カメラを片手に

マエストロ井上道義、最後の京響のプログラムは

朝から良い御天気で、お昼過ぎには30.9℃迄上がり真夏日となった奈良、
      11時、29.6℃、57%

天候は下り坂で夕方にはしっかりと降る雨、短期集中型の梅雨らしく、この雨
は月曜日朝まで断続的に続き、警報級の雨量となりそう。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はバラ科の「シモツケ・下野
初夏に、紅色の小さな花を枝先にたくさんつけるが、花色や葉色が変化した
園芸品種も多数見られます。
日本、朝鮮半島、中国に分布する落葉低木で、和名の由来は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)に因む。
花言葉は「いつかわかる真価」
      

今日の午後は京都北山の京都コンサートホールでの京都市交響楽団 第690回
定期演奏会で、12月引退表明のマエストロ「井上道義」、京都では最後なのに
電車が遅れて、開演に間に合わず、開演10分後の第二楽章から最後部の立見席
に入れて頂きました。嬉しいことです。
プログラムはオール・ショスタコーヴィチ(1906-1975)で、2曲書かれた
チェロ協奏曲を休憩を挿み2曲とも、そして20歳頃の第2番交響曲「十月革命」
コーラスも入り、贅沢なプログラムになり、これで5500円。
      
前半
・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107   30分
 チェロ独奏は「アレクサンドル・クニャーゼフ」
  ロストロポーヴィチの真の後継者とも謳われる現代ロシアを代表する
  チェリストで、力強く抒情的な演奏で魅せてくれました。  

    ・・・・・休憩20分・・・・・
後半
・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第2番 ト長調 作品126    35分  
 チェロ独奏は同じくアレクサンドル・クニャーゼフ
  真ん中に二台のハープ、面白い配置でした。
  聴いたことのある旋律とおもえば、ムソルグスキーのボリス・ゴドノフの
  冒頭部も。タンバリン、ウッドブロック、トムトム、むち、木琴、
  打楽器の不思議な合奏で終わる

・アンコール バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番よりサラバンド
       しっとりと聞かせてくれました。 

マエストロ井上がマイクを取り、舞台のセット替えがあるのでトイレ休憩をと
お声が聞けました。

・ショスタコーヴィチ:交響曲 第2番 ロ長調 作品14 「十月革命」  20分
  [合唱]京響コーラス、[合唱指揮]福島章恭
  前半は実験的な技法が多用され、後半の合唱との性格が全く違っていた
  サイレンが効果的に用いられ、京響の管楽器・首席奏者の素晴らしさが
  際立つが、5弦の調和のとれた演奏と共に、さらに階段を駆け上らさせる     
  マエストロの力量に感嘆せずにいられませんでした。
  このお姿を拝見できたことに感謝し、脳裏に刻んでおきます。

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