3日連続となる25度を切る朝が続くも、日中の厳しい残暑で35.6℃の猛暑日に
なりました。夕方になれば、吹く風に季節の移り変わりが漂い始めている。
14時、33.0℃、49%
それにしても台風5号、秋田・山形は梅雨末期の水害からの復旧もまだなのに
、東北に直接上陸する危険なコース、大事に至らないように願いたいもの。
さて富山旅、連れ合いを車で富山県水墨美術館まで送りれば、ホテルへ直接
戻らず、いたち川沿いの「石倉町の延命地蔵の水」を頂きに訪れました。
泉橋の左岸には「石倉町延命地蔵尊」と脇に石倉町の延命地蔵の水が流れ、
右岸に泉町延命地蔵と「お地蔵さんの霊水」があり、どちらも途切れることが
ないように人が採水に訪れていました。
タンクは20Lが一つしかないので、以前の記憶では石倉町の方がすっきりと
したように感じたことを思い出しました。
石倉延命地蔵にお参り、防犯カメラが設置されています。
僅かですがお布施を。
立山から地下を流れる間に濾過され、ミネラルをたっぷり含んだ自然水が、
三つの龍口から常にこんこんと湧き出て、採水させていただきました。
一口頂けば、冷たくてまろやかでした。
もう一つに泉町延命地蔵さまにもお参りを
お地蔵さんの『霊水』は鯉口から湧き出している。
戻ろうとすれば、橋の袂に「源氏鶏太の文学碑」、一本の電柱からと・・・
実は鶏太は三等重役などのサラリーマン小説という新境地で直木賞をとるも、
ここ富山市泉町の生まれとのこと。
この文学碑は、終戦前の8月2日朝の空襲で焼け野原となった富山、鶏太の家の
前の一本の電柱だけが焼け残りる。今では実家跡も道路になったが、この電柱
だけは今のそのまま、何代目かと思うが、富山を訪れるたびに必ず訪れ、子供
の頃を思い出し感慨にふけると、書かれていた。
富山生れとは知らず、何冊か文庫本を読み、屋根裏部屋に眠っていると思う。
青春時代は文字を求めジャンルを問わず、読み耽っていた名残・・・。
終活をしなくてはいけませんが、捨てられずにまた読むかもしれない。