「日長きこと至る(きわまる)」という「夏至」の朝、 東の春日奥山は雲がかか
り、午前5時前の日の出は見られなかったが、小一時間ほどで北北東の方角か
ら陽が射してきた。ここからまた南側へ移り始め、日が短くなるのですね。
これから夏本番、その前に梅雨末期の大雨、ほどほどに願いたい!。
最低気温は21.8℃でこれからジメジメしてきそうな雰囲気、天候は下り坂で、
午前8時過ぎには雲が空全体を覆い、夕方には雨が降り出し明日は雨という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/05/0e959bc1ba15a1b28a67c9f486b67f60.jpg)
1993年のこの日、自民党を離党した武村正義ら10人が「新党さきがけ」結成
もう30年前のこと。
さきがけの「政治理念」は五項目、その中の5項目目を揚げる。
"私たちは、新しい時代に臨んで、自立と責任を時代精神に捉え、社会的公正
が貫かれた質の高い実のある国家、「質実国家」を目指す。”と
なお質実国家の語は昭和元年、昭和天皇「跋祚後朝見式の勅語」の一説に
「夫レ浮華ヲ斥ケ質実ヲ尚ヒ・・・」
それ浮華を斥け質実を尚び・・・
”浮華”とは、うわべは華やかで、実質の乏しいこと。また、そのさま。
だが2002年には解党され、日本新党から後の民主党政権へ引き継がれる。
さきがけの結党は非自民政権誕生に至る政界再編の引き金を引いたのですが、
バブル崩壊後30年を過ぎても、なかなか政治の世界も”浮華”のように?。
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小庭で「ハンゲショウ・半夏生・半化粧」の葉が白くなり、清楚でおとなしく
凛とたつ、細長い総状花序が印象的ですね。
ドクダミ科の多年性落葉草本植物で、名の由来は諸説あるが・・・
①七十二候の1つの「半夏生」、太陽の黄経が100°になる日(今年は7月2日)頃
に白い葉をつけるためとする
②葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする
葉葉が白くなる原因は、葉緑体が葉緑素を作らなくなるからですが、
実はハンゲショウは虫媒花の一種で、花の近くの葉を目立たせて受粉を担う
虫を呼ぶためだといわれていわれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/10/c9bb6558ece2dbd83e74bb53d2056cec.jpg)
ドクダミと同じく、実は花びらがなくて中心の雌蕊と周りの6本の雄蕊だけ。
花言葉は「内気」と「内に秘めた情熱」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/22/4794a42ebbc26e777a10b27c73e988a5.jpg)
うわべだけで説得力のない言葉の繰り返しではなく、内に秘めた情熱を感じら
れる政治家、現れてほしいものですね。