カメラを片手に

公園の皇帝ダリア

雲間から時折陽射しが差し込む朝、最低気温は5.6℃で足元から冷え込む感じ
陽射しも少なく気温は12.6℃止まりで、初冬と思える一日だった奈良。
      12時半、11.1℃、64%

散歩がてらに遊歩道を歩けば、メタセコイア並木も黄葉から茶褐色と変化し
落葉も近く、この香りが楽しみにまたこのコースの散歩にしよう。

そして紅葉の我の標本木はと見れば・・・もう一つでしょうか


 👆
右端にグリーンサポートさんが育てた「皇帝ダリア」、今年も背丈ほどの高さ
に伸び、薄紫色な花が咲いているのが見えた。
      

皇帝ダリアは、メキシコ~中米原産のキク科ダリア属で、球根性多年草で26種
ほどあり、特に茎が木質化する「キダチ(木立)ダリア」は3種、皇帝ダリアが
一番高く5~6mにも及ぶこともある。
日本には大正時代に渡来し、昭和になり本格的な栽培が始まったようだ。

なお日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬からの
咲き出しになり、花が少なくなり始める初冬を彩る植物ですね。
花は直径10㎝~15㎝ほどの大きさで、中心部の頭花が黄色く、8枚の舌状花
は薄紫がかったピンク色をし、花の寿命は一週間から10日です。
でも寒さには弱く、連続的に霜に会えば黒くなり枯れると。
      

花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」。
      

帰る途中道で「コブシ・辛夷」を見れば、まだ緑色下葉をつけている。
よく見ればその間から蕾が覗いていた。
これから一冬、元気で過ごさねばなりませんね。

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