カメラを片手に

仏像写真家・永野太造さんとは

今朝は2.6℃と冷えむも、春の日差しで気温はもっと上がったかと思えば・・・  最高気温は10.5℃止まり、寒の戻りも今日までで明日からはまた春の陽気に。
今朝は奈良へ車中からの佐保川、桜並木はまだ蕾だが、一本の紅梅の彩り、
      9時半

JR奈良線の高架から眺める若草山です。
      

JR奈良駅は観光客は少ない
      

三条通も人の流れは少ない。御蓋山が正面にピラミダラスに見える
      

歴史文化連続講座「奈良へ」の冬の二回目「仏像写真と永野太造(たぞう)」に
中央公民館へ伺えば5Fの眺望は、ビルの間から興福寺五重塔と御蓋山が覗く
      

「永野太造」さんは、奈良六大寺大観「西大寺」、大和古寺大観「不退寺」
「浄瑠璃寺」の仏像写真や、淡交社刊行の「古寺巡礼シリーズ」(昭和54年)
の掲載写真などは、永野太造氏の撮影によるものだが、一冊になった本は
発刊されておらず、やっと日の目をみられた。
講師は昨年6月24日~9月27日に半蔵門ミュージアム大和路の仏に出会う-
奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真」を主催されたお二人(服部敦子
      

帝塚山大客員研究員、西山厚半蔵門ミュージアム館長・帝塚山大客員教授 )
の先生方、歴史から消えかけた永野太造に光を与えられた服部敦子氏曰く、
西山先生とは学生実習で奈良博に講義を受け、移られた帝塚山大学で再会、
さらに永野氏に光を与えた半蔵門ミュージアムでの展覧会と縁で結ばれたと。

有名な仏像写真を多数提示して頂いたが、黒い背景の小川晴暘さんと比較さ
れ、同じ仏像でもカメラの位置(やや上)と構図(大腿部より上)で、全く違った
雰囲気に唖然とした。()内は永野太造さんの特徴とされる。

「奈良大和路仏像ポスター」の常連写真家は「入江泰吉」さんですが、
最新作は100作目になり、永野氏の東大寺の大仏(毘盧遮那仏)さんです。
この写真も永野太造さんの特徴となる、斜め上から見下ろすアングルからで
仏師の目線を意識されたもので、大仏殿天井に上る階段から撮られたようだ
      

写真はフィクションとの西山先生の言葉が、仏像写真の多様性を示すのか。

なおブログ記事「観仏日々帖」2017.8.20に丁寧に書かれております。
          *了解を得ておりませんので、お探しください。

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