暖かな朝と思えば、最低気温は深夜に記録した13.3℃、目覚まし時計替わりの
シャッターが午前六時に開くも曇り空、予報は午前中は晴れだが午後からは
寒気の影響で不安定な大気が、急な雷雨をもたらすと。
さらに1か月予報ではゴールデンウィーク前半、日本付近に寒気が流れ込み、
北日本から西日本にかけて、気温は低めの傾向が予想されている。
8時過ぎ日が差して気温は上昇し、13時で24.4度にもなるが、又曇ってきた。
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早朝、庭掃除に降り立てば、隣の庭から甘―い香りが強烈に鼻腔をくすぐる。
「ナツミカン・夏蜜柑」で、ジャスミンに似た香りは不思議と心が落ち着く。
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「ナツミカン」は通称名、元はダイダイ(代々)、ナツダイダイ(夏代々・夏橙)
起源は江戸時代中期・18世紀に山口県の仙崎(長門市)の大日比に漂着した果実
を拾って、西本チョウが播種したとの言い伝えがあり、後に萩城下でも植えら
れ、食用として広く栽培された。略称は「ナツカン」と。(萩市HPより改変)
ダイダイは生活に困窮した萩の士族達が末永く代々続くようにとの願いから
だが、明治に上方へ出荷した際、代々=ヨヨ、関西では中風のことを指し、
売り上げが落ちたため、名をナツミカンと改めたとの話もある。
小さくて可憐なかわいい5弁の白い花、花言葉は「清純」と。
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ほのかな芳香をもつ白い花は山口県の「県花」となっている。
植物の花粉を運んで受粉させる「送粉者」が次々にやってくる。
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ハナアブ?が・・・少しもじっとしてくれない
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昆虫で受粉すれば・・・青い実が大きくなり秋には黄色に。
秋に採って食べれば、酸っぱさでダウンだが、一冬の間、樹上で熟させれば
3月中旬には採り頃で、お隣からも無農薬のナツミカンを頂けた。
そして実は口に入れば、爽やかな甘ずっぱさに
さらに無農薬のナツミカンの皮は・・・ピールに大変身している。
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