カメラを片手に

ヤブランとトンボ

今朝は秋の到来を感じさせる冷気に満たされたが、曇天で時折細かい雨も。
早朝は東の春日奥山は雲に覆われていたが、徐々に雲が上がり10時前からの
陽射しを浴びて、若草山の芝の緑が眩しいほどだ。
      11時、27.2℃、70%

歩きながら撮った一枚に「ヤブラン・藪蘭」と「トンボ」が写っていた。
      
      シオカラトンボかも???
      

うちの小庭にも「ヤブラン」がある。開花時期は7月から10月で、紫や白の
花をつける。暑さや寒さに強く丈夫で常緑なため、グランドカバーとして
古くから園芸に用いられている。 

名にランと付くが、ラン科ではなく「キジカクシ科」で、名の由来は藪に生え、 葉 の形が ラン に似ていることかとされるが・・・
中国語「欄」の如く、細長い先に花が身についている様子から、藪の中で
日が差しこみ難い場所に生えていることからとされる。 
なお中国植物名は「禾葉土麦冬・かようどばくとう」 と。

別名は 「サマームスカリ」や「リリオペ」があり、後者はギリシャ神話に
登場する泉のニンフの名前リリオペからと・・・
     

ヤブランは草陰などの薄暗い場所で隠れて群生し、長い葉っぱの間から花を
結ぶことから、ヤブランの花言葉は「謙虚」、「忍耐」、「隠された心」
  

秋から冬にかけてつける黒紫色の実も楽しめますね。    


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