お買いモノ考

-欲望なすがまま-

RESOLUTE 712

2017-07-31 | 


RESOLUTE 712 W28×L29
リゾルトファンの中では話題になっていたであろう712の29レングスを発売初日(たぶん)にゲットして参りました!

710の29レングスを持っていますが、この時期ローファーと合わせた際にもう少し丈が長いと良いなぁと感じることがありました。710の30レングスを買い足そうか、Workersの802を丁度良い丈にカットしようか考えていた時に712に29と31レングスが新たに出ると聞いて試してみたくなりました。

徳島にあるBoysMarketがスーツの出張オーダー会を青山で開催するのと同時に712を発売すると林さんのブログから情報を聞きつけ、後輩を道連れにして初日に行って参りました。スーツは要予約とありましたが、ジーパンだけなら大丈夫だよね?と軽い感じで。
会場に着き、場違いな雰囲気を感じそ~っと扉を開けて聞いてみると気まずそうな顔で"今なら大丈夫です"時間によっては入れなかったようです。危ねぇ。
あとで聞きましたがフィッティングデー以外は予約が基本でスーツをオーダーした人がリゾルトも見れるという風にボーイズ側が考えていたようですが、林さんが会期中はスーツだけ要予約と書いてしまったみたいです。
フィッティングデーではないので林さんはいません。が、なんとボーイズの津保さんがいらしてフィッティングしてもらえました。コーデしてもらう中で色々買ってしまったのですがまた後日のネタとします。津保さん、本当に素敵な方でした。

フロントボタンは銅っぽい色になっております。

710のボタンはシルバー、A710の色にも近いですが微妙に違うような。

710と比較すると股上が1cm程浅くて、腿の渡りが広く、裾がテーパードされており細くなっています。

710(右)とも並べてみましたが、712の方が太く見えますね。
裾は712の方が細くなっています、画像ではそう見えないけど。

712、最大の特徴がジッパーフライだということです。
股上が浅い分、丈も710より若干長くなるということで希望にかなうものだと津保さんから教えてもらいました。テーパードが強いので、裾が横に広がらず細いままで更にシュッとして見えます。これなら裾を折り返して履かなくても良さそうです。また試着してみて、シャツをタックインするなら712の方が股上が浅い分、好みなシルエットであることも分かりました。もう買うしかないと。笑

ジッパーフライのため、サンフォライズドと呼ばれる防縮加工を施し、毛羽立ちを予め焼いております。

この辺は710と変わらず。


712はジッパーの根元には閂のようなステッチがありますが、710にはありません。
ジッパーに関係しているステッチでしょうか。微妙な所に710との違いが見て取れます。

サンフォライズド加工されていると色落ちが速いと津保さんから伺いました。ぶっちゃけ710が結構色落ちしているので色の濃いままメリハリある色落ちをさせたいのですが、、、裏返しで洗いますかね。笑


FARO "FABIO MOUSSE"

2017-07-30 | カバン


FARO Tote Bag "FABIO MOUSSE"
color:camel

薄型財布で有名なFAROですが革小物以外にも鞄や腕時計ベルトなども作っています。
新宿のNEWomanに直営店もあり、そこで見つけたものになります。

キャメルを選んだ理由はBontaの注文靴に合わせるためです。
エルゴポックのショルダーバッグならキャメルがあるのですが、いかんせん仕事でショルダーだと荷物が入らず使いづらいわけです。様々なシーンで履きたい靴ですし、それに合わせてカバンも。ということで新調です。

結構イイ感じかなっと。

実はこのカバンを買う少し前に、職場の同僚のカバン購入に付き添いまして、このカバンをオススメして同僚が黒を買っていたんです。笑
容量も入るし、作りもなかなか、革も良いモノを使っていまして値段もCiseiなんかと比べるとグッと安く、付き添っていたら自分も欲しくなってしまいました、、、色違いなら良いかなっと。許可は取りましたが。笑

かなりの大容量かと思います。
ポケットは3つ。フラップはありませんが、マグネット付きの留め具と右側にストラップがあります。

留め具を付け、このストラップを装着すると、、、

サイドが絞れて見た目が変化します。このカバンも面白い所です。
これだと少し女子っぽいですが、これはこれでアリだと思いますね。

ちなみに冒頭でNEWomanの直営店でで見つけたと記載しましたが、買ったお店は別です。こちらは定価が73,440円ですが、セールでもないのに、かなり安く買うことが出来ました。あまり大きな声で言えないということで詳細は差し控えさせて頂きます。笑


Bonta Bespoke Apron Front Derby Shoes

2017-07-06 | 


遂に念願のビスポークが完成したので大阪まで行って参りました!(こちらも参照→
前回の記事でチラッと触れましたが、踝のフィッティング調整の為、持ち帰りは出来ず配送となりましたが先日無事に我が家へ到着しました。

もう素晴らしいの一言です。
本当に良い革を使っています。ジワっとした輝きが何とも言えません!

フィッティングの際、ペンを使っての皺入れを行いました。
本来僕は自然な皺を好んでペンによる皺入れの儀式はしないのですが、何か考えのあってのことなんでしょうね。他のビスポーク工房はどうなのか気になります。
指示に従い片足2回に分けて皺を入れました。画像じゃ皺がどこかも分かりませんが、、、

つま先のパラレル。U字はライトアングルで縫ってもらいました。

ソールは半カラス仕様。カラスはダークブラウンでとお願いしたハズなんですがブラックでした。まぁカッコいいので良いか(^-^;)しかしこんな美しいレザーソールはなかなか見られませんよ。履くのがもったいない。
ヒールはアップチャージを支払いフィリップススペシャル(フルハンドはアップチャージなしだそうです。)をお願いしていましたが、サイズが合わずにダヴテイルになりました。ヒールもカラス仕立てで引き締まった印象でカッコいいです。
ウィールも美しいです。

デザイン
:U-TIP "Round Toe"
【スキンステッチ】甲:ライトアングル つま先:パラレル
   素材  :【甲革】DU PUY =Light Brown Calf=
        【底材】Joh.Rendenbach
   製法  :Handsewn Welt(九分仕立て)
 ソール :Half Mid Leather Sole
 ヒール :Dove Tail(Double welt)
   価格  :126,100円(木型・シューツリー込み)
スキンステッチのUチップと言うことでライトブラウンがステッチが良く映えるので勧めてもらいましたがこの色で大正解でした。

当初、明るい色味でしたので合わせにくいのではないかと不安もありましたがこれは杞憂でした。本当に良い色。ただ思っていたよりもトウが少し細い作り。もう少しポッテリしている方が好みなんですが、履けば慣れるでしょうか。

フィッティングは踝以外はほぼ完璧です。その踵も今は修正済みで問題は解消しております。足入れの際、「シュッ」と空気の抜ける心地良い音がして、職人氏も一足目としてはフィッティングはなかなか良いと言うことでした。

履いてみた印象ですが非常にアッパーもソールも非常に硬いです。ソールはハーフミッドソール(スペードソールとも言いますね。)です。馴染むまでは少し大変かもしれません。つま先にスチールを付けましたが最初はかなり削れるだろうとのことです。ソールはピカピカに磨いてあるため、良く滑りますが一度履いてしまえば問題ないでしょう。

ステッチにはオリジナルの要素を取り入れてみました。
カウンターパーツのステッチはトップライン下が2本、その下のカウンターパーツ部分は3本にしてもらいました。結構いい感じ!

羽根の付け根の閂(かんぬき)は手縫いで円を描くように縫ってもらいました。
また鳩目に沿って縫われたステッチと閂が交わる箇所では閂とは逆側へ撥ねるように縫ってもらいました。地味ではありますが、あまり見ない意匠。
と、ここまでは良かったんですが、カウンターパーツのパターンが依頼していたのとは若干異なっていました。全体のバランスを見て若干デザインを変更するとは聞いておりましたが何か理由があるのか。。。聞くのを忘れてしまいましたが、これもこれで良いと感じそのままに。

内鳩目。

踵はシームレス仕様です。立体的で美しいです!踵の収まりも良い感じ。

コバは角コバ、ヒールはダブルウェルトということでどっしりしています。フィリップススペシャルが合わないわけです。笑

カカトのアップ。3枚の革(インソックも入れれば4枚)が合わさっています。こりゃ硬いわけだ。

インソックのロゴは縦向きでした。受け取りの際は横向きだった気がしたのですが、、、
恐らく踝調整でインソック自体を交換したようです。

専用シューツリーです。持ち手が木ハンドルですが通常九分仕立てでは金具タイプとなるようです。僕はアップチャージで対応しました。木の方がカッコいいんでね。
このシューツリー、脱着が非常に大変です。しかしこれは木型に忠実に作られた証。ちょっとコツが要りますが慣れるしかないですね。

若干オーダーと異なる部分がありましたが、非常に良い靴が出来て満足しています。
Bontaは作業が丁寧で値段も良心的、とても良い工房なのですが良くも悪くもあっさりした対応のお店です。口頭のみで希望を伝えるよりかは下手でも良いので絵や希望を紙に書いて渡した方が良いと感じました。
とは言うもののこの値段でこれだけの靴を作る工房は少ないと思いますので、Bontaはやっぱりオススメです。


CIRCOLO ヘンリーネックTシャツ

2017-07-01 | 


ヘンリーネックのシャツ、実は持ってなくて良いモノを見つけたので購入してみました。

CIRCOLO(チルコロ)というイタリアブランドのモノです。(ちょっとボケてますね。。。)
ジャージ素材をジャケットなどもあるそうで、そちらも気になりますね。

ヘンリーネックのボタンは大体3個前後が多いと思いますが、こちらは5つあります。ちょっと大人っぽくなりますね。

こちらは神戸・三宮のサンクエッセンシャルで購入しました。
値段は14,040円でしたがポイントを5,000ポイントを使用し、9,040円で購入出来ました。
なんで関西で買ったのかっとツッコミが入りそうですが、実は、、、

コイツが出来上がったので遠征をしていたわけです。(こちらも参照→
踝が当たってしまい、調整後に配送での受け取りになりましたのでまだ手元にないのですが、届き次第レビュー致します!正直、オーダー時に伝えていた仕様と異なる部分はありましたが、想像以上の出来に興奮しております!