雲一つない晴天で、3.5℃迄冷え込んだ今朝、霜が軽く降りていた奈良、昨日
よりも気温は上がり18.7℃、ぽかぽか陽気ですね。
13時半、17.4℃、35%
奈良も満開になった桜、
東の若草山頂上👇342m(鶯塚古墳) 第三重展望台
すっかり桜色になった三笠温泉郷付近
昨日は春日奥山を水源とする佐保川、奈良旧市街に入る堤へ花見に。
奈良市役所付近から上流へ向かいます。 Google mapより
この辺りはもう散り始めている。
佐保川小学校付近では『水辺の学校』として河川遊びが出来るように
若草山が正面に・・・
佐保も万葉集で詠まれる。巻三-300、長屋王
『佐保過ぎて寧楽の手向に置く幣は妹を目離れず相見しめと』
意味「佐保を過ぎて寧楽山の手向けとして置く幣は、
妻と長くは離れず無事にまた会えるようにと祈る」
万葉集 巻八ー1433 大伴坂上郎女
『打上 佐保能河原之 青柳者 今者春部登 成尓鶏類鴨』
「うちのぼる 佐保の川原の 青柳は今は春べと なりにけるかも」
万葉の時代は桜より柳だったんですね。
JR奈良線とJR大和路線の電車が通ります
さてその佐保川堤の桜並木は奈良旧市街から総延長5Kmにも及び、その始まり
は江戸時代末期の奈良の名奉行とされる「川路聖謨(かわじとしあきら)」が、山林
の整備や奈良公園の植樹などの景観整備を行う一環で、植えられたと伝わる。
今も樹齢170年程度の立派なソメイヨシノ「川路桜」が数本残り、地元の方の
尽力により保全・管理が行われています。
募金箱が見えますか。川路桜もしかり、草刈り等でボランティアは大変です
この辺りの反対側の堤の桜で、サクラのトンネルが続く。
川辺へと枝を伸ばし桜が咲き、水面に映っている
佐保せせらぎの里付近では
この辺りから、枝垂れ桜なども新しく植えられている。
大仏鉄道記念公園では、見事な満開の枝垂れ桜が見られました。
ここから反対側の堤へ行かれる方が良いと思われます。
まだまだ上流に続きますが、住宅や奈良女子大などがあり、途絶えがち。
今年も満開の佐保川のサクラを見れました。
平城京跡から大仏記念記念公園の往復、早足で90分、万歩計は8000歩ほど。