(3,024円)、鉄釘(216円)、つま先補修(756円)です。
つま先補修は普通だけどそれ以外は安い、それでいて仕事振りは超丁寧。毎度毎度、圧巻でございます。いつもありがとうございます。
関西に行ってきたので、何足か大阪梅田のBontaに持ち込みで修理をお願いしました。
今回は3足半。半というのはシミ抜きで片足だけだったからなんですが、今回も見事な腕とプライスでした。
上の写真はエドワードグリーンのサンドリンガム。2年ほど前にも修理していますが、つま先がたいぶ削れてきたので今回はハーフラバーとトップリフト交換。
靴の雰囲気に合わせて、ラウンド仕上げにしてもらいました。
コバの処理が完璧すぎます。
こちらは中古で買ったウエストンのロジェII。
スチールを取ってハーフラバーを。こちらはラウンドではなく真っ直ぐの仕上げ。剥がれ防止の真鍮釘が打たれています。
コバの仕上げ。段差など皆無。ホントにキレイ。
値段はハーフラバーがVibram(#2342)で2,700円、ラウンド仕上げが+500円。安いです。
コバの処理を他の修理屋と比較。
行かなくなった、恵比寿のRifareはこれ。ただ3年くらい経っているのでそれも影響しているかもしれませんけど。これを見るとそれほど影響してないかな。。。張りたての記事もあったけど、ちょっと違うかな。。。
まぁ現状は一目瞭然です。
これはRifare系列のリファインアームズで去年張ったハーフラバー。
別の角度から。よく見ると粗が目立つ。
左右入れ替わりましたが、説明するまでもないです。
RifareはVibram(#2336)で3,780円、一番安いのが3,240円。Rifare系列は技術差が激しいと思います。あとクイックなので、それも影響しているのではないかと。
別の修理屋も。こちらは北参道のSUPER8SHOES。ここは結構キレイ。
甲乙つけ難いですが、左のBonta優勢かな。
でも古靴だし、この仕上げの方が雰囲気出るのかも。Rifareより断然丁寧ですけど。
SUPER8SHOESはこのラバーで3,000円。ただ素材が違うし、古靴なら素材も揃っているSUPER8SHOESもアリですね。
こちらは目白のglue。
左Bonta、右glueです。glueも良いんですけど、Bontaの方がフラットな仕上がり。
glueもRifareと同じVibram(#2336)で3,500円。Bonta安いなぁ。
ちなみにglueはフィティング調整が上手いと思います。オーナーも気さくな方で良いお店です。
トップリフトも紹介しておきます。これはグリーン。
ブルックス名義のオールデン・コードバンローファー。こんな釘打ちだったっけ。笑
Rifare恵比寿のハーフラバーの靴だけど、コバの再仕上げをお願いしておけば良かった。。。
お前はBontaの回し者かといわれそうな称賛ぶりですが、配送の雑さは相変わらず。今回は紙袋二つを箱状に整形してありました。笑
修理代金8,000円ちょっとで送料も往復無料で仕上げも感動的な上、料金も安い。贅沢言ってはいけないのですが、ここだけ何とかならんのかなぁ。配送がらみのトラブルはないから気にし過ぎですかね。
久しぶりに東京近郊の修理店でリペアに出しました。
ここ最近は注文靴を作った大阪のBontaに修理もお願いしておりましたが、配送料もあり何足かまとめて送るのが通例でした。Bontaは料金が安く、一般的な修理の技術は高いので良いのですが、足数が少ないと配送面で不利なので、今回はお試しながら2店にお願いしてみました。
まず80年代初頭のフローシャイム。夥しい釘打ちにゴムなしというレトロスタイルで大変滑り易かったのですが、見事生まれ変わりました。こちらは北参道のSUPER8SHOESに依頼。
グッドイヤーのリサイクルラバーという部材を使用しております。緑のポッチが目印。釘打ちしてくれたのもあり、ヴィンテージ靴の雰囲気によく合ってます。値段は3,000円
処理もなかなかキレイ。
ヒールはコーナーラバーとかいう修理で、元のヒールにゴムをはめ込んだ修理です。雰囲気を残したかったのでこの修理にしました。確か2,000円程。
一定の高さをくり抜いてゴムを入れるのかと思いきや、削れた部分にのみゴムが入っています。これはすぐになくなりそうな予感。。。これじゃあハンズとかで売っている補修キットと同じ手法ですね。下の一層ぐらいくり抜いてゴムにして欲しかったな。
ちなみにシューレースも変えたら?と勧められ、お願いしてみました。700円。アメリカで仕入れたシューレースのようです。
値段を考えればスコッチグレインのロウ引きでも良かったかなっと思ったり。あちらは200円ですから。
コーナーラバーの補修方法だけ少し不満だけど、仕上がりは結構キレイで概ね満足です。
ということで後日、メイカーズのコードバンブーツも同じ素材でお願いしました。
メイカーズはヴィン靴をモチーフにしているのでよく合いそうだなっと。目論見通りバッチリでした!
つま先、こちらは切って移植していますね。丁度良い大きさがなかったようですが拘るなぁ。でも耐久面ではどうなんだろ。
最近、購入したジャコメッティの馬革プレーントゥもハーフラバーを。こちらはペロンエペロンを購入した際に教えてもらった目白のglueという修理店に依頼。
Vibramのアンジェラソール、3,500円。
仕上がりはこちらもキレイ。積み上げは500円取られてしまいました。新品で持ち込むべきでしたね。
メイカーズの方も積み上げの革が盛ってましたが、SUPER8SHOESはアップチャージなし。ただ色合わせはglueの方が上手ですね。こうやって比較するのもなかなか面白い。
どちらの修理も技術は高そうです。
トレーディングポストで展開している、タイムボイジャーのメンテナンスボックスです。
いかにもグローブトロッターという出で立ちではありますね。笑
素材も同じくバルカナイズドファイバー。要は硬い紙です。
グローブトロッターは持ってませんので、細かいディテールまで似ているか分かりませんが。。。
さて、ボックスの中身ですが、まずこのように開き、、、
こうなります。3段あります。
今まではトリッカーズの靴箱に入れていたものが背の高いものなど一部を除き、収納することが出来ました。
なお、トレーディングポストの公式サイトには内寸が全く記載されていないので、測ってみました。
まず下段です。ここが一番深さがあります。
幅:約30cm、奥行:約20cm、高さ約10cm。
幅と奥行ですが開口部が若干狭まってます。参考までに開口部は幅:約29cm、奥行約:19.5cmとなります。
中段は主にクリームを入れています。
幅:約27.2cm、奥行:約19.1cm、高さ:約4.5cm
上段には仕切りがあります。ペネトレイトブラシやウェス、かっさ棒がある白い仕切りは取り外し可能ですが、大型ブラシ類との黒い仕切りは完全に固定されています。
仕切りの左側が幅:約20.5cm、奥行:約19.2cm、高さ:約8.5cm(※蓋までの高さ)
仕切りの右側が幅:約6cm(※仕切りは取外した状態)で奥行と高さは左側と同じです。
素人採寸なので多少の誤差はご容赦ください。
ちなみに中段でクリームの瓶を縦にすると。。。
蓋が閉まりませんでした。横に置くしかないようです。。。残念。
以前からずっと欲しいと思っていましたが、やっと手に入れることが出来ました。
本当はオーダー会限定のグリーンが欲しかったのですが、次のオーダー会ではアップチャージになるようで、レギュラー展開しているこのサンドベージュという色にしました。購入直前で値上げがあったり、運に見放されている感がありますが、カッコいいボックスってなかなかありませんから、大事に使おうと思います。
値段は39,960円。もう少し安いと良いんだけど。。。
同じタイムボイジャーで似たようなものがいくつかあり、楽天では1万円ほど安く売られていました。
具体的には"コレクションバッグ(サイズL)"と"コスメボックス"です。
コレクションバッグは大きさがいくつかありLサイズだと、外寸はこれと同じですが、中のトレーは大きさが違います。トレーに大きいブラシが入らないのでこれはやめました。
コスメボックスの方は奥行がなく、容量に難があった為、断念。お値段は魅力的ですが購入を検討されている方は良く確認してくださいね。
ニット類やジャケット、コートなどのアウター類、スラックスなどは今まですべてクリーニング店に預けておりましたが、なかなか良いクリーニング店ってありませんよね。私の住んでいる地域も例に漏れず、大切な服を安心して預けられるお店が皆無です。
どこも普通コース、おしゃれ着コース、デラックスコースみたいに分かれていて、追加料金で儲けるあのタイプ。しかもチェーンなのに結構高い、ランクを上げるとクリーニング代もバカにならない。
しかも工場併設でない店ばかりで店頭には知識のない人しかいない。何を聞いてもマニュアル通りの回答しか出来ないし、専門的なことも"工場に聞いてみないと。。。"などと当然答えられない。クリーニング業界ってただ洗うだけで服が好きな人なんて、まずいないと思うんです。専門店なのにね。
グレードを上げても"この部分(革など)は割れるかも"とか"この部分は剥離するかも"とかよく言われるんですけど、じゃあどうしろと?素材に合ったクリーニングは提案できないのかっと。革だってケアさえ間違えなければ洗えますけど?っと言いたくなる。苦情が多い業界だってのは分かるけど、ちょっと努力足りないんじゃない?もう言いたくても言えないこの感情!
正直、不満しかない!
まぁこんなこと思っているのなんてほんの一握りだから仕方ないですよね。
文句ばかり言っても仕方ないので、自分で洗ってみることにしました。今回はニットを。
どうせ高いコースにしても仕上がりは普通。自分でやった方が諦めもつくというものです。
まず100均で平干し用のネットを購入。おしゃれ着洗剤のエマールも買いました。
ネットに入れて洗濯機のドライ(手洗い)モードで洗い、平干しネットに畳んで干す感じ。陰干しが良いとのことですが、とにかく乾きません!
途中から日向で乾かしましたけど、相当時間かかります。
洗うなら真夏の朝一でやるべきだと思いました。若干生乾きだったので翌日も干すことに。。。あとこのタイプの平干しネットだと風が強い日はNGです。たぶん飛んでっちゃいます。笑
ニット3枚を洗いましたが、平干しネットは2つしか買わなかったので、もう一つは浴槽のフタで代用。溝があるのである程度通気性は確保できそうですが、ネットのが良いかもね。でもちゃんと乾きました。あとこちらは風の影響をあまり受けないと思います。
で、肝心の仕上がりですが、個人的にはその辺のクリーニング屋との比較なら遜色ないです!ドライモードなので糸が解れるとかもありませんし、何より水洗いなのでスッキリした気がします。笑
ガンコな汚れなどはクリーニングの方が優れていると思いますが、目に見える汚れがなければ家の洗濯機で充分です。素材にもよりますが、これから洗えるものはドンドン家で洗っていこうと思います。この後、調子に乗ってスラックスなども洗ってみましたが、割とキレイに仕上がりました。バラクータとかも家で洗えないかな~。