カメラを片手に

額縁の紅葉?、石川県立美術館へ

11月後半に入った奈良、高気圧に覆われ晴天が続き平年並みの冷え込みで、
最高気温は17.9℃と穏やかな温かな日、この天気は日曜日まで続くようだ。
東の春日奥山は霞んでいるが、PM2.5が週末にかけ多くなり更に霞みそうだ。
      10時半、

そういえば国立天文台の発表によれば19日(金)は部分月食で、16時過ぎから
月が欠け初め、山形~福島以南では月が欠けた状態で空に昇る月出帯食に。
18時頃が最大97%で皆既月食に近い部分月食となり、20時前には終わると。
奈良でも見られますように。
      国立天文台より

さて先週末から3泊4日で連れ合いの故郷・富山へ帰郷していた。
旅程
①奈良8:00===12:00金沢、石川県立美術館・国立工芸館==16:00近江町市場
 ・・18:00町屋懐石「六花」・・ANAHolidayInn金沢スカイ(泊)
②HolidayInn金沢スカイ10:00・・東山界隈(ひがし茶屋街)・・12:30大樋美術館
 ・・金沢エムザ買い物13:30==15:00富山・滑川==16:00金太郎温泉入浴17:30
 ==19:00かじやばし(夕食・お刺身等)==滑川(泊)
③滑川10:00==11:00ドライブイン剣 (山菜定食)12:00==12:20称名平駐車場・・
 12:50称名滝展望台13:20・・13:40称名平駐車場==14:00ホテル森の風立山
 (温泉入浴)15:30==ささら屋 立山本店(シロエビせんべい) ==16:40滑川17:00
 ==祭ばやし 滑川店(夕食)==滑川(泊)
④滑川9:30==SUPERCENTER PLANT−3滑川店==滑川10:30==11:00富山  
 実家跡地==富山・月世界本舗11:50==富山IC===17:00奈良

*今回金沢で一泊した一番の理由は東京の国立工芸館が石川へ移転し、
 訪れたいが・・・コロナなどで延び延びに。
 コロナも一休み中この時期、開設1周年を迎え、記念展が開催されている。

一日目の石川県立美術館まで。
奈良を出て、名神から北陸道に入り福井県の敦賀トンネルを出れば突然の雨、
平地に出れば雨が上がり、いつものPA北鯖江で休憩に。
新ソバの予定が改装中で残念!。持ってきたおにぎりで車中で昼食を
      
降ったり止んだりを繰り返す北陸道、雨の上がった金沢西ICを下りて
      

兼六園方面へ車を走らせば、卯辰山方面から金沢市内が望めます。
      

広坂交差点で兼六園に続く真弓坂、雪吊りがきれいですね。
      

右折し百万石通りから県立美術館駐車場(約60台)に車を止めると、入り口で
係員さんから一枚の紙が手渡された。
美術館・工芸館利用者はスタンプを押してもらえば、無料で止められとのこと
先ずは手前の「石川県立美術館」に。
      

入り口は中二階に当たり、広々として気持ちが良い館内です。
エスカレーターで下りれば一階(企画展7~9室)
上れば二階(コレクション展示室1~6室)に行ける。
65歳以上は1000円を800円に、半券で国立工芸館は100円引きの400円です。
      

一階では12月5日まで、98件の展示品と3件の参考品が並ぶ企画展
うるはしきもの めでたきわざ -北陸の芸術院会員・人間国宝-
     

出品作品リストはこちら
三代德田八十吉、大樋年朗、大場松魚、前 史雄、氷見晃堂 ・・・
「寺井直次」の「極光二曲屏風 」1956年、国立工芸館蔵も素晴らしく
やはり一番は松田権六氏の最高傑作といわれる「蓬莱之棚」1944年、同館蔵
      パンフより

他に4件、「赤とんぼ蒔絵箱」(1969年、京都国立近代美術館蔵)、
「蒔絵竹に雀図二段卓」(1968年、個人蔵)、
そして粟津温泉出土した神代欅を「川北良造」氏の素地との合作二点、
「流水桜文蒔絵神代棗」1977年や「桜文神代欅棗 」1976年、東京国立博物館
本当に見ごたえがありました。

なんと権六氏の作業場の再現とビデオ上映が横の「国立工芸館MOMAT」で
なされており、ひたむきさが素晴らしい作品を生んでいたことに感動した。
必見ですね。

余りの見事さに休憩した場所には、
      

額縁絵のような紅葉が・・・

当然の大雨ですが、コレクション展にと二階へ上がる。
      


先ずは国宝・色絵雄「雉香合」野々村仁清、17世紀
   重文・色絵雌「雉香合」野々村仁清、17世紀
      
 
古美術石川の文化財-国宝・重文・県文・市文-
古九谷・青手樹木図平鉢、17世紀
      

第5・6展示室では「近現代工芸優品選Ⅰ、Ⅱ」
・漆芸では「平文光輪箱」人間国宝の大場松魚作、
     「沈金素彫猫文漆箱」板谷光治作
・染織では「友禅白地総菊文振袖「美の饗宴」」人間国宝の羽田登喜男作
     「友禅婦人室用衝立」中山修三作
・金工は「加賀象嵌孔雀香炉」高橋介州作、《加賀象嵌鴛鴦香炉・香合》
・木工は「桐造寄木象嵌之筥」人間国宝の氷見晃堂作
・人形では「木彫加彩人形「つつ井筒」」下口宗美作
・截金では「截金彩色合子「花守犬」」人間国宝の西出大三作等など。

なかなかの展示品の数々、ここでは氷見晃堂さんかな

雨が小雨になりました。
さあ国立工芸館へ向かいます。

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