深夜1時半頃、眠りが浅く目覚めれば、サンルームに煌々と月の光が届く。
見上げれば流れる雲間から出たり入ったりをくり返していた。
十五夜ではなく・・・もう十六夜(いざよい)月になるのかも。

奈良市内は午前中は良い天気で、午前11時には30度を越えたが・・・

午後1時過ぎから雨粒が音を立てて降り出した。寒冷前線の通過に伴うもので
夕方にかけ急な雷雨から本降りになるとされる。
だが夜までには上がり、明日からの一週間、秋晴れが続くと。
明日は葉物野菜の播種をしなくてはいけませんね。
今日はブルースの女王『淡谷のり子』の1999年の忌日で、92歳で亡くなられ
23回忌にあたります。合掌
青森生れで十年に一人のソプラノとされたが、家を支えるために流行歌手へ。
日本のシャンソン歌手第一号ともされ、「別れのブルース」が大ヒットに。
ソプラノの音域をアルトに下げて歌い、さらにブルースの情感を出すために
吹込み前の酒・タバコを呷って録音されている。
『つきつめれば すべてが歌』との言葉を残す。
晩年は「ものまね王座決定戦」の名物審査員としても有名で、好き嫌いを
はっきりといわれる方だったようですね。
歌謡界の女王「美空ひばり」さんや「五木ひろし」さんにも一言あったかも。
さて小庭のミョウガの側に植えておいた『ヤナギタデ・柳蓼』に花が咲く。
実は2年前6番目の孫の祖父母参観日に行ったおり、近くの神社の駐車場の傍ら
で、咲き誇っていた小さな花に魅せられた連れ合いが根付きで一茎頂き植え、
今やミョウガと競争しているかのように繁茂している。
種が飛んだミズヒキの赤色と薄桃色から白色とのコントラストが。

「ヤナギタデ」は、北半球に広く分布する1年草で、9月の終わり頃から10月に
かけ長い花序を形成し、秋の紅葉も美しい。別名は「マタデ」「ホンタデ」
名の由来は、葉は細長く、その形をヤナギの葉に例えられている。
5月下旬から蕾が・・・

「ヤナギタデ」は全草がタデオナールを含み辛いが、こんな草を食べる虫も
いることから『蓼食う虫も好き好き』の諺が生まれたようだ。
葉をリンゴ酢ですり潰した「タデ酢」は、鮎の塩焼きの淡白な味を引き締め、
さらに食中毒の予防にもなるらしい。
