カメラを片手に

ナツツバキにマイマイが

梅雨前線が太平洋沿岸伊停滞しており、朝の内小雨もぱらついていたが、
昼前からは雲間から陽射しが降ぎ、小一時間ほど散歩に・・・。
気温は25℃前後なのに、その蒸し暑さといえば、30分ほどで切りあげたほど。
週末は梅雨の中休みとなるらしい。
でも最高気温は30度を越える真夏日で蒸し暑さも今以上になるかも。
      13時、25.0℃、70%

今日は「獨歩忌」、作家・詩人の「國木田獨歩・くにきだどっぽ」の1908年
・明治41年の忌日。36歳没し、没後115年です。
千葉県の生まれで、東京専門学校(現早稲田大学)在学中洗礼をうけるが、
1891年退学。
その後の独歩文学に大きな影響のあった『ワーズワース詩集』 を手に入れ、
大分県佐伯で1年間教師をして、自然と人間生存との思索を深めたようだ。
1894年に再度上京し国民新聞社入社。日清戦争の従軍記者として活躍する。 
1896年ごろツルゲーネフに親しみ、「獨歩吟」で詩人として認められた後、
1901年に詩的散文『武蔵野』を出版、続いて『春の鳥』『牛肉と馬鈴薯』
のような現実性を追究したロマン主義的作品を書く。
1906年の『運命』で文壇的声価を高めるが、1907年の獨歩社が破産する。
1907年『窮死』1908年『竹の木戸』など、現実を凝視し世相批判の傾向を
示した佳作を発表するも、若くして健康悪化で湘南で死去。

梅雨の晴れ間、「ナツツバキ・夏椿 、沙羅」の白い花が凛と咲く。
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木で、別名は「シャラノキ」「シャラ」など
花や葉の形がツバキに似ており、夏に花が咲くことがこの名の由来となる。

平家物語の冒頭「沙羅双樹の花」として登場し、朝に咲き夕方にはかなく散る
一日花で、花言葉は「愛らしさ」、「はかない美しさ」に。
近年は品種改良が進み、ピンク色の夏椿も存在するようです。

地面を見れば、花ごとぽとりと落ちている。
     『さたさたと雨降るように夏椿』 山岸みずき
 
夏椿は、樹肌の模様も面白く鑑賞の一つとされていることで、目を向ければ
なんと「カタツムリ」が下へと下がっていく。
別名は「デンデンムシ」や「蝸牛」そして「マイマイ」、これは殻が大きくて
丸いものを指すこともあるようだ。


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