カメラを片手に

もう没後20年の河島英五さん

気温は深夜の11.7℃から上昇し、9時半頃には18度近くと暖かな朝の奈良、
朝方の通り雨はあったものの曇の多い一日になりそう。だが深夜から明日に
かけて前線の通過による荒れた天候になるらしい。       (9時半)

2001年の今日「酒と泪と男と女」「時代おくれ」「旅的途上」などの名曲で
知られるフォーク歌手『河島英五』50歳の忌日、没後20年になる。
お墓は元正天皇の勅願寺で元興寺の一子院とされる奈良町の「十輪院」に。
      2019.10.23

ご本尊は珍しい花崗岩の重要文化財・石仏龕(がん)で中央に本尊地蔵菩薩、
その左右に釈迦如来、弥勒菩薩を浮き彫りで表わされている。
       HPより

また北東の境内端の地面の下に、お地蔵さまが・・・
      

英五さんのお墓は本堂の裏の墓地の一画に、直筆の文字で刻まれている。
            「心から心へ
      

裏には詩が「ふりかえると いくつもの幸せ
      ふりかえると いくつかの哀しみ
      いそがしさを いいわけにして
      あなたとゆっくり話すこともなかったが
      あなたが いてくれたから
      がんばれてこれたんだ
      あなたを支えにして
      あなたに ほめられたくて
                   英五   」
      2019.10.23

訃報を聞いてから早いもので20年、どうぞ安らかに・・・

なお京都文化博物館・別館で「没後20年 河島英五展-人生旅的途上」展覧会
が今日4月16日から25日迄開催中、創作ノート、イラスト、愛用のギターに
会えますよ。大人1,500円、学生500円、小学生以下無料、075-251-8150 

また開催される別館は1906年に建築された赤レンガに白い花崗岩の洋館建築
設計は辰野金吾と弟子・長野宇平治による設計で 「旧日本銀行京都支店」の
元営業室になる。
明治期の高い天井の展覧会場、小窓からの差し込む光の中で英五さんに思いを
馳せるのも良いかもしれない。

     「旅的途上」2002.11.20 作詞作曲;河島英五
     春はあざやか菜の花畑で
     雲などながめコップ酒
     夏は星降る浜辺に手まくら
     波を相手に旅の酒
     人恋しさに飲んだ酒が
     なお人恋しくさせる
     年がら年中恋焦がれ
     人生旅的途上
     ・・・・・・・・・・
      2021.3.22

きっとあの世でも、酒を飲みながら・・・

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