今日は八年ぶりの「仲秋の名月」と「満月:今日の8時55分」が重なりました。
『けふの今宵寝る時もなき月見哉』 芭蕉
朝はまだ陽差しがあったが、昼過ぎからは空一面の雲でぽつりと雨も・・・
今夕からのショーは望み薄でしょう。
11時半、26.7℃、61%
というわけで、12時間前の昨夜の月は殆ど満月?で一日早い月見に。
9/20の21時前
この月見の由来は古代中国では仲秋の十五夜を眺めて楽しむ「望月」という
行事が、9世紀半ばに日本に伝わる。
月を愛でる風習のあった平安貴族の間で定着したとされ、江戸時代になると
「仲秋の名月」は稲の収穫間近の時期でもあり、月を愛でながら収穫の感謝を
捧げる行事に進化して庶民の間に広まりました。
我が家では朝から連れ合いは関西の「月見団子」を作ってくれた。
団子は里芋、その上に載る「こし餡」は雲と見立てられているようで、
風流に雲に隠れる月を模しているのかも。
何故里芋かといえば「芋名月」との別名があるように、この時期に収穫を迎え
一つの種イモから親芋、子芋、孫芋と多数採れることで子孫繁栄も示唆する。
月に映えるススキは定番ですね。
床にはススキが飾られている。このススキの謂れは、この時期稲はまだ収穫前
ススキを稲穂に見立て、豊作を願っているともされる。
天候は明後日になれば晴れそう・・・明後日は十七夜の月で別名『立待月』と
『月を待つ立待月といふ名あり』 高浜虚子