カメラを片手に

利休忌に膨らんだ蕾のリキュウバイを

薄曇りの朝の最低気温は8.7℃、霜注意報は外れたが弱い陽差しで吹く風は
冷たく、最高気温は15.2℃と風冷えの一日になった奈良。
      11時半、13.8℃、36%

花冷えで、ソメイヨシノの開花はあまり進んでいないようだが・・・
      3/27近所

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はこの「ソメイヨシノ・染井吉野」で
、花言葉は「優れた美人」と。

さらに優れた美人といえば、奈良「大和文華館」に三春から贈られ、38年経て
樹高約10m の「三春滝桜」(紅枝垂桜の園芸種)があります。
21日に開花すれば、もう26日には見頃となり今週前半までが見頃ですよ"と
公式Twitterに記されていた。
28日は休館日で、恒例の桜の無料招待日はいつ?・・・
      3/27大和文華館Twitter

東京などは、早くも満開だとかで、天候もよく今週末まが花見シーズンに。
上ばかりを見ておれば(我は酒と肴しか興味ないが・・・)

     『ながむとて花にもいたし頸の骨』 宗因
意味は"その昔、かの西行法師(新古今和歌集 126)  
ながむとて花にもいたく馴れぬれば散る別れこそかなしかりけれ』と詠む
も、上ばかり向いて桜の花を眺めていると、首の骨が痛くなるわい"と

今日はこの句の『宗因忌』、江戸前期の俳人・連歌師の「西山宗因」、
1682年の忌日で78歳で没。
主流だった貞門派を圧倒し、弟子に井原西鶴、芭蕉などの談林派を築く。
去来抄に「芭蕉」は宗因を評して
「上に宗因なくんば、我々が俳諧今以て貞徳が涎(よだれ)をねぶるべし。
                    宗因はこの道の中興開山なり」
 
      『されば爰(ここ)に談林の木あり梅の花』宗因

裏千家では今日は新暦での『利休忌』とし、明治末期に中国から渡来し、茶人
に好まれ、この頃から咲きはじめる清楚な白い花を『リキュウバイ・利休梅
と呼ばれるようになったようだ。
正式和名「ウメザキシモツケ」で、「バイカシモツケ」「リキュウウツギ 」
とも呼ばれ、花言葉は清楚さからか、「控えめな美しさ」「気品」です 。

小庭に植えられたばかりに利休梅は白い蕾が膨らんできた。
      3/28

連れ合いは利休忌に因み、花入れに・・・
      

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「花日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事