今朝も12.3℃と暖かく、気圧配置から遅霜の心配は無く、明日から連休前半
までなんと「梅雨の走り」、ぐずついた天候の日々が続くようだ。
東の春日奥山も春霞かと思えば、PM2.5が「やや多い」と観測され、さらに
中国北部で発生した2022年最強クラスの「黄砂」、日本に飛来するらしい。
午後1時過ぎには25.6℃と夏日になり、こもったような暑さです。
10時半、22.1℃、49%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキンポウゲ科『オダマキ・苧環』
漢字の「苧環」は、機織りの際につかう苧環という糸玉に由来し、花弁を後ろ
向きに伸ばしていく特徴的な咲き姿が人気の多年草です。
開花期は春から秋まで、種類も豊富で花色や花びらもバリエーションに富む。
ヨーロッパ原産のアクイレギア・ブルガリスを西洋オダマキとして園芸店では
流通する。また日本原産の高山性「ミヤマオダマキ」もよく見られる。
「オダマキ」の花言葉は『勝利の誓い 』
さて昨日は結婚記念日なのですが、大忙しだった。
大阪まで午前11時予約の歯科を受診し、帰りにケーキを買い家の戻った。
ブログを書きながら簡単に二人分の夕食を作り、夕方前に京都に出かけた。
京都高島屋グランドホールでの「第77回 春の院展」約120点を鑑賞し、北山
京都コンサートホールでの「京都市交響楽団第666回定期演奏会」と大忙し。
午後10時過ぎに戻り、ワインとケーキでサファイア婚だねと言いながら・・
万歩計は15000歩以上にも、こんな一日でした。
元職場の紹介で大阪にある歯科でインプラントをしており、定期的に検診を
受けている。だがこのコロナ禍で行きそびれ、一年ぶり4月12日に行けば、
衛生士さんに歯石の除去と、虫歯の有無や歯周ポケットの検査を受ければ、
やはり歯周ポケットが一部深くなっていた。
今日はその治療とマウスピースや噛み合わせの調整等のため出かけた。
近鉄奈良線の新生駒トンネル(3,494m) を抜けると、大阪平野にむけ最急勾配
35.7‰で一気に下っていけば、大阪平野とビル群、中でも一番高いビルが。
あべのハルカス👆300m 梅田
近鉄「あべのハルカス」で、上ったことはないが地下2階から地上60階建の
「日本一の高いビル」です。工事中の2012年8月に地上300mに到達し、
三菱地所の「横浜ランドマークタワー」高さ296mを抜き日本一に。
なおハルカスの全面開業は2014年3月で、展望台へは数時間待ちもあった。
そのハルカスも9年8カ月で日本一の旗印を下ろす日がきた。
4月21日「森ビル」が東京都港区の虎ノ門と麻布台地区で進める再開発事業、
A街区で建設中の超高層ビル64回建ての上棟式で、高さ330メートルに達し、
開業は来年の予定という。
だが日本一の称号も、4年ほどのことになるらしい。
というのも横浜で抜かれた「三菱地所」がJR東京駅北側の常盤橋再開発で
『TOKYO TORCH』プロジェクトとして高さ約390mのタワーの建設を計画、
完成する27年度にはこのビルが日本一の高さとなります。
これ以上の高さを建てられる企業体は、今後出てこないかもしれない。
午後7時からのコンサート、久しぶりに京都コンサートホールの大ホールへ、
京都市交響楽団の第666回定期演奏会だった。
HPより
指揮者は初来日、新進気鋭のポーランド人指揮者「ミハウ・ネステロヴィチ」
HPより
プログラム:キラール:弦楽オーケストラのためのオラヴァ
*作曲家キラールはウクライナ・リビウの出身でした。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
独奏:郷古 廉(ヴァイオリン)
・・・20分休憩・・・
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
最初の曲、キラール「弦楽オーケストラのためのオラヴァ」、初めて聞く曲
短いパッセージを繰り返し、それが変化をつけ繋がって行く。
緊迫した終盤、なんと奏者が”ヘイ”と叫んで終わった。
なかなか弦は良く鳴っており、指揮者の意図するように繋がる。
面白い最後、少し気恥しいように聞こえたのは我だけか。
メンコンは聞きなれた曲ですが、京響と競い合うかのような「郷古 廉」さん
のストラドもよく鳴り響き、若々しい良い響きでした。
アンコールは、無伴奏曲???、興奮を鎮めるような丁寧な演奏でした。
最後はブラ1、今年度の初回最後を飾るにふさわしいなかなかの名演奏。
が終わればちょうど9時、9時5分の電車を逃せば、結婚記念日を祝えないと
つい席を立ってしまったのが不運!!!、電車には間に合ったが・・・
最初の曲「弦楽オーケストラのためのオラヴァ」の作曲者はウクライナ・
リビウの出身と知っておれば・・・この終わり方は素晴らしいですね。
SNSによればもう一曲、ロシアによるウクライナ侵攻に寄せての演奏で、
コンサートマスター「泉原」さんのこの言葉
「マエストロと京響は、ウクライナの犠牲者にこの曲を捧げます」
ウクライナの作曲家ミロスラフ・スコリクの「万感の音楽」が・・・
この思い、全世界の人々の願いとなってほしいものです。
オダマキの花言葉は「勝利の誓い」でしたが・・・
戦争というものは、どちらにも勝者はいないのに。