町田のトレファクを物色していたらこんなモノが。。。
ヴィンテージコーナーの一角に佇んでいたこのセーター。お値段2,178円也。
安いけど他のモノとも雰囲気が違うなぁ、、、と斜めに付けられたタグに目をやると。。。
英国製、シェットランドセーター、そしてインターシャ!
サイズも合い、これは良いモノだということでお持ち帰りしました。
Vゾーンの幅も狭く、好みのスタイルです。
配色もバブアーによく合いそうで重宝しそう。
ちなみに後ろは無地。
上が表面、下が裏面ですが、段差が無く、裏表が同じ柄で編まれているのがお分かりになると思います。
これがインターシャ編みでより薄く、編み目も綺麗に仕上がるのですが、手間が掛かるのでインターシャが出来る工場はとても少ないんだそう。
当初、ブランド不明でしたがとある古着屋の店主からMcGeorge(マックジョージ)製とご教授頂きましたのでVintageのMcGeorgeということにしておきます。
ということでバブアーと合わせてみました!
またまたバブアー!またバブアー!もう13着目のバブアー。
いい加減にしなさいという感じですが、今回は邪道バブアーです。
タグを見てわかるように今回は日本規格の現行品。
見る方が見ればわかると思いますが、ノンオイルのビデイルを購入しました。
BEAMS PLUS別注の2Layer素材を使用したモデルです。
SLもありましたが、クラシックビデイルを選択。
表地の素材はポリウレタン81%、綿19%の割合でポリウレタンラミネートという加工がされているの所謂"2layer"と呼ばれるモノ。
ポリウレタンはコーティング加工されるのが一般的だそうですが、ラミネート加工はコーティング加工よりも生地が薄く出来るそうで、その反面、値段は上がってしまうそう。
ちょっと良い加工がされているという認識ですが、ポリウレタンである以上、劣化は避けられない。オイルドコットンほど長くは着れないでしょう。
ハンドウォーマーポケット。
裏地はヴィンテージに見られるドレスゴードンチェックが好きなんですが、現行品はこちらに統一されていますね。
名称はAncient Tartan Check(エインシャント タータンチェック)ということ。
外ポケットの内側にも裏地あります。
このポケット、何となくですが手を入れると少し狭い気がします。
ヴィンテージのビデイルと並べてみました。
どちらもサイズ36ですが、2Layerの方が大きい作り。
意外なことにコーデュロイの襟も2Layerの方が大きいのです。
袖のリブ。
手前がヴィンテージ、奥が2Layer。
リブに関しては現行の方が生地がしっかりしております。
生地はオイルの方がやはり雰囲気があると思います。
とは言えオイルドジャケットは周りに気を遣うし、リプルーフなども考えると面倒なことが多いです。
そういうのが面倒な方には、2Layerは非常に良い選択肢だと思います。
ちなみに英国製ではなくブルガリア製ですのでご注意を。
ノンオイルは殆どブルガリア製ですね。
着てみるとこんな感じ。
想像以上に風は遮るし、水を弾きます。10度以上あれば、これでも乗り切れそうなぐらいです。