FAROのALERAMO MOUSSEを購入した記事を書いたところ､使い勝手についての質問を頂きました。僕としても甲乙つけ難い部分が多く､文章だけで伝えるのもなかなか難しいので写真を撮って比較してみることにしました。せっかくなのでね。
キャメルがFABIO MOUSSE(以下､ファビオ)､グレーがALERAMO MOUSSE(以下､アレラーモ)です。
見てわかる通り､アレラーモの方が高さがあります(350mm)。ファビオは300mmです。
幅についてはファビオの方が広くなっています。公式サイトではアレラーモが幅520mm､ファビオが幅450mmと真逆になっています。間違いでしょうか。。。幅ではなくヨコとなっていますが。
実際に底を採寸してみましたが､アレラーモ約390mm､ファビオ約430mmでした。測り方にもよるのでしょうが､公式サイトにある520mmは間違ってもナイですね。アレラーモは縦長､ファビオは横長という認識で良いと思います。
マチは見た感じでは､ほとんど変わらないです。ファビオは１年使用しているので革が柔らかくなりヘナっとしていますが､ほぼ同じです。公式サイト上はアレラーモ150mm､ファビオ140mmでアレラーモの方が広く取っていることになっています。
というわけで底を並べてみましたが､これは公式サイト通り､アレラーモの方がマチを多く取ってのがわかりました。ただ開口部がファビオの方が広いので見た印象だとファビオの方が広く見えるかもしれないです。
２つともフックを使用して幅を絞ることが出来ます。
アレラーモはたいぶ絞れますが､内側のポケットに入れた財布などは､このままの状態で取り出すことが出来ました。さすがにカバンの奥に入れたモノはフックを外さないと取りだし辛そうです。
ファビオについては見た目は大きな変化がありませんが､ここを絞っておけば､電車など横長のシートへ座るときに隣の人への干渉を防ぐことが出来ます。幅が少しありますんでね。表情も少し変わりますし､意外と便利。実用性も兼ね備えてます。
ハンドルについては見ての通り､アレラーモはベルト式で３段階に調節可能です。ファビオは調節できない仕様になっています。
ちなみにどちらも自立しているように見えますが､ファビオは１年使用して､革が柔らかくなり､モノを入れないと自立しませんでした。まぁモノを入れずにカバンを使うことはないけど。笑
内装。こちらはファビオ。ブレちゃってスイマセン。。。
ポケット２つと反対側にファスナー付きポケットが１つあります。ポケットは大き目なので出し入れはしやすいです。
先程も書きましたが開口部はかなり広く取られていて､ファスナーなどもないので容量はある程度融通が聞くと思います。
こちらがアレラーモ。違いはポケットがカバンの内側に３つとも集中していて､ファビオに比べると３つのポケット共に幅が狭いです。それにより不便というのは感じたことがないですが､ポケットにたくさんモノを入れる場合には差が出るでしょうね。あと片側にしかないので､ポケットにモノを入れすぎるとカバンのバランスは崩れると思います。
実際に荷物を入れて見ました。
長財布､手帳､ポーチ２つ､折り畳み傘､ペンケース､仕事用お泊りセット(シャツ､タオル､手袋など)､そして古いiPod(笑。
まずファビオさん。まだ余裕があり､内側のフックも楽に留まります。
サイドのフックも閉まる状態ですので､幅を絞ることも可能です。
外から見てもバランスよく収まっている感じです。
開口部はフックで留める形状ですが､外してもそんなにバランスは崩れないと思います。パンパンに詰めれば別ですけど。
次にアレラーモさん。幅は少し狭いですが高さがありますので､まだ余裕があります。
容量的には同じぐらいの印象です。縦に余裕があるのか､横にあるのかの違いぐらいしか感じません。
外から見てもキレイに収まってますね。ただこちらは開口部をドイツフックで留めてますので､容量が多いときはフックが留まらないかもしれないです。個人的にはフックが留まっている方が見た目は良いと思います。
比較してみてもやはり甲乙つけ難いというか､どちらも使いやすいカバンだと思います。ユニセックスなデザインのため夫婦共用とかでも使えそうなので､一家に一つあれば便利でしょう。笑 自信を持っておススメします。どちらににするかは好みで選んで良いと思います。
記事を書くにあたり､FABIO MOUSSE購入時の記事を見返しましたが､革の経年変化がほとんど無いことに気付きました。おそらくクロム鞣しの革なのでしょう。まぁタンニンだと水染みも出来やすいし､こっちの方が楽だと思います。
FARO的にはFABIO MOUSSEは定番モデルですのでセールにはかかりませんが､ALERAMO MOUSSEは現在もオンラインショップで30%OFFで売られています。定価はアレラーモのが高いんでお得感があります。自分だったら悩んじゃいますね。
NEWoManのセールでFAROのバッグが珍しくセールになっており､財布のヒモが緩んでしまいました。。。笑
ALERAMO MOUSSE(アレラーモ ムース)というモデルです。ハンドル部分がカーブしてデザインされており､肩に掛けた時の収まりが良いです。
ハンドルの長さはベルト式で３段階に調整可能です。
ドイツフックを採用。
FAROのカバンはFABIO MOUSSE（ファビオ ムース）というモデルを一つ持っていますが､こちらも容量があり､使い勝手も良く､とても気に入っています。同じトートバッグですがこちらは少し縦長な印象。
マチはこれぐらい。容量はしっかりあるのが嬉しい。
モデル名のMOUSSE（ムース）というのは革の種類を表しているようでこのシボ革を指しているようです。非常に柔らかい革です。
色はグレーに見えますが､ダークブラウンです。
ステッチもキレイだと思います。
ハンドル持ち手の裏側。あまり見えない所ですが､意匠をつけていますね。
内装は幅のあるポケット２つとファスナーポケット付き。これがあるとないとでは利便性が全く変わってきます。
内側にあるフックのボタンを留めて､
表側のドイツフックを留めると､
こんな形になります。かなり絞れますので､フクロウみたいですね。笑
底は鋲付きです。
２点以上購入でさらに１０%OFFだったのでポーチを買いました。
AMELIA POUCH M CANVASというポーチです。中央のロゴはワニ革だと。
デジカメとかの小物を入れるのに丁度良さそうです。
さて､お値段ですが､
トートバッグが税込85,320円から３０%OFFの59,724円。ポーチが税込6,480円から５０%OFFの3,240円。
さらにここから１０％OFF+ルミネカード５％OFFですので､トートバッグが51,064円､ポーチが2,770円の合計53,834円でした。
ポーチを買った方が2,904円も安くなるので2点以上10%OFFの時は安価な商品を上手く活用したいところですね。ポーチも使えそうなので良い買い物だったと思います♪
Finamoreのシャツを伊勢丹のセールでGETしました！
オーソドックスな幅広ロンドンストライプシャツ。襟はFinamoreらしくワイドカラーです。色はホワイトとブルーグレーのような感じ。
7つボタンでポケットはありません。
僕には6ボタンより7ボタンの方が合うような気がします。
お値段は定価が30,000円+税だったと思いますが､税込10,800円の大特価♪
こんなド定番なシャツを半額以下なんて､伊勢丹もやりますね。
何回か着用していますが､着回しが良く重宝しそうです。
今更ながらではありますが､Aldenの個人輸入で有名なAlden of CamelにてAF26というコードバンシューズを買いました。
個人輸入はハワイのLeather SoulとBUYMAでやって以来､3度目です。
箱を開けるときはいい年になってもワクワクするものです。
店主・アダムノット氏とのメールのやり取りも公開したかったのですが､アダムからNGが出たので､控えることにします。
まぁ､色々なサイトでメールのやり取りが上がっていると思うのでそちらを参考にしてください。ひとつだけ言えることは翻訳サイトで何とかなるということです！
AF26のAFというのは､カーメルで使用している品番でAlden Fanの略だそうです。数字は1から順番に附番され､130を超えるモデルがあるようです。
モノによってはAOCってのもありますが､Alden of Camelの略でしょうね。使い分けが気になるところです。
Aldenの品番は｢4330CY｣です。日本ではあまり見かけないプラザラストを採用。
｢8E13 024 3｣から2018年5月製造ということが分かります。出来立てホヤホヤのようです。
なお品番末尾の｢C｣はコマンドソールのことで､これはたまに見かけますよね。アメリカ本土に多い仕様というイメージ。レザーソールにコマンドタイプのハーフソールを縫い付けていますが､ソールとしてはこれが理想形かもしれません。縫い付けていなければ交換しやすいのでもっといいんですが。。。
｢Y｣はWide Sole Extention（ワイドソールエクステンション）この靴のウェルトとヒールから来ているようです。ストームウェルトがワイドで通常より張り出しているらしいのですが､そこまで出っ張ている印象はありません。しかし｢Y｣ってどこから来てるんでしょ？WideならWだし､まさかワイドのワイでYってこと？(笑。
ヒールはダブルウェルト仕様で､360度グッドイヤーと言えば分かりやすいですかね。ヒールにもウェルトがグルリと巻いてあります。ただ270 Degree weltとして紹介しているサイトもあり､これだと270度なのでヒールのウェルトはないことになります。恐らくストームウェルトのことですかね？ヒールは折り返しのないフラットウェルトですし。
しかしこのワイドソールエクステンション､最近のAldenにはない仕様でちょっとトリッカーズっぽく雰囲気◎です。さらにアンティークエッジ(茶色のウェルト)というのもイイですね。
横顔も美しいです。
靴は増やしたくないのですが､誘惑にはなかなか勝てないです。最近はインスタで良いなっと思ったモノが多くて。。。これもまさにそうでした。
モディファイドラストの短靴同様に踵の外側に傾斜が付いております。
踝が当たり易い僕にはありがたい仕様です。お陰でノンストレスです。
ちなみにコマンドのハーフソールが縫い付けられているのは先ほど触れましたが､一番消耗の激しいつま先部分はゴム層の厚みが増しています。しばらくはトゥラバーの修理のみで乗り切れるかも。意外と考えているAlden社！笑
AldenのNSTは2211も所有しておりますが､全く雰囲気の異なる靴です。個人的にはAF26のが好みかな。これの黒版のAF36もあり誘惑は続きますねぇ。笑
さて､個人輸入と言えば関税が気になるところです。
ネットを見ているとコードバンシューズでも5,000円前後という方が多く､今まで2回の個人輸入もヒット率50％､ヒットしたカーフのAldenも6,000円程でした。
20,500円！！！
どうやら僕は持っていない人間のようです。笑
しかし参りましたね。税関ガチで課税しやがった(T-T)
アメリカから輸入する革靴は商品価格の60%が課税対象で､そこから30％の税率となるので､単純計算で18%。
AF26は779ドルでしたので､高くても15,000円くらいと思っていたのですが､そこに諸税と消費税が5,200円もプラスされるとは。。。自分の運の無さにげんなりです。
ご存知の方が多いと思いますが､米オールデン社の方針（ラコタの保護）でカーメルは直接日本に配送してくれません。アダムよりOPAS（転送サービス）を使えとの指示がありますので､それに従いOPASの無料プランに登録しました。
配送の流れとしてはカーメルからまず米国内のOPASへ配送(8ドル)され､OPASのウェブサイトで配送の手続することにより日本へ配送(78.5ドル)されました。
以下､金額の内訳を記します。
【AF26】779ドル（予約のため内金有）
内金（デポジット）275ドル･･･30,549円（レート111.089円）
残金+米国内配送料 512ドル･･･57,475円（レート112.257円）
OPAS送料 78.5ドル･･･8,735円（レート112.282円）
関税 20,500円
合計117,259円
このモデルは日本未発売ですが､コードバン､NSTであることを考慮すると日本でのプロパー価格は12万後半～13万円代ほどでしょうか？これだけ関税を課せられても1～2万円くらいは安く買えたことになりますね。やっぱりラコタのボリ価格は異常(´ω｀)他のブランドもそうだけどちょっと考えてもらいたいなぁ。
関税がもっと安ければお得感も増したのですが､納税は国民の義務ですから仕方ありません。。。最近は税関も厳しくスルーと言うのはなかなか無いようですし､僕のようにガチで課税もたまにあるようなので､個人輸入の際は覚悟が必要ですね。
相変わらず買い物ばかりしておりますが、ブログにアップするのが滞っています。
これも1ヶ月ほど前に買ったモノですが､James Mortimer（ジェームスモルティマー）のアイリッシュリネンシャツです。
お値段は23,760円とそこそこしますが､それも納得､いやそれ以上のコスパだと個人的に思います。
とてもサラっとした生地で着心地が良いです。生地の質が良さが素人の僕でもすぐ分かるくらいです。この貝ボタンもボリュームがあり良い雰囲気です。
ガゼット（補強布）にグリーンをあしらっているのが､ブランドのアイコンになっているようです。
シャツは生地が大事であると思い知らされた一品です。他にも欲しくなってしまいますね。