カメラを片手に

ネジバナを求めて

昨日は30.5℃迄上がったが、当然の夕立には驚きました。
早朝は雲の隙間から朝日が差し込んでいたが、あっという間に雲に包まれた。
      7時半、21.7℃、83%

南の空だけ、青空が覗いていたが・・・
      7時半

西から雨雲が接近しているそうで、遅くとも夕方には雨になる。
その前にネムノキ探しの散歩の予定が、配管の水漏れが見つかり業者待ちに。

晴れた昨日の散歩の主目的は「ネジバナ・捩花」が咲く定点観測場へだったが
明るい草地はきれいに刈られて、これからのようだ。
少し歩けば、団地の際で伸びた草に負けないと茎をもたげて群生して咲く。
捩花の翩翻梅雨の中休み』 高澤良一

遊歩道沿いに、ぽつんと咲く「ネジバナ」に遭遇。
捩花のまことねぢれてゐたるかな』 草間時彦

ラン科ネジバナ属の多年草、学名のSpiranthes sinensis var. amoenaは、
ギリシャ語の 「speira(螺旋)+anthos(花)」 花穂が螺旋状にねじれる、
sinensis 「中国の」、「amoena」愛すべきとか人に好かれるの意 。

古名は「モジズリ」で別名は「ネジリバナ」「ヨジリンボウ」・・・
また螺旋から「ヒダリマキ・左巻き」という別名もあるが右巻きの株も。

古今集 巻13  1205 河原左大臣が詠む
『みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れむと思ふ 我ならなくに』    
      

 1つの花は独特な形で5mm弱で、花色は明るいピンクが一般的だが白色も。
実は花弁の5枚がピンクで、唇弁が白いのです。
捩花は糸の如くに咲きのぼる』 脇田裕司 
 

雄蕊雌蕊を撮ろうと努力するも・・・
10日ほどで枯れ、タネを散らすと株は一時休眠して、その後、芽を出します。


鉢植えをするのだが、私の腕では、咲かすのは難しい。

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