昨夜は熟睡していたようで、深夜に土砂降りになったらしい。
というのも小庭に置いたバケツ三分の一以上も溜まっていたから。
奈良気象台のアメダス記録を見れば、午後11時から午前時迄51.5㎜にも。
小雨が上がった9時過ぎから東の春日奥山も姿を現している。
湿った空気や上空の寒気の影響で不安定な天候、お出かけには傘を忘れずに。
10時、26.2℃、83%
昨日は二十四節気の「白露・ハクロ」、露が凝って白く見えるという意味
露はツユでも昨日からの雨露です。新暦ですのでまだまだ早いですね。
そんな雨宿りをしていた虫たち、松の木では・・・カメムシとハナアブ?
右端にも・・
ナンテンにも雨粒が残る。あれカメムシがいる
種類の違うカメムシですね。
ホトトギス・杜鵑草にもまだ・・・
秋の七草の一つ「ハギ」にも
さて今日9日は「重陽の節句」ですが、古代中国から伝わった五節句の一つ
「重陽」とは、奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから。
行事としては「菊の被綿(きせわた)」、前夜から菊に綿をおいて、露を染ませ
身体をぬぐったり、菊の花を飾り、菊の花びらを酒の載せてを酌み交わし、
邪気を払い長寿になるとされていた。
新暦なので、小庭の小菊も蕾も出ておらず、露だけが・・・
「露知らず」
露はとてもはかなく、すぐに消えてしまうものですね。