カメラを片手に

京都市交響楽団第683回定期演奏会へ

今日は朝から小学校などの運動会なのに曇り空、ポツリと雨が落ちたが、
何とか午後3時過ぎまで天候が持ち、無事運動会は終了したようだ。
気温は12.9℃からなんとか21.3℃迄上がるも、やや肌寒い一日に。
      11時40分、20.2℃、67%

夕方から雨が降り出し、午後7時頃には本降りになっている。
この雨は明日の明け方には上がるようです。

今日午後2時21分に、京都市営地下鉄北山の駅に降り立った。
京都コンサートホールへ急ぐ通路から右側の京都府立植物園の園内を見れば、
コキアやサクラの葉が色づき始め、左側の京都府立陶板名画の庭も・・・
      

二階の大ホールに上がれば、開始を告げる鐘の音が・・・
      

二時半から「京都市交響楽団 第683回定期演奏会 」です。
入りはやや空席が目立ちます。
      
指揮は「太田 弦」現在仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者で、来年4月には
九州交響楽団首席指揮者に就任予定という新進気鋭の指揮者です。
 *小さな体を上手に体ぜんたいを使って京響をドライブされ、京響も負けず
  に応えておられた。どこまで伸びられるのでしょうか!
ピアノ独奏は「アレクサンドル・タロー」Alexandre Tharaud
フレンチ・ピアニズムの担い手として活躍されている。
      
プログラム
前半 ラヴェルの音ですね。
ラヴェル:スペイン狂詩曲 16分
     1.夜江の前奏曲 2.マラゲーニャ 3.ハバネラ 4.祭り
      ハバネラのリズムが京響の盟主により奏でられた。

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 23分
     1.アレグラメンテ 2.アダージョ・アッサイ 3.ブレスト
      *ジャズの要素をほのかな中にスペインの香りが散りばめられた
    アンコール①ノルベント・グランズベルグ:バダン・バダン
                        (エディット・ピアフ)
        パッションを感じさせ、色気のある音色が埋めつくす
         ②エリック・サティ:グノシエンヌ 第1番
        ゆったりと終曲を暗示させる
   アレクサンドル・タローさんのフレンチピアニズムで観衆を巻き込んで
   しまいましたね。
    ・・・・・休憩20分・・・・・
後半
武満徹 :波の盆  15分
   1.波の盆 2.美沙のテーマ 3.色あせた手紙 4.夜の影 5.ミサと公作 6.終曲
    テレビドラマの音楽が元、戦争とは何かを問いかけ、未来へむかう

尾高尚忠:交響曲 第1番 作品35 25分
   1.マエストーソ~アレグロ・アパッショナート 
   2.アダージョ・アッサイ・ソステヌート、モルト・エスプレッシヴォ
   2005年に第二楽章が見つかり、2006年9月にN響にて初演された作品
   雄大な風景が思い起こされ、体いっぱい使い指揮され、ほんの一瞬の
   止み間が何とも言えぬ感覚でした。

終わったのが4時45分と・・・ピアノの設置など演奏者の展開に時間がかかる
も、観客の高揚感も最高!!!気持ちの良い演奏会でしたね。

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