今朝も最低気温は23.4℃、午前7時過ぎまではまだ爽やかさが残るが・・・
あっという間にギラギラした太陽で10時過ぎには30℃を越えている。
今日の最高気温は36度と猛暑日の予報で、家の中で過ごすことに。
大陸へと向かう台風5号の影響で太平洋高気圧の勢いが増すらしく、日本列島
はオーブン状態が続くらしい。ああああああ
11時、31.5℃、50%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ニッコウキスゲ・日光黄菅」
北海道から本州の中部地方の高原などに分布し、日光に多いことからこの名が
付くも通称名になる。和名はこの花が自生する戦場ヶ原を、中禅寺の庭に見立
てて「ゼンテイカ・禅庭花 」と名付けられている。
花はラッパ状に開き、直径7㎝ほど、黄橙色の花被片は6枚で、朝開き夕方には
しぼむ一日花です。
エゾカンゾウ
なお近縁種の「キスゲ・黄萓」は夕方開き朝萎むことで「ユウスゲ・夕黄萓」
とも呼ばれ、欧米に渡り園芸種の「ヘメロカリス」となる。
古く中国ではこの花を身につけると憂いを忘れるといわれることが伝わり、
奈良時代末期の万葉集で「忘れ草」として詠まれ、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ
やキスゲ類を総称するようだ。
花言葉は一日花から「日々新たに」と憂いを忘れることから「心安らぐ人」
小庭では、茶花として昨年買い求めたナデシコ科の「センノウ・仙翁」
今年も一輪咲けば・・・
次の日には、脇の2輪も咲き、3輪になり、切り込みのある5弁花です。
センノウ(センノウゲ)(Lychnis senno)は、鎌倉時代末から室町時代初めに中国
から渡来した多年草で、室町期「七夕花合わせ」として切り花を贈り合う風習
があり、最初に記載されたのは近衛道嗣の日記『愚管記』、永和四年(1376)
八月三日の条と。そのため七夕を仙節(仙翁花の節)とも呼ばれていたと。
記載された文献がないかと探せば、 花園大学「五山文学研究室」、第二章に
"二条宰相来、有続哥興。披講之時分、日野大納言来、詠物名各一首。
せにをうくゑ、宰相書題。庭前有此花、今日賞之。近来出来花也。尤有興。
愚詠如此。しつかすむ里のつゝきそかせにほうくゑかきにそふ梅の一木に。
『看聞御記』には
永享三年(1431)七月四日、北面庭前仙翁花賞翫。有一献。
永享三年(1431)七月四日、北面庭前仙翁花賞翫。有一献。
是予南御方就花之高下有諍論事。予負了。仍盃酌張行男女済々候。
永享四年(1432)七月九日、雨降。花賞翫女中男共申沙汰有一献。寺長老参。
花一見。
意訳)仙翁花が庭で栽培されて鑑賞するが、生育する前に草丈がいかほどに
なるかを予想をして賭けていたが、それに負けて一献設けたということ
和名の由来は、もとは嵯峨の仙翁寺というお寺に植えられたことから、古くは
「紅梅草(こうばいぐさ)」と呼ばれていた。
文献で確認すれば、『下学集』(1444年)に
「仙翁花。嵯峨仙翁寺、始めて此の花を出だす、故に仙翁花と云う」。
『大和本草綱目』(1708)にも
「センヲウハ嵯峨ノ仙翁寺ヨリ出タルユヘ名ツクト云。仙翁寺今ハナシ」と。
その他の別名としてセンノウケ、センヌケ、仙翁花、剪秋羅とも。
現在日本で栽培されるのは3倍体のため、さし木か株分けでふやされる。
九州に自生するマツモトセンノウ(別名ツクシセンノウ)より少し背が低く、
全体に毛が密に生え、茎には葉が対になってつく。
花は茎の先端にまとまって咲き、花弁の先端は細かに切れ込むのが特徴で、
花は目のさめるようなカーマイン・レッド(朱色を帯びた明るい赤)です。
8月に入れば東北は祭一色
「仙台七夕まつり」、8月6日(日)から8月8日(火)、200万人以上と
こちらの華は、豪華な「吹き流し」と呼ばれる大きな笹飾りですね。