お買いモノ考

-欲望なすがまま-

Paraboot WILLIAM

2020-11-25 | 


立て続けですがParabootのWILLIAMです。(かなり間が空いてしまってスイマセン。。。)
今年の3月に購入しました。

リスレザーではなくダークブラウンのグレインレザーにしました。
数年前にこのグレインレザーのウィリアムを見て一目惚れしていたようで。。。脳裏から離れませんでした。
パラブーツの色表記は"NOIRE-GR EBENE"
EBENEって何だ?!と思い調べてみるとフランス語で黒檀(こくたん)という意味。黒檀とは木材のことで、濃茶で深みのある色をした高級木材だそう。
黒檀のような深みのあるブラウン。とても良い色です。
GRはGrain Leather(グレインレザー)でしょうか?NOIREが一番謎で「黒」という意味です。ソール?パラブーツの色表記はよく分かりません。

パラブーツ定番のノルウィージャンウェルト製法。
ダブルモンクはモンクストラップに比べてフォーマル度がだいぶ下がるので、製法も相まってかなりドレスダウンした靴と言えるでしょう。

ご年配の紳士はダブルモンクがお好きでない方が結構いらっしゃるようで。。。正統派はモンクストラップということでしょうか。私はダブルモンクの方が好きなんですけどね。

踵は意外とキュッと絞られていて抜けることはなく快適です。

グレインレザーにアンティークゴールドのバックルが痺れます。

いつも言ってますがブランドロゴ以外の字体は元に戻さないのでしょうか。味気なくて私は嫌ですねぇ。。。ジョンロブもダニエルアンドボブもゴシック体みたいな字体になって個性がない。パラブーツはブランドロゴは変わってないからまだマシか。

驚いたことにシューバッグが付属していました。
以前はありませんでしたので、最近からなのでしょう。これは嬉しいですね。

余談にはなりますが、試着の際に気になったことがありました。
キャップとストラップのステッチ幅が個体によって異なるんです。
細かいことなんですが個人的にウィリアムは幅を取ってある方がシックリくるんです。
無理を言ってステッチ幅の広い方を取り寄せて頂きました。(面倒な客でごめんなさい。。。)

とても合わせやすい靴なので重宝しております。

 

 

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Paraboot REIMS

2020-08-12 | 


今年(2020年)の3月にプラッと立ち寄った町田の古着屋。

ビーフロールのローファーはあまり惹かれるモノを感じなかったんですが、ボリュームあるパラブーツなら。。。
ちょっとそんな風に思い、ふと値札を見ると「38,000円+税」

税込でも4万円ちょっと。サイズ6しかありませんでしたが、まさかのマイサイズ。
プロパーよりも3万近く安くなっていましたので、お持ち帰りしました。笑
並行輸入の新品です。

他にもランスはありましたが、5万近いお値段。聞くと何年も前に買い付けた品でずっと在庫になっていたのとサイズ6は合うお客さんが少ないことからセールになっていたそう。
サイズ6って日本人に多そうなサイズだと思うけどなぁ。パラブーツって大きい作りなのに小さいサイズを扱っているお店が全体的に少ないですね。
古い個体の為、インソックの「Cousu Norvegien / Made in France」の字体が旧字体。履けば見えませんがこっちの方が好きです。

G.H.BASSのようなビーフロールはあんまり好みではないですが、パラブーツならではのコロッとしたこのフォルムが苦手意識を和らげてくれます。
色はカフェやブラックがシミが目立ちにくく、ラフに扱いやすいと思います。マロンはシミが目立つんです。

ウェルトはミカエルのように円を描くようなギザギザ模様となっており、よりカジュアル感が強く出ています。

パラブーツらしい、どっしりしたヒール。

ソールは「マルシェソール」
ミカエルやウィリアムもこのソールを採用しています。色々なモデルで使用されていますね。

購入して5ヶ月ほど経ちましたが、雨も苦にせず、脱ぎ履きのしやすいローファーということでかなり重宝しております。
夏場はボリュームがあるので、軽快な印象にはなりませんがゲリラ豪雨など不安定な天候の時には手が伸びます。パラブーツ特有の柔らかい履き心地ですし本当に便利です。

バブアーとの相性もバッチシ!秋が楽しみな一足です。

 
 
 
 
 
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昨日、買ったランスを早速デビュー🎉 雨ですが履きたくなってしまいました。 暖かいのでスペイさんとマッカーサーの合わせにしてみました。もう春ですね。 今日のピンバッジはフ〜ちゃんの愛称で親しまれた"マイルの女王"ノースフライト号 当時は珍しかった女性厩務員さんがそう呼んでいたのですよね😄 [Jacket] #Barbour #BarbourSpey #SpeyJacket [Shirts] #Sontaku [Tie] #WorkersJapan [Trousers] #BARNSTOMER #MacArthur2 [Socks] #RASOX [Shoes] #Paraboot #ParabootReims [Watch] #SmithsEmpire #SmithsWatches 今日のピンバッジ : #ノースフライト

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THEIR THEIR "Shoes Quilt"

2019-11-17 | 


パラブーツのミカエルに付けたいモノがありました。
これがあれば1足二鳥、、、いや、一挙両足。お前何言ってるんだ?!という感じですが、現物を見て頂ければ意味が分かるハズ!

シューズキルトです。若干、見えますが鳩目が4つ空いています。
スーパーフェイクファー(パイル織物の一種)を使用したこのキルト。昨年、インスタグラムで見つけたんですが、販売を開始すれば毎回すぐに売り切れてしまい、なかなか手に入れることが出来ませんでした。が、先日販売告知を目にして発売開始時刻とほぼ同時に購入することが出来ました。ちなみに色はチンチラグレーmixです。

価格は送料510円込で、5,410円でした。今のところ公式のネット通販でしか購入できないようです。

どうですか?チロリアンシューズとの相性はバツグンです。
アイガーエイス(左)とミカエル(右)に装着してみました。モカの部分から少しはみ出ますけど、これがあればミカエルファーを買わずに済むので節約になる。笑

最初はこんな風にシューレースを通したんですが、シューレースをファー潜らせると少し間抜けな感じになりました。シューレースはファーの上に通す方が好みです。

シューレースの通し方ガイドも同封されていますが、私はまた別の通し方で装着しました。ミカエルは普通に通すと寸足らずとなります。

毛足が長いのでミカエルポニーなどとは雰囲気が異なりますが、なかなか良いですよ。

ファーの先端は歩いていると、どうしてもパカパカ浮いてしまいます。
そうした時はこのピンで固定することが出来ますが、穴が空くので革靴には当然使えません。。。キャンバスのスニーカー用?でしょうか?まぁ浮いてもそんなに気にならないですよ。

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DOEK SLIP-ON

2019-10-29 | 


Doek(デュック)というスニーカータイプのスリッポン。
久留米絣という国の重要無形文化財にもなっている生地を使用しています。
色はエクリュ。よーく見ると小さい斑点?のようなモノもあり真っ白ではないですよ。長く履いてどのような変化があるか楽しみな生地です。

スニーカーですが木型が細いのでかなりスッキリしたシルエット。スニーカー=ポッテリというイメージでしたが、これは細身でカッコいいです。
インソールにはコルクシートが敷き詰められており、所有者の足型に沿って沈み込み、馴染んでいくようです。革靴の原理がスニーカーにもという感じですね。
サイズは25cm、革靴のサイズとほぼ変わらないです。スリッポンということもあり、かなりタイトなフィッティングで、薄いフットカバーでもパンパンです。しばらくは素足で履きます。どこまで馴染むかですね。

「ヴァルカナイズ製法」で作られたこのスニーカー。

あまりスニーカーには明るくないんですが、1800年代に開発された製法でアッパーとソールのゴムを特殊な窯に入れ圧着します。手作業が多く手間が掛かるため生産効率が悪いとのことですが、剥がれにくく、より丈夫に仕上がるそうです。スニーカーのグッドイヤー製法という所でしょうか。
太いテープでグルりと巻かれていて、サンダースのマッドガードのようです。

ソールはこんな感じ。
踵は継ぎ足しで修理できそうですが、オールソールは出来るものなのか。
ヴァルカナイズ製法のスニーカーでもオールソールできたという体験談を目にしたので技術的には可能のようです。

タンの裏にロゴやらサイズやら書いてあります。
写真では確認できませんが「MANUFACTURED BY MOONSTAR」とあり、ムーンスター製であることがわかります。福岡県の久留米で作られたMade in Japan。
何でムーンスターを名乗らないのかは不明。今度、店の人に聞いてみます。

リビエラのスリッポンと並べてみました、膨張色でもDoekの方がシャープなのがお分かり頂けると思います。

リビエラもかなり値上がりしましたが耐久性はイマイチ。もうボロボロです。

もう夏は終わってしまいましたが、今夏はだいぶ活躍してくれました。
来年もよろしくお願いします。

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Paraboot CHAMBORD

2019-05-13 | 


シャンボード持っているんですがね。。。中古で追加。
ただこのシャンボード、普通のモデルとは少し異なります。これを理由にして買ったんですが、、、笑

まずモカ部分の形状が異なっています。

こちらが現行。拝みモカで革の余りが多いです。モカ割れするのはお約束。

今回のとは明らかに違いますね。キレイな拝みモカ、少し丸みがあるので芯でも入っているのかな?あとこちらはモカ割れしません。

あとはウェルトの形状。ギザギザが付けられています。さらに、、、

タッセルも付いています。以上のことを踏まえると恐らくこれはレディースではないかと。

ウィズも細いんです。

インソックのロゴもレディースで見るような仕様。
1999年製、サイズは6です。ちょっとタイトでまだまだ履き慣らしが必要そう。

アッパーはリスレザーの型押しのようです。

色々と珍しいシャンボードです。

ヒールは殆ど削れていません。

ソールもPARATEXソールではなく、ROCADEソールという聞きなれないモノが採用されています。
THIERS(ティエール)というモデルで採用されているソールみたい。

同じモデルでも時代によって様々な違いがあります。
そういうのを見つけてしまうと買ってしまう。もう収集家みたいです。笑

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