カメラを片手に

奈良公園の鹿、遺伝子解析の結果は

睦月晦日の今朝は、霜で真っ白に。2.2℃迄冷え込んだ奈良、晴れ間もあり
最高気温は7.8℃だが、吹く風は冷たく寒中に相応しい寒さが厳しいですね。
      13時半、5.6℃、52%

さて今日のニュースで、国の天然記念物“春日の神のお使い”奈良公園の鹿
遺伝子が、紀伊半島各地に生息するニホンジカにはない、独自の遺伝子型を
福島大、山形大、奈良教育大の研究チームが見つけたと報道があった。

論文のタイトルは「歴史的な宗教保護地区がいにしえのニホンジカの遺伝子
系統を守ってきた可能性がある」。
研究は、紀伊半島の8地域30地点から集めた鹿294頭の血液などから遺伝子の
特徴を調べられた。
その結果、約1千~2千年前、特に1400年前の6世紀頃(古墳時代~飛鳥時代)に
半島にいた祖先の鹿の集団から奈良公園の鹿たちが分かれたと推定した。
さらに16世紀頃(室町時代~戦国時代)に半島東部の鹿集団から半島西部の鹿
集団が分かれたと結論付けている。
このことより紀伊半島全域で、人間の狩猟や開拓により野生のシカの群れが
消滅する中で、奈良公園のシカは、人間の保護により1000年以上も生き延び
たようです。
このことは春日大社の造営時期、奈良時代の神護景雲2年(768年)と重なる。
春日大社のよれば、春日の神様は、鹿に乗って常陸国(茨城県)からやって
こられたとされ、今も「神鹿(しんろく)」として観光客にも親しまれる奈良
公園の鹿、奈良時代から人間により大切に守られてきたことを科学的に裏付
けられたようですね。
      

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ギョリュウバイ・御柳梅
葉が中国原産のギョリュウに似て、ウメのような花を咲かせることからで、
ニュージーランドとオーストラリア原産のフトモモ科の常緑低木です。
      2016年法華寺にて

別名はスコパリウム、ティーツリー、レプトスペルマム、マヌカの木など、
特に「マヌカの木」は、ニュージーランドの先住民族マオリ族、1300年ほど
前からその優れた薬効に気付き、万能薬として用いており、「復活の木」と
いう意味の「マヌカ」と名付けている。
      
近年はこの花の蜜、つまり「マヌカハニー」が注目されている。
はちみつ特有の殺菌成分に加えて、「メチルグリオキサール」という独自の
殺菌成分が多く含まれており、ピロリ菌などを抑え、潰瘍など消化器系の
疾患や感染症の治療に高い効果を示すようだ。

花期が長く、赤色や白色のかわいらしい花を次々と咲かせ、花言葉は「蜜月」
      借用(マヌカの木)

奈良公園と鹿は蜜月状態ですね。
奈良公園にいつまでも芝が生えているのは、芝を鹿が食べてくれるから。
また鹿のウンチは、センチコガネなどが食べて・・・
蜜月の食物連鎖が続く。
      

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