今朝の最低気温は深夜の23.2℃、寝苦しい一夜で、起きてもだるさが・・・
雨は午前8時頃から降り出し、梅雨のじめっとした不快な一日に。
小雨の中、春日奥山の稜線が見え隠れし、若草山や御蓋山がぼっと浮かぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/60/20d109c0420bc4430548e7f2294c061d.jpg)
さて今日の誕生日の花は「オトメギキョウ・乙女桔梗」クロアチア西部原産、
カンパニュラ・ポルテンシュラギアナといい、10〜15cmほどの常緑多年草。
小さな濃い緑色の葉を多数つけ、茎は根元から密に枝分かれし、その枝先に
1〜数輪の花をつけ、花は青紫色で直径約2cm、釣り鐘形でベルフラワーとも
呼ばれ、「感謝」の教えを説く教会の鐘から花言葉は「感謝します」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0a/8f9910cc1d78b8ed78ce1dde810508de.jpg)
小庭には「オトメギキョウ」は植えておらず、代わりに鉢植えの矮性
「キキョウ・桔梗」が花をつけている。
秋の七草として親しまれるが、夏季は6月から9月です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ee/bf92c656fd4b82a9c659f58cadff09e7.jpg)
桔梗は吉・更が用いられ、縁起の良いとして家紋に用いられる。
清和源氏の流れをくむ美濃源氏・土岐氏、さらに「明智光秀」も・・・。
また幕末維新を先導した「坂本竜馬」家も、桔梗紋の一種「組あい角に桔梗」
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a3/b8dc1c0c47771643d74645d53218edac.png)
さてこの竜馬を主人公にした「司馬遼太郎」のフィクション長編歴史小説
『竜馬がゆく』が産経新聞に連載開始されたのは60年前の1962年の今日。
異論もありますが、今日に至る竜馬像を確立した作品になる。
また今日は「坂本竜馬」が脱藩した幕末の15代土佐藩主『山内豐信(容堂)』、
1872年の命日にもあたり、享年46歳で没後150年になる。
「容堂」は藩政改革を断行した幕末の四賢侯の一人で、尊王家でありながら
佐幕派でもあったため「酔えば勤皇、覚めれば佐幕」とも揶揄されることも。
キキョウから歴史を見ると、興味深くなりますね。