カメラを片手に

京都コンサートホール、アンコールは被災地石川へ

15時迄で、雨の朝だった最高気温は午前5時半過ぎの14.1℃、最低気温は雨が
止んだ午前10時の10.4℃、曇り空が続くも春のような陽気の変な天候一日。
      14時半、13.5℃、72%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はラン科の「オンシジウム・Oncidium」
中南米原産の多年草、蝶のような形の小さな花をたくさんつけることから
和名は「ムレスズメラン・群雀蘭」と呼ばれ、花言葉も「可憐」と。
      

     『 春蘭や 雨をふくみて うすみどり』久女
シュンランの花の清楚な美しさをみごとに詠ったのは「杉田久女・ひさじょ」
今日はその久女の1946年、56歳の忌日で『久女忌』となる。
この命日には、ゆかりの圓通寺(北九州市小倉北区)で久女忌が営まれた。

久女は、近代女性俳句の源流と評され、昭和初期に活躍した女性俳句の先駆者
句風は初めは女性の視点から日常を観察する「台所俳句」とされている。
   1919年「花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ」 久女
高濱虚子は「男子の模倣を許さぬ特別の位置に立つてゐる」と高く評価した

   1931年『(こだま)して山ほととぎすほしいまゝ』 久女 
ホトトギスに投句、万葉調風の浪漫的な句風に変遷している。

1932年3月、女性による女性のための俳句雑誌「花衣」を創刊したが、
1936年10月、理由は不明なまま「ホトトギス」から除名された。 
     『わが歩む落葉の音のあるばかり 』 久女
     『蝶追うて春山深く迷ひけり』 久女

1946年1月21日、腎臓病だが戦後の栄養失調により亡くなったとされている。
1952年、長女の努力もあり、師と慕い続けた虚子の序文も得て角川書店から
    「杉田久女句集 」が発刊され、
     句集の最後の句は1937年の
    『鳥雲にわれは明日たつ筑紫かな 』 久女 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて昨日は日本音楽のハープの第一人者「吉野直子」さんと、
      HPより
2023年4月に京都市交響楽団常任指揮者に就任されたばかり新進気鋭の女性
指揮者「沖澤のどか」さん
      HPより

京都市交響楽団のコンサートマスターも可愛い「会田莉凡」さん
京都コンサートホール・大ホールは女性陣大活躍の一夜でした。
この模様はNHK/FM 2月18日(日)、19:20~20:20「ブラボー!オーケストラ」
で放送されます。
      

プログラム
前半 オネゲル:交響曲 第5番 「三つのレ」       23分   
   タイユフェール:ハープと管弦楽のための小協奏曲 17分
    *繊細な掛け合いと響きの重なりがマッチングしていました。 
   アンコールは トゥルニエ:朝に
    
   ・・・・・休憩20分・・・・・

後半 イベール:寄港地     15分
   ラヴェル:ボレロ     16分
   
さらにアンコールもあり、被災地・石川に思いを寄せて徳山美奈子作曲
      

終演後もマエストロと楽団員有志で令和6年能登半島地震義援金の寄付の呼び
かけが行われていました。
思いは一緒です。素晴らしい一夜になりました。

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