梅雨前線が本格的に日本列島に掛り始め、明日から梅雨も本番ですね。
曇り空の朝の最低気温は21.6℃と気温が下がらなく、夜間も寝苦しくかった。
霞んだ春日奥山、雲を通した日差しで、30℃前後の蒸し暑い日になるようだ。
11時、28.3℃、65%
昨日は大和盆地東側の縁で一番高い『龍王山』585.5mに登ってきました。
9時半に登山口となる「天理トレイルセンター」から歩き始めたが・・・
傍の釜ノ口山『長岳寺』高野山真言宗へお参りし、御朱印を貰いたいと。
パンフより
「長岳寺」は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の
神宮寺として創建された古刹で、重要文化財(仏像5体、建造物4棟)がある。
関西花の寺第十九番霊場「ヒラドツツジ」で、大和十三仏第四番霊場にも。
1万二千坪の境内に、浄土式庭園や池泉鑑賞式庭園を有している。
手前にしめ縄が設けられた参道から総門の「大門」をくぐる。
1640年の再建で、肘切り門と異名があり僧兵と刀鍛冶の伝説を有する。
アジサイが迎えてくれました。
その先の玉砂利の参道両側に、4月下旬から1000株のヒラドツツジは・・・
進めば、受付で拝観料400円と御朱印300円を支払えば、その後ろ側に48坊も
数えた塔頭で唯一残った『地蔵院』1630年、室町時代の書院造りの様式で、
庭園も残されており、庫裏となっている。
「地蔵院本堂」1631年、重文、延命殿ともいわれ、桃山風の二間四面の小堂
後ろ側にあるようで、見えない。
先に進めば美しい『鐘楼門』平安時代末期、重要文化財、日本最古。
創建時と伝わるが、下層は室町以降、上層は平安末期で、鐘を吊った遺構が
残ることから鐘楼門という。
上れば、右側に方丈池があり、浄土式庭園となる。
5月中旬が見頃のカキツバタの群落が・・・。
左手には『本堂』1783年再建、現在工事中で、耐震診断も兼ねている。
本尊『阿弥陀三尊』1151年 重文のほか、多聞天、増長天など
パンフより
写実的な表現で、玉眼を使用した最古の仏像。
鎌倉時代の慶派に大きな影響を与えたと。
阿弥陀如来坐像HPより
さらに石段の上がれば・・・
弘法太子像が祀られた『太子堂』1645年、不動明王もおられると。
その他に「十三重石塔」鎌倉時代の石塔、
「大石棺佛」高さ2m、石棺に彫られた石仏。
「鐘堂」
「新四国八十八箇所石仏群」
「五智堂(重要文化財)」鎌倉時代、境内から数百メートル離れる。
ゆっくりとした時が流れます。だが目的の龍王山へ登らなければ・・・