お買いモノ考

-欲望なすがまま-

ASAHI BELTED LOW SUEDE - NAVY/BEIGE

2024-03-07 | 


革靴好きにもスンナリ馴染めるスニーカー。

超不定期更新になった当ブログ。気が向いたらブログ更新します。ご容赦を。

数日前に浜松まで行ってきた際に見つけたAsahiのスニーカーを。
スニーカーは3足ほど所有していますが、ほとんど縁がない日常。
どうしても革靴に足が伸びてしまう毎日でしたが、スニーカーに久方ぶりの一目惚れ。

ベージュとネイビーのスウェードコンビという素材使い。
更にコットンのヘリンボーンテープがグルリと巻かれ、デザイン上のアクセントに。
同素材&異素材コンビが同時に楽しめます。

ヴァルカナイズ製法で使用するゴムとレザーアッパーの圧着に難があった1970年代。
その解決策としてコットンのテープをゴムとレザーの間に挟み、圧着力を増していたそうです。
現代の技術力であればテープは不要ですが、敢えてテープを巻いて製造することで、当時のディテールを再現しています。

サイズは25cm。
当時のバスケットボールシューズの木型を採用し、履き口から腰裏にかけては馬革が使用されているそうです。
スニーカーにしては少し大きめの作りのようで、私の場合は革靴から0.5cmアップでした。

土踏まずはエグレており、モディファイドラストのような印象。
矯正靴を作っているだけありますね。

箱の裏には詳細がびっしり。
無駄が削減され、まさにサステナブル。今の時代に合っていますね。

ニューバランスやコンバース、そしてVANSでもない、このアサヒのスニーカー。すっかり気に入りました。
シニア用の矯正靴を作っているイメージでしたが、こういうローテクスニーカーも作っていたとは。。。
気に入り過ぎて実は色ち買いを。。。革靴好きならさらに刺さりそうなお色です。気が向いたら記事にします。笑

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J.M.WESTON 641 "GOLF"

2023-05-24 | 


またまたお久しぶりです。
すっかり不定期更新となってしまった当ブログ。
仕事が不規則なことに合わせ、最近は靴磨きでイベントに出ることも増え、なかなか時間を取ることが出来なくなってしまいました。
少し余裕が出てきたのもあり、また再開してみます。
定期的に書けるかは約束できませんがお付き合いください。笑

さて、こちらの靴ですが昨年(2022年)の1月に伊勢丹メンズ館で開催された「THE MUSEUM OF VINTAGE SHOES」というイベントで購入しました。
高円寺にあるSafariとのコラボレーション企画で靴自体はSafariが仕入れたものになります。
私は伊勢丹のご厚意でイベント開催前の「事前お披露目会」にご招待頂いてこのゴルフに出会いました。


-事前お披露目会の様子-

世界の名靴が一堂に揃う圧巻の品揃えでしたが、その中でも気になる靴が一足。

サイズ6C。マイサイズでした。笑
値札は付いていますが、事前お披露目会では購入出来ないとのこと。
イベント開始日に抽選に並び、とことん運がない私のハズが奇跡の「1番」を引き当て購入することが出来ました。
事前お披露目会に招待してくれた伊勢丹のバイヤーさんが驚いていましたね。笑

通常のゴルフとは異なる点があり、まずコンビになっている点。
ヴァンプがタンカラーのロシアンカーフ、その他がノヴォカーフを使用しているようです。
ロシアンカーフは2018年に、ノヴォカーフは2019年に廃盤となったようで希少価値が高まります。

次にストームウェルトに刻みを入れた「ノッチドウェルト」になっているのも特徴的です。
通常のゴルフはフラットウェルトですので、オーダー品のデッドストックではないか?とSafariの方は仰ってました。


フラットウェルトよりもストームウェルトの方が好みなこともあり、見ていて口元が緩みます。

後ろ姿もカッコいい。アッパーのパターンも好みだなぁ。

インソール。

手書きの品番・サイズ表記。
ラスト31ですかね。

「W」が目立つウエストンオリジナルのラバーソール。
公式にはオールテランラバーソールというそうな。
抽選で大きい番号が出ていれば、買えなかったかもしれない、このゴルフ。
大切に、大切に、履いていこうと思います。

茶系が好きなので、ブラウンの同系色コンビはとっても使い易いです!

 

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Paraboot CORAUX [GRINGO/AMERICA]

2022-08-01 | 


みなさま、ご無沙汰しております。
更新が1年近く滞ってしまい、大変失礼しました。
ブログ更新に裂ける時間が減ってしまいましたが、また少しずつ更新できれば...
徐々に頑張って参ります!

さて、こちらはパラブーツのコロー。昨年購入しました。
御徒町の名店「Freeport」の別注でヌバックとスムースレザーの同系色コンビとなっております。

同系色の異素材コンビは大好物です。笑

フランスの靴ですがビーフロールなのでアメリカ靴の雰囲気です。

サイドは全てヌバックになっております。

踵もオールヌバック。アメリカンな雰囲気。

ソールは「MARINE SOLE」
製法はマッケイです。ヨーロッパではブレイク製法と呼ばれるようです。
マッケイを機械化した「ライアン・ブレイク氏」からブレイク製法ということです。
パラブーツの公式サイトでもブレイク製法と記載されていました。

インソールもヌバックになっています。
この靴は素足で履いても全く不快感がありません。

今の時期に大活躍のコロー。
とっても良きです。
サイズは素足を想定してかハーフサイズダウンのUK5.5にしました。
価格は29,700円でした。

 

 

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SMITHS ASTRAL

2021-06-28 | 


昨年の夏ごろに購入した、センターセコンドのスミス・アストラル。
スミスにしては大き目の33mm、9K金無垢の美しいケースです。

こちらはイギリス国鉄の勤続40年を祝したプレゼンテーションウォッチのようです。
オースティン、モーリスなどの自動車メーカーや写真のBRITISH RAILWAYSなど多くの企業が記念品としてスミスの時計を採用していました。

この時代の時計は風防にボリュームがあるので、小さいながら存在感があります。
私はこのプックリ感がとても好きです。

先日、紹介したミリタリーウォッチと同じムーブメントを使用しているのでハック機能(秒停止機能)が備わっています。
アストラルのムーブメントをミリタリーウォッチが採用していると言った方が正確ですね。
それほど信用性が高く、スミスの中でも高性能なムーブメントであったことを物語っています。

ドルフィンハンドの分針、時針に秒針のレッドアローが良いアクセントになっています。
ちなみにベルトのラグ幅は17mmと、あまり見ない幅ですね。

元のベルトは早々に裂けてしまったので、リザードベルトに替えましたが17mmは設定がなく実は18mmのベルトを装着しました。
押し込めば入るらしいのです。笑

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Tricker's M5265 "Mud Guard Chukka"

2021-01-10 | 


昨年2月に購入のマッドガード製法のスウェードチャッカです。
チャッカブーツ沢山あるんですけどねぇ。。。笑

英国レペロ社のガウチョスウェードを採用。
目が細かく滑らかなのが特徴です。

靴をグルリとクレープゴムが一周しているのがマッドガード製法の特徴。
この型はサンダーズのマッドガードチャッカが有名ですが、おそらくこの靴はサンダースの工場で作られたものだと思います。

ライニングの印字はサンダースそのもの。笑
トリッカーズは手書きが多いですからね。

箱もこんな感じ。トリッカーズのロゴは金の箔で印字されているのが普通ですが、なんかリジェクト品に付くような安っぽさ。笑

手書きの感じはトリッカーズですけどね。

インソックは違和感ないです。

そんなサンダース製チャッカですが、サンダースとの違いは、、、
クレープでヒールがクッキリ成形されていること。

クレープ上部に溝があること。

アイレットが3つであること。(サンダースは2つ)
などが挙げられます。よりスッキリ見えるような工夫がされているように感じます。

クレープは加水分解が心配ではありますが、その柔らかい履き心地はまさにスニーカー感覚です。革靴であることを忘れてしまいますね。

Tricker'sのスウェードチャッカはこれで2足。。。
右はセントジェームスコレクションの変わり種。ちょっと古い靴です。
セントジェームスコレクションはドレス靴のラインだったと思うけど、チャッカとかカントリーシューズもあるから不思議。

 

どっちが良いかは好みですね。



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