カメラを片手に

富山旅②富山県水墨美術館「山中暦日 ささやかな日常のきらめき」へ

梅雨明け後初めて奈良での真夏の朝、最低気温は24.8℃と熱帯夜にはならなかったが
エアコンの世話に。だるいの一言。
東の春日奥山といえば、薄曇りで靄っているが、上空には入道雲になりそうな雲が・・・
7時

7月31日(金)からの富山への旅、主目的は連れ合いの実家の墓掃除のはずなんですが、
いろいろと詰め込んだ内容、
というのも初日は午後3時に「富山県水墨美術館」で友人と待ち合わせ、
出発がお土産物の算段で午前10時過ぎになり、気は急ぐも平日の北陸道は営業車が多く、
その上覆面パトカーが数台も流しており、該当県ナンバーのクラウン等の高級車は抜く際に、
連れ合いにもドライバーを確認してもらった。一度は運転手と目が合えば、制服姿にどきっと、
慌てて後方に下がる始末、気の抜けないドライブでした。
トイレとお昼休憩(20分)はいつもの北鯖江PAで、いつものように越前そばを

この日の北陸道、小松からの白山、小矢部からの立山も雲に隠れ、山の姿が見られず、残念。
午後3時前には到着。駐車場は東側と西側の二か所にあります。
友人と話が弾んでいるので、一人で鑑賞を・・・
東門

日本の近代以降の水墨画を中心に紹介する美術館として、平成11年に開館している。


立山杉の一枚板の扉が開くと・・・


左側が常設展「近代水墨画の系譜」とレストランで、


右側に案内所があり、300円を支払い緑の芝生が映える通路を行けば企画展室、そして下保昭作品室があり、
その先には茶室『墨光庵』へと続いている。



企画展9月6日迄『 山中暦日 ささやかな日常のきらめき 水墨美術館の収蔵作品から』、
人里から離れて山奥でのんびり暮らすことを表し、月日が経つのを忘れてしまいますね。


作品は42件で、4章からなる
【山紫水明】7件で、自然の景観が澄みきって美しいことです。
橋本関雪「瀟湘八景(しょうしょう はっけい)」の3点が素晴らしかった。
山本春挙の「松二富士山」」
左隻 右隻

富田渓仙「三保の富士」

【雪月風花】11件、四季の季節を楽しみ愛でる風流な生活のことです。
川端龍子「桜夜」が・・・
菱田春草《四季山水》より秋、1896年

【一切衆生】13件、この世に生きる、すべてのもののことです。
奥村土牛「巣籠」、竹内栖鳳「鳥図屏風」西洋画的な・・・
尾竹竹坡「猫」1914年

【晴耕雨読】11件、心静かにのんびりとのどかに暮らすことです。
小川芋銭2件もよかった。
富岡鉄斎「四暢図」1894年

川合玉堂「湖畔連雨図」1912年

常設展では『近代水墨画の系譜』も見ごたえありますよ
竹内栖鳳、下村観山、横山大観、川端龍子、加山又造、高山辰雄などが・・・

最後に茶室「墨光庵」にも、植木の剪定がされており・・・


茶室内部へは上がれませんが・・・


立礼にて600円で抹茶がいただけ、菓子は企画展に合わせ「山中暦日」です。
  

茶室は裏側にも隠れています。


芝生に出れば・・・


連れ合いは5時ごろまでいるようなので、一人で先にホテルにチェックインを。

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